つきつきさんの相談

カテゴリ：装置・治療法

矯正用のインプラントスクリューを植立するにはCT撮影が必要ですか?

中学生の娘のことで相談します。
複数の矯正専門歯科に相談に行った結果、矯正用のインプラントスクリューを使って、矯正を始めようと思っています。
しかしインプラントスクリュー植立のために、CTを撮影する医院としない医院があります。

CTはX線よりも被ばく量がかなり多いので本当は撮影したくないですが、歯の根っこと根っこの狭いところに植立する必要があるらしく、失敗して歯根を傷つけたり、神経が麻痺することがあっては大変なので悩んでいます。

矯正用インプラントスクリューを植立する時、CTの撮影は絶対必要ですか?
よろしくお願いします。

絶対に必要ということはありませんが、撮影できるなら撮影したほうが良いと思います。理由はつきつきさんもご承知のように偶発事故のリスクを減らすことです。

なお、歯科用ＣＴの放射線量はそれほど多いわけではありません。
日本人の自然放射線量は年間1.5mSv（マイクロシーベルト）です。
これに対して歯科のパノラマレントゲン写真は0.03mSv、歯科用ＣＴは0.1mSvの放射線量です（医科のＣＴは撮影部位により5〜30mSv）。

もちろん、人工放射線は極力さける必要がありますがより安全性を高めることになりますから可能ならば撮影したほうが無難だと思います。

参考までに東京〜ニューヨーク間を飛行機で往復した場合、高度により宇宙線が増加するため0.19mSvの被ばく線量になります。
そう考えると歯科用ＣＴは東京からニューヨークに飛行機で移動した場合（片道）とほぼ同じ被ばく線量になりますから過度に心配する必要もないように私は思います。
  • つきつき(45歳 女性 主婦 ）
  • 2016年01月09日09時24分
能村先生　福井先生　山口先生

矯正用のインプラントを使用するならCTを撮影した方がよい。その利益の方が放射線の被曝量を上回る。というのが一致したご意見ですね。ありがとうございます。

複数の矯正歯科で精密検査を受け、その結果を比較して、治療をお願いする医院を決める予定です。
そうなるとそれぞれでX線を撮影することになりますが、アナログの医院もあるので、合計すると被曝量が大変多くなってしまいます。

CTを撮影しない医院では、患者が途中で痛みや違和感を感じたら入れ直すと簡単に仰っていました。それを聞いて、何度も入れ直すことに問題ないのなら、CTを撮影するという医院で治療を受けることになってもCTを希望しないでおこうかと思っていました。
しかし先生方のご回答を拝見して、CTを撮影しないでインプラントを打ち込むのはやはり相当なリスクがあることなのかと感じています。

�．ぅ鵐廛薀鵐箸鯊任祖召校�点で、既に歯根や神経に被害を受けていますか?
�⊇藁�の先生方でも、CTなしにインプラントを打つことは難しいことですか?
��CTを撮影する意味は、インプラント埋入時の危険性を減らす(位置の確認)ためだけですか?
��CTはいつの時点で撮影しますか?　というのはCTをとることで骨の状態がわかり、インプラントを打てないと判断されることがあるなら、治療方針が変わってきてしまうので、精密検査時に撮影していただく必要があるように思ったものですから…。

お手数ですがご回答よろしくお願いします。





�／牲个鯊蚕�するまで術者が気付かないとはちょっと考え難いですが、歯根にインプラント体が接触したなら程度の差こそあれ歯根は損傷します。ただ、修復もするので接触したことによって歯に大きな悪影響を与える可能性は低いと思います
�■達垰１討呂△�まで偶発症のリスクを減少させるものとお考えください。熟練していようがいなかろうがリスクは0ではありませんが、そもそも矯正のインプラント植立はそれほどリスクの高い処置ではありません。ＣＴ撮影しなければ非常にリスクが大きいのではなく、元々リスクは低いですが、そのリスクをさらに小さくする目的で撮影します。
��歯槽骨形態などの情報も同時に得られます。場合によっては治療方針に影響を与えることもないわけではありません。
�ぅぅ鵐廛薀鵐箸鮨⇔�できない、という判断を下すために撮影するのではなく、どこにインプラントを植立するかを判断するために撮影します。インプラントを植立できるか否かはＣＴ撮影前に判断が付いていると思います。
つきつき　様

インプラントを埋入するのではあればCTを撮影する事をお勧めします。確実だと思います。それについてはつきつき様が記載されている通りだと思います。被曝線量は確かに多くなりますが、それが健康被害を起こすほどではありません。

ただ一つ気になるのはつきつき様が相談に行かれた医院すべてで矯正用インプラントが必要だという判断だったのでしょうか？インプラントは必要ないという医院はありませんでしたか？他の装置で同じような治療ができるものがあればそちらを選ぶという方法もあります。
つきつきさん、ご相談拝見いたしました。
矯正用インプラントを使用する際に、CT撮影は必ず必要とは思われませんが、より正確な位置にと考えれば、CT撮影が必要になってくると思います。この場合のCTがデンタルCTであれば、被ばく量は通常のレントゲン撮影と比べそれほど多いとは思われません。
CT撮影を勧められた先生に確認してみてはいかがでしょうか？
通常の歯科医院での撮影であれば、デンタルCTであると思われます。
こんにちは。ご相談拝見致しました。
矯正用のインプラントを歯と歯の間に埋入する際、CTをとる事で詳細にその部分の状況と、間隔をつかむ事はできますが、必ずしも必要ではありません。
また、一般にインプラントが歯の根にあたってもその部分は自然に治るとされていますし、歯と歯の間で神経が麻痺という事もありません。
大学病院等でもCT撮影はあまりしないと思います。
あとは、中学生という事で、一般的には矯正用のインプラントを埋入するには少し若いので骨が軟らかいので安定しにくい可能性があります。

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