ハーフリンガルさんの相談
カテゴリ:抜歯について
私や身内も問題視しており、ご相談させてください。
約二年前から、矯正に通い始め、抜歯してからもうすぐ二年経ちますが、歯の両側一本ずつ分の隙間が埋まっていません。
症状は、出っ歯で、上顎前突。
難易度は難しそうでしたが、相談の段階では、裏側矯正は二年、保定期間二年で完了するとのご説明でした。
医院長は、日本舌側矯正歯科学会顧問で、認定医だそうですが..。
治療は、上顎だけ引っ込める方針で、上の両側四番目の歯を抜歯し、インプラントを装着して早く歯が進むようにしてもらっていました。
ハーフリンガルなので、下は表に器具が付いていて、今は放置状態です。
そして、最近になり、先生方から噛み合わせが深い、噛み締め癖があるのではと指摘されました。
ただ、私の方としては、食べるとき以外は、歯を食いしばったりしないように意識しています。
例えば、寝ているときなどの無意識な状態に歯と歯が合わさっていたとしても、こんなに治療が進まないのであれば絶望的なのかなとも思います。
これからも、歯と歯が合わないように意識していれば、動くのでしょうか?
二年も歯が動いていないのは、この治療に可能性が無いからではないでしょうか?
歯の隙間を埋めるには手術もありえますか?
一体、どうするのが治療が進むのでしょうか。。。
よろしくお願いします。
- さわだ矯正歯科クリニック
- ( 京都府 長岡京市 )
- 2016-02-08 19:03:00
歯を抜いた後、スペースが閉じないということですが、全く動かないことはありえません。前歯が動かないなら奥歯が前に寄りますし。
スペースが閉じにくい場合は、コルチコトミーをしてスピードアップを図ることができます。スピード矯正研究会のホームページをご参考にしてください。
スペースが閉じにくい場合は、コルチコトミーをしてスピードアップを図ることができます。スピード矯正研究会のホームページをご参考にしてください。
- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- ( 神奈川県 横浜市鶴見区 )
- 2016-02-09 11:36:00
ハーフリンガル 様
お悩みですね。
抜いた場所が閉じていないという事は上顎前突は治っていないと言う事でしょうか?
不正咬合は水平方向の異常と垂直方向の異常にわけてお考えください。上顎前突の場合ですが前歯が出ているとというのは水平方向の異常です。かみ合わせが深いというのが垂直方向の異常と言う事になります。実は垂直方向の不正の方が治療は難しいです。
歯が動かないのはその垂直方向の不正と歯のかみ合わせであると文面から判断できます。他にも歯が動かない原因はあります。
担当医からなるべくかみ合わないように努力してほしいという指導があったという事を考えると、おそらく小臼歯を含む臼歯のかみ合わせが歯車のようにしっかりとした方ではないか?と思われます。こういた方はかみ合わせが強いために歯が中々動いてくれません。歯の移動がかみ合わせのためにしづらくなります。
矯正治療はなぜ歯が動くのか?という事を記載させていただきます。下顎安静位というのをご存じでしょうか?担当医の方が指摘したのはこの事だと推察できます。下顎、下の顎は噛むのにも力必要ですが、口を開けるのにも力が必要です。筋肉が活動するとお考えください。筋肉がほとんど働いていない位置、それが下顎安静位になります。この位置では歯はかみ合っていません。少しあいた状態です。眠っている時とか、ぼーっとしている時に口が緩んでいるような状態です。人は一日の内の大部分はこういった位置で過ごしています。従って歯を動かす時に障害がありません。これは人によって開いている量の大きい人もいれば少ない人もいます。個人差があります。
ハーフリンガル様の場合は垂直的にかみ合わせが深い事、さらに小臼歯を含む歯が歯車のように良く噛んでいるのではないでしょうか?下顎安静位でも反対側の歯が邪魔になっているのかもしれません。
担当している先生も2年も動かない事を認識しているはずです。かわらなければ次の事を考えなければなりません。方法はあります。
文面が長くなりすみませんでした。よい結果になる事を祈っています。
お悩みですね。
抜いた場所が閉じていないという事は上顎前突は治っていないと言う事でしょうか?
不正咬合は水平方向の異常と垂直方向の異常にわけてお考えください。上顎前突の場合ですが前歯が出ているとというのは水平方向の異常です。かみ合わせが深いというのが垂直方向の異常と言う事になります。実は垂直方向の不正の方が治療は難しいです。
歯が動かないのはその垂直方向の不正と歯のかみ合わせであると文面から判断できます。他にも歯が動かない原因はあります。
担当医からなるべくかみ合わないように努力してほしいという指導があったという事を考えると、おそらく小臼歯を含む臼歯のかみ合わせが歯車のようにしっかりとした方ではないか?と思われます。こういた方はかみ合わせが強いために歯が中々動いてくれません。歯の移動がかみ合わせのためにしづらくなります。
矯正治療はなぜ歯が動くのか?という事を記載させていただきます。下顎安静位というのをご存じでしょうか?担当医の方が指摘したのはこの事だと推察できます。下顎、下の顎は噛むのにも力必要ですが、口を開けるのにも力が必要です。筋肉が活動するとお考えください。筋肉がほとんど働いていない位置、それが下顎安静位になります。この位置では歯はかみ合っていません。少しあいた状態です。眠っている時とか、ぼーっとしている時に口が緩んでいるような状態です。人は一日の内の大部分はこういった位置で過ごしています。従って歯を動かす時に障害がありません。これは人によって開いている量の大きい人もいれば少ない人もいます。個人差があります。
ハーフリンガル様の場合は垂直的にかみ合わせが深い事、さらに小臼歯を含む歯が歯車のように良く噛んでいるのではないでしょうか?下顎安静位でも反対側の歯が邪魔になっているのかもしれません。
担当している先生も2年も動かない事を認識しているはずです。かわらなければ次の事を考えなければなりません。方法はあります。
文面が長くなりすみませんでした。よい結果になる事を祈っています。
- 銀座矯正歯科
- ( 東京都 中央区 )
- 2016-02-09 13:03:00
はじめましてハーフリンガルさん。
銀座矯正歯科の深沢と申します。
ご相談内容拝見致しました。
この内容だけでは残念ですがなぜ治らないかがわかりません。
本来上顎前突で上顎の歯を2本抜いてインプラントを併用しているという事ですから、当然2年もたっていれば口元の改善は少しでもみられるはずです。
たとえ噛みしめが強かったとしても改善方向に向かってなければ
おかしいのです。
もし異常な噛みしめがあるというのであれば、それは治療前に
わかっていたはずです。
異常な噛みしめがあり噛み合わせが深いのであれば、治療としてはハーフリンガルではなく上下裏側矯正が適応症と考えられます。
ただ最初の診断時点でそうは診断していないのですから腑に落ちないですね。
インプラントを装着したから歯が早く動くと書いてありますが
インプラントを装着してからといって歯が早く動くという事はありません。
インプラントを使って動かすことにより一回に動かせる歯の数が増えるから期間的に早まるのです。
ですからインプラントを打ったから歯が早く動くというわけでは
ありません。
またインプラントを打つことにより噛み合わせが深い事は改善方向に向かうはずです。
何か大きな問題がない限りはふつうにスペースは閉じるはずですから。
もし骨との癒着、骨代謝疾患なり何らかの病気がない限りは歯は動くはずです。
私の意見としてはセカンドオピニオンを
受けることをおすすめします。
ご参考になれば幸いです。
銀座矯正歯科の深沢と申します。
ご相談内容拝見致しました。
この内容だけでは残念ですがなぜ治らないかがわかりません。
本来上顎前突で上顎の歯を2本抜いてインプラントを併用しているという事ですから、当然2年もたっていれば口元の改善は少しでもみられるはずです。
たとえ噛みしめが強かったとしても改善方向に向かってなければ
おかしいのです。
もし異常な噛みしめがあるというのであれば、それは治療前に
わかっていたはずです。
異常な噛みしめがあり噛み合わせが深いのであれば、治療としてはハーフリンガルではなく上下裏側矯正が適応症と考えられます。
ただ最初の診断時点でそうは診断していないのですから腑に落ちないですね。
インプラントを装着したから歯が早く動くと書いてありますが
インプラントを装着してからといって歯が早く動くという事はありません。
インプラントを使って動かすことにより一回に動かせる歯の数が増えるから期間的に早まるのです。
ですからインプラントを打ったから歯が早く動くというわけでは
ありません。
またインプラントを打つことにより噛み合わせが深い事は改善方向に向かうはずです。
何か大きな問題がない限りはふつうにスペースは閉じるはずですから。
もし骨との癒着、骨代謝疾患なり何らかの病気がない限りは歯は動くはずです。
私の意見としてはセカンドオピニオンを
受けることをおすすめします。
ご参考になれば幸いです。
- 医療法人梅田リンガル 大阪オルソ
- ( 大阪府 大阪市北区 )
- 2016-02-09 17:33:00
ハーフリンガルさんはじめまして、こんにちは、梅田リンガルの谷木と申します。さっそくですが、上の抜歯スペースがなかなか閉じないということですね。
まず考えられるのが、咬み合わせが深く、下の前歯に上の前歯が当たって隙間が閉じない場合です。この場合には下の歯にマウスピースを入れたり、奥歯の咬む面にプラスチックのようなものをつけたりして(奥歯が歯茎の中に埋まっていかないようにインプラントから奥歯が伸びる方向に力をかけるとベター)、前歯の当たりを小さくしてあげる方法などがあります。
もう一つ考えられるのが、どこかの歯が骨と癒着しているか、根っこが吸収して歯根膜が損傷している場合があります。この場合はいくら歯に力をかけても歯は動きません。2年間隙間が閉じないということですので、この辺りも精査が必要だと思われます。
矯正治療は100パーセントうまくいかないこともあります。その際にはしっかりとした説明が必要だと思います。担当の先生となぜ治療期間が伸びているか、またその問題に対して今後どのような対処をしていただけるのかお話しすることをお勧めします。
まず考えられるのが、咬み合わせが深く、下の前歯に上の前歯が当たって隙間が閉じない場合です。この場合には下の歯にマウスピースを入れたり、奥歯の咬む面にプラスチックのようなものをつけたりして(奥歯が歯茎の中に埋まっていかないようにインプラントから奥歯が伸びる方向に力をかけるとベター)、前歯の当たりを小さくしてあげる方法などがあります。
もう一つ考えられるのが、どこかの歯が骨と癒着しているか、根っこが吸収して歯根膜が損傷している場合があります。この場合はいくら歯に力をかけても歯は動きません。2年間隙間が閉じないということですので、この辺りも精査が必要だと思われます。
矯正治療は100パーセントうまくいかないこともあります。その際にはしっかりとした説明が必要だと思います。担当の先生となぜ治療期間が伸びているか、またその問題に対して今後どのような対処をしていただけるのかお話しすることをお勧めします。