シオゾウさんの相談

カテゴリ：装置・治療法

矯正の治療方法の選択。エナメル質を削るか抜歯するか。

4月より中学生になる娘について。
あごが小さく、右下3番は欠損歯(レントゲン上でもないことは確認済み)。右上2番目がやや傾いているので矯正開始、下左右6番に金具をはめて針金で引っぱっています。
次の段階でスペースを確保するため�‐總�3-4本のエナメル質にやすりをかける��3本くらい抜歯��上奥歯に金具を付け上下に輪ゴムをひっかけて引っ張るという3つの提案がありました。当初より抜歯には抵抗があったので、�，���かなと思い、それぞれのデメリットを確認しました。現状では上下のかみ合わせが本来の形なので、��はそれを崩してしまうとのこと、�，離┘淵瓮觴舛�薄くなることに対しては、通常以上に虫歯予防が大事とのことでした。こう考えると�△發△蠅�なと思いますが、全身への影響も考えると、そう簡単に受け入れることもできず悩んでおります。
�，両豺隋�隙間を確保するためにどの程度(割合)削るのかを確認したいと思いますが、では何割くらいなら大丈夫といえるのか(もちろん個人の歯の状態で一概には言えないと思いますが)も助言いただければと思います。
なお、今後第3大臼歯が生えてくる時期(高校生)まで定期チェックが必要であること、萌芽後は抜歯を勧められております。

シオゾウ　様

デスキングと呼ばれている方法です。歯を抜くほどではないが歯を並べる隙間が不足しているような場合に行います。歯の表面にエナメル質という層があります。エナメル質は骨よりも硬く、知覚がありません。そのために削っても痛みもしみたりもしません。1本の歯の前後で少しづつ削る事によって場所を作る事ができます。何割削れるかと言う事は断言できませんがミクロンの単位です。ミリではありません。ほんのわずかです。１ミリは1000ミクロンです。それだけの量です。心配は要りません。

歯を抜くよりはらくだと思います。良い結果を得られる事を祈っています。
シオゾウさん。はじめまして。銀座矯正歯科の深沢です。
御相談内容を拝見致しました。お子様の事で大変ご心配かと思います。
歯を削ってスペースを作る治療方法は矯正治療ではよく行います。
それを行ったからといって虫歯が多発する等はございませんが、適切な処置でなければいけません。削る量は神経のないエナメル質部分に限定されますし、一部位につき約0.3ミリ位が妥当でしょう。
また、削除後削った部位の表層を徹底的に磨き、フッ素またはレジンなどでコーティングする必要がございます。
いろいろご不安かと思いますが、ご参考になさってください。

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