ヤマさんさんの相談
カテゴリ:抜歯について
初めまして。
職場の歯科検診で歯列不正【叢生】を指摘されて矯正を検討中で、歯医者選びをしているヤマと申します。
現在3つの歯科に相談に行ったのですが、治療方針がバラバラで悩んでいます。
1、日本矯正歯科学会認定医の資格を持つ近所の一般歯科
抜歯矯正、上下左右の四番を抜歯。資料取りなし。トータル70万円ぐらい。
2、日本矯正歯学会専門医の資格を持つ遠い矯正歯科
非抜歯矯正、拡大装置の利用で非抜歯でできる。口腔内写真のみ撮影。トータル100万円ぐらい。
3、日本矯正歯科学会認定医の資格を持つ比較的近い矯正歯科
抜歯矯正、右下5番が乳歯で永久歯が存在しない、根も浅いので抜歯、それ以外は4番を抜歯。口腔内写真とパノラマX線写真撮影。トータル80万円ぐらい。
三者三様の治療方針でどこにお願いするのか悩んでいます。判断基準等あれば教えて下さい。
- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- ( 神奈川県 横浜市鶴見区 )
- 2016-05-09 14:48:00
ヤマ 様
読ませて頂きました。
1,3の歯科医院の診断は同じです。1は右下の五番目(第二小臼歯)が先天欠如している事を見逃しています。1,3は抜歯症例とし2は非抜歯だという点で分類すると1,3は同じ意見です。
2件は抜くと言い、1件は抜かないという。この際ですが日本矯正歯科学会の認定医はどちらでもよいです。ほとんどの矯正歯科医が持っている資格でして差別化できません。持っているのが当たり前です。
抜歯する理由が何か?という事になります。ヤマ様の口の中がどれほど歯の排列に場所を必要としているか?です。わずかであれば非抜歯、そうでなければ抜歯。横顔はどうでしょうか?鼻と口もとの関係は?抜かなければ口もとは突出します。抜けば口もとは後方に下がります。さらに治療後の安定性は抜いた方が一般的によいです。歯列の拡大が後戻りしやすいと言うのが一般論です。
私は実際には拝見していませんが第二小臼歯の先天欠如がある以上は抜歯症例だと思います。抜歯しないなら先天欠如している部分はどうするのでしょうか?それを2案の先生に聞かれるのがよいかと思います。総合的には3でしょうか?
これはあくまでもこれだけの情報でお答えしました。とい矯正歯科医に巡り会うことは幸せを選択するのと同じです。うまくいく事を祈っています。
読ませて頂きました。
1,3の歯科医院の診断は同じです。1は右下の五番目(第二小臼歯)が先天欠如している事を見逃しています。1,3は抜歯症例とし2は非抜歯だという点で分類すると1,3は同じ意見です。
2件は抜くと言い、1件は抜かないという。この際ですが日本矯正歯科学会の認定医はどちらでもよいです。ほとんどの矯正歯科医が持っている資格でして差別化できません。持っているのが当たり前です。
抜歯する理由が何か?という事になります。ヤマ様の口の中がどれほど歯の排列に場所を必要としているか?です。わずかであれば非抜歯、そうでなければ抜歯。横顔はどうでしょうか?鼻と口もとの関係は?抜かなければ口もとは突出します。抜けば口もとは後方に下がります。さらに治療後の安定性は抜いた方が一般的によいです。歯列の拡大が後戻りしやすいと言うのが一般論です。
私は実際には拝見していませんが第二小臼歯の先天欠如がある以上は抜歯症例だと思います。抜歯しないなら先天欠如している部分はどうするのでしょうか?それを2案の先生に聞かれるのがよいかと思います。総合的には3でしょうか?
これはあくまでもこれだけの情報でお答えしました。とい矯正歯科医に巡り会うことは幸せを選択するのと同じです。うまくいく事を祈っています。
- ヤマさん(30歳 男性 会社員 )
- 2016年05月09日18時46分
さっそくの回答ありがとうございます。
学会認定医は最低限の資格なんですね、歯科検診の先生からは1つの目安として提示されたのですが。
2番の学会専門医の先生は、抜歯するぐらいなら矯正しないほうが良いという考えみたいで、右下5番の欠損は矯正後、乳歯が抜けたら一般歯科でインプラント等の補綴をすれば良いとの説明でした。
また先生おすすめの3番の先生は昔ながらの結紮を要するブラケットを使用しています。1番と2番の先生はデーモンシステムを使用するみたいですが、ブラケットの種類により仕上がりに差は生じるのでしょうか?
学会認定医は最低限の資格なんですね、歯科検診の先生からは1つの目安として提示されたのですが。
2番の学会専門医の先生は、抜歯するぐらいなら矯正しないほうが良いという考えみたいで、右下5番の欠損は矯正後、乳歯が抜けたら一般歯科でインプラント等の補綴をすれば良いとの説明でした。
また先生おすすめの3番の先生は昔ながらの結紮を要するブラケットを使用しています。1番と2番の先生はデーモンシステムを使用するみたいですが、ブラケットの種類により仕上がりに差は生じるのでしょうか?
- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- ( 神奈川県 横浜市鶴見区 )
- 2016年05月09日19時44分
私も結紮しています。一歯ずつ結紮しています。
結紮に勝る物はありません。
歯に加えられる力はどの結紮法を使用しても同じでなければなりません。歯の健康を害してしまいます。デーモンでもなんでも同じです。摩擦抵抗がなければ早く歯が動くという事はありません。歯に加えられる矯正力は装置による差はありません。例えば摩擦抵抗がなければ力が大きくなるだけのことです。これでは歯の健康にとってよくありません。
私が結紮線にこだわるのは結紮の強さや結紮の結び方などに工夫ができるからです。作用も変わってきます。矯正治療は職人に近いところがあります。丁寧なこだわった治療をするのなら結紮線を使用すべきです。おそらく三番目の先生の仕上がりはきれいなはずです。簡単な物に流されないのには理由があります。結紮しない方が簡単です。でもね違うんですよ。こだわりがあるんです。職人魂があるんです。
私個人としては、三番目の先生をお勧めします。まったく古くないです。さらに付け加えると三番目の先生だけが第二小臼歯の先天欠如に対応しています。インプラントは一生持つものでしょうか?いつかだめになる事はありませんか?一番目の先生は第二小臼歯の先天欠如を見逃しています。トータルで考えても三番目の先生は正しいです。
いかがでしょうか?私の受けた感想を記載しました。参考になれば幸いです。治療の結果よい結果を得られる事を祈っています。