Henriさんの相談
カテゴリ:成人矯正
私は開咬を患わっていて今治ってきている状態です
1回装置は外しましたが、まだ舌癖がとれず少し間が空いてきたので取り外し可能な矯正で治しています
そこで質問なんですが、この開咬は唇突出や下顎が出ていることに関係ありますか?
またこれらは矯正でなおりますか?
- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- ( 神奈川県 横浜市鶴見区 )
- 2016-02-23 10:06:00
Henri 様
開咬は矯正の不正咬合の種類、例えば上顎前突、下顎前突などの種類分けした中でもっとも難しい症例です。
治療後の安定性に問題があります。後戻りしやすい歯並びになります。
Henri様が記載されているとおり、唇の突出は舌の突出の間違いではありませんか?また下顎前突の傾向があると言う事すべてが関わってきます。下顎の形や位置などの骨格性の問題、特に口腔周囲筋、口輪筋や頬筋、舌筋などのバランス、発語や咀嚼、嚥下などの動作も強く関わってきます。これが開咬の治療の難しい所です。色々な原因が絡み合っています。
私どもの医院では担当を決めて筋機能訓練を行っています。正しい嚥下の仕方(飲みこみ方)などをトレーニングしています。開咬のあいている隙間に舌が出てきているようでは後戻りしてしまいます。筋機能の不正が関わってできている開咬の場合は特に訓練が必要になります。舌の位置や運動が正常にならない限り再発の危険性はあります。しかし、これを正常にするのは大変です。そこで再発の多い不正咬合になります。
Henri様も嚥下したときに前歯に舌が触れないようにする努力をしたり、安静にしているときの舌の位置に注意を払う必要があります。難しいですが努力してみてください。
開咬は矯正の不正咬合の種類、例えば上顎前突、下顎前突などの種類分けした中でもっとも難しい症例です。
治療後の安定性に問題があります。後戻りしやすい歯並びになります。
Henri様が記載されているとおり、唇の突出は舌の突出の間違いではありませんか?また下顎前突の傾向があると言う事すべてが関わってきます。下顎の形や位置などの骨格性の問題、特に口腔周囲筋、口輪筋や頬筋、舌筋などのバランス、発語や咀嚼、嚥下などの動作も強く関わってきます。これが開咬の治療の難しい所です。色々な原因が絡み合っています。
私どもの医院では担当を決めて筋機能訓練を行っています。正しい嚥下の仕方(飲みこみ方)などをトレーニングしています。開咬のあいている隙間に舌が出てきているようでは後戻りしてしまいます。筋機能の不正が関わってできている開咬の場合は特に訓練が必要になります。舌の位置や運動が正常にならない限り再発の危険性はあります。しかし、これを正常にするのは大変です。そこで再発の多い不正咬合になります。
Henri様も嚥下したときに前歯に舌が触れないようにする努力をしたり、安静にしているときの舌の位置に注意を払う必要があります。難しいですが努力してみてください。