ふろさんの相談

カテゴリ:効果

セカンドオピニオン

現在16歳の子供が7年ほど矯正をしております。

上顎7番の歯が左右虫歯になっている状態なので、抜歯をし、8番をいかすとのこと。

下顎は左右8番を抜歯するとのこと。(大学病院にて)

上顎7番が虫歯とはいえ、治療をしていかすことはできないのでしょうか。
このまま7番を抜歯した後、将来8番を抜歯する状況になる可能性はないのでしょうか。

読ませて頂きました。

問題は歯の価値です。七番目の歯は第二大臼歯です。この歯が治療してもそれほど良くならないか?あるいは治療後の歯の寿命が短い可能性がある場合、まだ萌出していませんが八番目の第三大臼歯を使用するというのはありうる選択肢です。

歯科治療は治療しても完治と言うことは実際にはありません。治療した歯は治療していない歯に比べて価値がなくなります。それは歯につめる材料が歯と同じ材質ではなく必ず将来だめになり、また治療すると言う事になるからです。長い年月の間に何度も治療をしなおせば歯の寿命は減っていきます。歯科治療は厳密に言うと完治しないのです。

そこで傷ついた第二大臼歯よりも無傷の第三大臼歯があればこれを使用すると言う事です。ただし第三大臼歯は形態などが様々でレントゲン上では完全に評価できないリスクはあります。
ご相談頂きありがとうございます。

お子様の7番目の歯を残していかすことができるか
また8番目の歯をどうするかということですが、
今の7番目の虫歯の大きさの把握が第一優先になります。
一般的には6番目の歯の次に咬むために必要な歯になりますので残せれば、ふろさんの仰る通り1番だと思います。

しかし、長期的なことを考えて
7番目の虫歯の予後が悪い場合は抜歯して8番目の歯をいかすのは第二選択としてはありだと思います。
これは但し8番目の歯が健康でしっかり咬める形態であることが条件となります。

また8番目の歯が将来どうなるかについてですが矯正でしっかり並べることができれば、その後お子様がしっかりメンテナンスをしていくかにかかっていると思います。

再度状態をしっかり把握してより良い選択ができると
いいですね。

ご参考にして頂ければ幸いです。

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