tomさんの相談

カテゴリ:抜歯について

矯正器具使用直後の抜歯

7歳男子の矯正治療で相談させてください。
顎が小さく歯が前後にずれていたため、1ヶ月前から口内を広げるため上下器具を使用した治療をはじめました。1週間程前から上顎の器具が、はまらくなり昨日、歯科医師に見てもらったところ、上顎の内側に歯が生えてきたたため、はまりづらくなったとのことで、外側に生えている永久歯を抜いて新しく生えてきた歯を前に出すようにすると説明を受けました。
抜歯することを本人大変嫌がっており、私も小さい子供の永久歯を抜くのはリスクが高いと思っています。この診断が適切で最善なのか、作成した器具を使用するために強引な診断をしてないか、とても不安です。レントゲンを撮って診断した時に、こうなることを予測できなかったのか、矯正器具を使いはじめて1ヶ月もたたないうちに使えなくなるのも納得できません。
昨日は妻が話を聞いたので、あらためて私が説明を聞きにいくつもりです。
そこで、ご意見アドバイスちょうだいいただきたく
よろしくお願いいたします。

tom 様

ご心配ですね。行かれているのは矯正の専門医院でしょうか?

私も7歳のお子様の永久歯を抜歯した経験はほとんどありません。その歯は本当に永久歯でしょうか?大変失礼ですが聞き違いと言うことはありませんか?

永久歯を抜いて治療するのは通常永久歯だけの歯列に変わった時です。以前は連続抜去法と言う方法があり、たとえば将来でこぼこが確実に予想される場合、イメージとして前から三番目の歯(犬歯)が八重歯などになる場合です。こういった時は四番目の第一小臼歯を抜いて、その抜いた場所に八重歯になりそうな犬歯を誘導してくるという治療法もありました。しかしこれは現在はあまりされていません。やはり小さなうちに永久歯を抜歯するのは本人に対する精神的なダメージとさらに永久歯を抜歯するという決定的な事へのリスクがあります。こういった場合は第二大臼歯を除くすべての歯がはえそろってからで充分に治療は間に合うのでそのリスクを背負う必要がありません。

永久歯を7歳で抜歯すると言うのは特別な理由が必要です。もう一度担当医の先生に確認していただくか、セカンドオピニオンで他の医院へ相談へ行ってください。抜いた歯は戻ってきません。重要な決断になります。
  • tom(46歳 男性 会社員 )
  • 2015年12月16日22時19分
早々ご回答いただき、ありがとうございます。
前歯は5歳の時、ちょっとした事故で全て抜けてしまいまいた。と、思い込んでいるだけかもしれませんので、よく確認いたします。できれば抜歯したくありませんが、必要なら乳歯であればそれほど心配いらないでしょうか?来月はじめには抜歯したいとのことです。
7歳で永久歯を抜く判断は早いと思います。乳歯の場合でもグラグラして抜けかけの歯ならわかりますがしっかりした乳歯は理由がない限りはまず抜かないです。よく話し合われてください。
皆さん、顎が小さいと言われますが、小さくないことも多いです。頭部のレントゲン規格写真を撮影し平均値と比較しますと必ずしも顎は小さくありません。たいていパノラマレントゲン写真においても歯の根っこの部分は等間隔に並んでいます。歯と顎の大きさの問題ではなく。歯の位置がズレているだけであれば拡げる治療で治療できます。
方針として、歯並びを拡げる治療ならば抜かない治療になるはずです。お話では拡げる治療と抜く治療となっており矛盾しています。
  • tom(46歳 男性 会社員 )
  • 2015年12月17日07時22分
ご回答いただきありがとうございます。
現在、作成した口内拡げる上顎の器具が、内側に生えてきた歯が原因で装置できない状態です。レントゲンを撮っての診断から1ヶ月半しか経っていないのですが、内側から生えてくる歯を予測するのは難しかったでしょうか?
また、この状況から抜歯以外の治療はどんな方法が考えられますか?器具は作り直しになりますか?
返信遅くなり申し訳ありません。
装置作成後に永久歯が内側に生えた場合、装置を調整すれば使用できるようになるかと思われます。もし、むずかしく一か月で作り直しであれば費用は頂かずに作り直すこともまれにはおこります。
tomさんこんばんは、早速ですがご質問にお答えさせていただきます。
矯正治療中のお子さんが永久歯を抜くことになりご不安ということですね。
混合歯列期(乳歯と永久歯が混在している時期)の矯正歯科治療方法の中には連続抜去法といい、乳犬歯(前から数えて3番目の乳歯)、第一乳臼歯(4番目の乳歯)、第一小臼歯(4番目の永久歯)を順番に抜歯することにより、顎に入りきらない永久歯を並べていく方法があります。いま現在通院中の医院様ではこの方法を考えているのではないかと思われます。ただやはり永久歯の抜歯は小さいお子さんにとって怖いことでもありますし、親御さんもご不安になられると思います。近いうちに担当の先生にお話を聞きに行かれるということですのでしっかりと説明をしてもらえるとは思いますが、それでもやはり抜歯に抵抗があるという場合には他院のセカンドオピニオンを聞いていただくのもよいかと思います。矯正歯科治療は一つの治療法だけではなく、先生や症例により様々な治療方法が考えられることがございます。お子さんにとってベストな治療法が見つかることを願っています。
  • tom(46歳 男性 会社員 )
  • 2015年12月16日22時45分
ご回答いただきありがとうございます。
いくら治療とはいえ、よっぽどの理由がないかぎりすぐに抜歯はないと思っています。ぶしつけな質問で大変もうしわけありませんが先生は、矯正治療でやむを得ず小さい子どもの歯を抜いた経験ありますか?
tomさん、回答が遅くなり申し訳ございません。
小さい子供の歯を抜いたことがあるかというご質問ですが、私は経験がございません。連続抜去法は教科書的には有名な方法ですが、実際に行っている先生は少ないのではないかと思います。すでに担当の先生から説明を受けた後かもしれませんが、納得がいくまでご質問をされるといいかと思います。

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