あかりさんの相談
カテゴリ:治療の開始時期
永久歯欠損と乱食い歯
7歳の娘の歯について
母親である自分自身中学生から4本歯を抜いて矯正しました。できれば抜歯しないで済む方がいいのかなと考えています。
①上の歯 永久歯欠損
②下の歯の乱食い歯
①乳歯は1番2番が癒合歯でした。生え変わりが遅いため学校の歯科検診の勧めで歯科受診しレントゲン撮影して2番目の永久歯がないことがわかりました。現在は様子を見るしかないとのことでした。知識がないので矯正しか思い浮かびませんでしたが、歯を動かしてすべて解決するものではなく、一時的に差し歯にしたり、大きくなったらインプラントにすることもあると言われました。様子を見ながらケースバイケースとは思いますが、どのような方法が可能なのか、メリットデメリット、現在できることがあるのか教えて頂ければと思います。
②両親ともに歯並びが悪く、娘も永久歯は下2本生えてきましたが、隣の乳歯と重なっています。
私のように抜歯しないで、マウスピースであごを広げるとかできることがあれば考えたいのですが、どのような方法がありますか?
また矯正だけでない場合、矯正歯科でいいのか、それぞれの治療専門の歯科にかかったほうがいいのか、総合的に見て頂くのがいいのか、アドバイス頂けたらとおもいます。
-
- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- ( 神奈川県 横浜市鶴見区 )
- 2016-02-02 10:40:00
あかり 様
側切歯が先天欠如の場合はやはり他に3歯抜いて治療する事が多いです。歯の数は左右でそろえないと非対称と言う事になります。またインプラントを入れるという事も今は選択肢の一つですがインプラントは一生もつか?という問題になります。
3つ考えられると思います。
1)欠如している側切歯に合わせて他に3歯を抜く。この3歯は小臼歯と言う事になります。お母様が経験された矯正治療と同じです。
2)欠如している側切歯の場所を確保しておいてそこに将来インプラントを入れる。この場合は歯を抜きません。
3)欠損している側切歯の場所はインプラント、他の歯を4歯(小臼歯)抜いて矯正治療する。
それぞれの方法に欠点があります。1)の利点はすべて自分の歯であると言う事です。人工物は必ず寿命が来ます。何年かおきに作り治しになります。しかしこの1)案にも欠点があります。それは側切歯の代わりに三番目の歯である犬歯を使用すると言う事です。犬歯と側切歯は形態が違います。側切歯のかわりにその場所に犬歯が来るというのが審美的に違和感を感じるような場合は将来その側切歯の形態をかえるためにかぶせ物(俗に言う差し歯)しなければならなくなる事もあります。これは犬歯の歯冠部の形と大きさによります。またご本人が気にするか?という事もあります。
2)案ですが、歯を抜かないで広げるというものです。これは下の歯にでこぼこがある現状難しいと思います。顎を広げる事は可能です。ではどうしてお母様のように4歯抜いたのでしょうか?それは広げられる量には限界があるからです。その量はわずかです。矯正の歴史について記載します。矯正治療ははじめ歯を抜かずに行っていました。ところが治療後に後戻りが来てしまい何を治療したかわからない状態になります。実際、私も目にしたことがあります。そこで歯を抜く事になったのです。歯を広げてもベースになっている骨は広がりません。そして、もう一つ大きな問題があります。横顔です。口もとが大きくなってしまい、鼻が低く見えます。口が大きくなってしまいます。どんな装置を使用してもこれは同じです。マウスピースとブラケットでは能力に差があります。マウスピースはただ装着しているだけです。能力もそれに見合ったものです。
3)これは1)案と似ています。犬歯の形態修正をして反対側の側切歯と同じ形、大きさにするために犬歯を削ってかぶせるならインプラントを入れてしまうという事です。この場合は小臼歯を4歯抜きます
この場合はインプラントの寿命が関わってきます。
どれをしても利点、欠点があります。私は1)案が一般的だと思います。最後の質問ですが矯正歯科の専門医院がよいです。矯正歯科の専門医院はそれぞれの専門的に知識のある先生を知っている事が多いです。矯正歯科から紹介してもらえます。
長くて読みにくい文章になりすみませんでした。お母様が矯正治療の経験がおありだというのは今でも珍しいことです。お役に立てれば幸いです。
側切歯が先天欠如の場合はやはり他に3歯抜いて治療する事が多いです。歯の数は左右でそろえないと非対称と言う事になります。またインプラントを入れるという事も今は選択肢の一つですがインプラントは一生もつか?という問題になります。
3つ考えられると思います。
1)欠如している側切歯に合わせて他に3歯を抜く。この3歯は小臼歯と言う事になります。お母様が経験された矯正治療と同じです。
2)欠如している側切歯の場所を確保しておいてそこに将来インプラントを入れる。この場合は歯を抜きません。
3)欠損している側切歯の場所はインプラント、他の歯を4歯(小臼歯)抜いて矯正治療する。
それぞれの方法に欠点があります。1)の利点はすべて自分の歯であると言う事です。人工物は必ず寿命が来ます。何年かおきに作り治しになります。しかしこの1)案にも欠点があります。それは側切歯の代わりに三番目の歯である犬歯を使用すると言う事です。犬歯と側切歯は形態が違います。側切歯のかわりにその場所に犬歯が来るというのが審美的に違和感を感じるような場合は将来その側切歯の形態をかえるためにかぶせ物(俗に言う差し歯)しなければならなくなる事もあります。これは犬歯の歯冠部の形と大きさによります。またご本人が気にするか?という事もあります。
2)案ですが、歯を抜かないで広げるというものです。これは下の歯にでこぼこがある現状難しいと思います。顎を広げる事は可能です。ではどうしてお母様のように4歯抜いたのでしょうか?それは広げられる量には限界があるからです。その量はわずかです。矯正の歴史について記載します。矯正治療ははじめ歯を抜かずに行っていました。ところが治療後に後戻りが来てしまい何を治療したかわからない状態になります。実際、私も目にしたことがあります。そこで歯を抜く事になったのです。歯を広げてもベースになっている骨は広がりません。そして、もう一つ大きな問題があります。横顔です。口もとが大きくなってしまい、鼻が低く見えます。口が大きくなってしまいます。どんな装置を使用してもこれは同じです。マウスピースとブラケットでは能力に差があります。マウスピースはただ装着しているだけです。能力もそれに見合ったものです。
3)これは1)案と似ています。犬歯の形態修正をして反対側の側切歯と同じ形、大きさにするために犬歯を削ってかぶせるならインプラントを入れてしまうという事です。この場合は小臼歯を4歯抜きます
この場合はインプラントの寿命が関わってきます。
どれをしても利点、欠点があります。私は1)案が一般的だと思います。最後の質問ですが矯正歯科の専門医院がよいです。矯正歯科の専門医院はそれぞれの専門的に知識のある先生を知っている事が多いです。矯正歯科から紹介してもらえます。
長くて読みにくい文章になりすみませんでした。お母様が矯正治療の経験がおありだというのは今でも珍しいことです。お役に立てれば幸いです。
-
- 銀座矯正歯科
- ( 東京都 中央区 )
- 2016-02-02 20:03:00
はじめましてあかりさん。銀座矯正歯科の深沢と申します。
ご相談内容拝見致しました。
これだけのお話しですと今の状況で何かすることがあるかどうか残念ながらわかりません。
私もあかりさんと同じ年頃の娘がいますが、私の娘も歯が一本ありません。
ただ今のお子さん達は10人に1人は歯数の異常があります。特に珍しいことではありませんので心配されないで下さい。
私の娘は9歳で下の前歯が一本ありませんが、今特に予定してるものはありません。
将来的にも下の前歯が一本なくても特に問題ないと思っておりますし、差し歯やインプラントを打とうとは考えておりません。
なぜなら人工の物は必ずやり直しがありますし、インプラントは一生もつ物ではないですから。メンテナンスも必要になりますしね。
一番理想なのは天然の歯で噛み合せをつけることです。
必要があれば抜歯しますし、必要なければ抜歯しません。
矯正医もむやみに抜くわけではありませんので矯正専門医にみてもらってください。
ただ矯正の専門医も色々な考え方があります。
2、3軒は回ってあかりさんの考え方に合った、納得できる治療をしてくださる医院に行かれてください。
同じ年頃の娘をもつ親として心配になるお気持ちはよくわかりますよ。
ご参考になれば幸いです。
ご相談内容拝見致しました。
これだけのお話しですと今の状況で何かすることがあるかどうか残念ながらわかりません。
私もあかりさんと同じ年頃の娘がいますが、私の娘も歯が一本ありません。
ただ今のお子さん達は10人に1人は歯数の異常があります。特に珍しいことではありませんので心配されないで下さい。
私の娘は9歳で下の前歯が一本ありませんが、今特に予定してるものはありません。
将来的にも下の前歯が一本なくても特に問題ないと思っておりますし、差し歯やインプラントを打とうとは考えておりません。
なぜなら人工の物は必ずやり直しがありますし、インプラントは一生もつ物ではないですから。メンテナンスも必要になりますしね。
一番理想なのは天然の歯で噛み合せをつけることです。
必要があれば抜歯しますし、必要なければ抜歯しません。
矯正医もむやみに抜くわけではありませんので矯正専門医にみてもらってください。
ただ矯正の専門医も色々な考え方があります。
2、3軒は回ってあかりさんの考え方に合った、納得できる治療をしてくださる医院に行かれてください。
同じ年頃の娘をもつ親として心配になるお気持ちはよくわかりますよ。
ご参考になれば幸いです。