ひろろんさんの相談
カテゴリ:その他
初めまして。現在、24歳で20歳の時にオープンバイトで矯正をしました。そのさい歯は親知らず歯科抜いておらず、出っ歯ではないのですが美容的に満足のいく仕上がりではありませんでした。
再矯正をしてくて、お願いをしたら上下の前歯4本に、歯根吸収が見られるのでしないほうが良いと言われました。
だけど、やっぱり綺麗にしたいです。
歯根吸収があっても矯正できますか?
- 銀座矯正歯科
- ( 東京都 中央区 )
- 2015-12-21 16:57:00
はじめましてひろろんさん。
銀座矯正歯科の歯科医の深沢と申します。
ご相談内容拝見致しました。
歯根吸収があっても矯正はできますが、矯正をすることにより
歯根吸収がより進む可能性が高いです。
ですから相談した先生は様子をみた方がいいと言われたのだと思います。
それでも矯正治療をご希望でしたら方法としては時間をかけて歯をゆっくり動かし、歯根を定期的に観察しながら治療を行い、歯根吸収が進むようなら治療をそこで中止していただくか
もしくは外科を併用して矯正をする方法があります。
例をあげれば歯槽骨骨切術、コルチコトミーなどが考えられます。
そのあたりの話も矯正の先生に伺ってみてください。
ご参考になれば幸いです。
銀座矯正歯科の歯科医の深沢と申します。
ご相談内容拝見致しました。
歯根吸収があっても矯正はできますが、矯正をすることにより
歯根吸収がより進む可能性が高いです。
ですから相談した先生は様子をみた方がいいと言われたのだと思います。
それでも矯正治療をご希望でしたら方法としては時間をかけて歯をゆっくり動かし、歯根を定期的に観察しながら治療を行い、歯根吸収が進むようなら治療をそこで中止していただくか
もしくは外科を併用して矯正をする方法があります。
例をあげれば歯槽骨骨切術、コルチコトミーなどが考えられます。
そのあたりの話も矯正の先生に伺ってみてください。
ご参考になれば幸いです。
- 医療法人 スワン会 ゲートタワースワン歯科・矯正歯科(旧 ステーションスワン歯科・矯正歯科)
- ( 愛知県 名古屋市中村区 )
- 2015-12-21 18:17:00
ひろろんさん、こんにちは。
ご相談頂きありがとうございます。
以前に矯正治療を受けられてから4年経過しているのですね。
歯根吸収の状態についてはCTを撮影しなければ正確には分からないかと思います。
上下の前歯をどのくらい動かしたいか、動かす必要があるかによっては、再度矯正をすることが難しいかもしれませんが、
根がどのくらい吸収されているかを含め、一度CTを撮影して確認することをお勧め致します。
特に今回のひろろんさんのケースのような、再矯正をするにあたり根が短くなっているような場合には、事前にCTにて骨の薄さ等を確認してから矯正治療を検討されると安心です。
一度おかかりの歯科医院でご相談されてみてはいかがでしょうか。
ご相談頂きありがとうございます。
以前に矯正治療を受けられてから4年経過しているのですね。
歯根吸収の状態についてはCTを撮影しなければ正確には分からないかと思います。
上下の前歯をどのくらい動かしたいか、動かす必要があるかによっては、再度矯正をすることが難しいかもしれませんが、
根がどのくらい吸収されているかを含め、一度CTを撮影して確認することをお勧め致します。
特に今回のひろろんさんのケースのような、再矯正をするにあたり根が短くなっているような場合には、事前にCTにて骨の薄さ等を確認してから矯正治療を検討されると安心です。
一度おかかりの歯科医院でご相談されてみてはいかがでしょうか。
- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- ( 神奈川県 横浜市鶴見区 )
- 2015-12-22 10:20:00
ひろろ 様
矯正の最大の欠点は歯根吸収です。矯正治療の結果起きる場合もありますが、もともと歯の形態が悪く起きる事の方が多いと最近は感じています。オープンバイト(開咬)の方には元々歯根が短く吸収されている方が多いと言うのは経験ですがこれも事実です。ただし統計的なエビデンスがあるかどうかはわかりません。開咬は出現率がもっとも少ない不正咬合だから統計的な調査は難しいです。開咬は前歯を使用していないのでそのために萎縮してしまい、それが歯根吸収になると言う話もあります。歯周組織も噛んでいる方が丈夫なのは事実です。
さて本題ですが、歯根吸収の量によります。歯の根尖部が吸収されているなら大丈夫です。歯冠(頭の部分)と歯根の比率がどれほどかにもよります。なぜかと言いますと、歯根尖に吸収が起きていて上の部分の直径の太い歯根が残っていればそれ以上あまり歯根吸収が進行する事は考えにくいからです。細くて脆弱な歯根は吸収されて、歯冠に近い部分は太いのでそれ以上あまり進まないのではと考えるのです。
私も以前、患者様で2度目の矯正治療をアイ矯正で小臼歯を抜歯して治療した事があります。その時にはゆっくりと時間をかけて弱い力を加える事によってさらなる歯根吸収を避けることができたました。ただし、患者様には時々レントゲン写真を撮影し吸収進行が見られたら途中でも治療をやめる事の許可は頂いていました。
もう一つ案があります。最初は歯を抜かずに治療されていたのですね。今回は小臼歯を抜いての治療だと推察します。この際、もっとも歯根吸収のひどい前歯を小臼歯の代わりに抜歯するという提案もできます。もっとも価値のない歯を抜くのは矯正治療の原則です。
色々記載させていただきました。どちらにしても症状によります。参考にして頂けたら幸いです。
矯正の最大の欠点は歯根吸収です。矯正治療の結果起きる場合もありますが、もともと歯の形態が悪く起きる事の方が多いと最近は感じています。オープンバイト(開咬)の方には元々歯根が短く吸収されている方が多いと言うのは経験ですがこれも事実です。ただし統計的なエビデンスがあるかどうかはわかりません。開咬は出現率がもっとも少ない不正咬合だから統計的な調査は難しいです。開咬は前歯を使用していないのでそのために萎縮してしまい、それが歯根吸収になると言う話もあります。歯周組織も噛んでいる方が丈夫なのは事実です。
さて本題ですが、歯根吸収の量によります。歯の根尖部が吸収されているなら大丈夫です。歯冠(頭の部分)と歯根の比率がどれほどかにもよります。なぜかと言いますと、歯根尖に吸収が起きていて上の部分の直径の太い歯根が残っていればそれ以上あまり歯根吸収が進行する事は考えにくいからです。細くて脆弱な歯根は吸収されて、歯冠に近い部分は太いのでそれ以上あまり進まないのではと考えるのです。
私も以前、患者様で2度目の矯正治療をアイ矯正で小臼歯を抜歯して治療した事があります。その時にはゆっくりと時間をかけて弱い力を加える事によってさらなる歯根吸収を避けることができたました。ただし、患者様には時々レントゲン写真を撮影し吸収進行が見られたら途中でも治療をやめる事の許可は頂いていました。
もう一つ案があります。最初は歯を抜かずに治療されていたのですね。今回は小臼歯を抜いての治療だと推察します。この際、もっとも歯根吸収のひどい前歯を小臼歯の代わりに抜歯するという提案もできます。もっとも価値のない歯を抜くのは矯正治療の原則です。
色々記載させていただきました。どちらにしても症状によります。参考にして頂けたら幸いです。