ららさんの相談
カテゴリ:装置・治療法
再度治療を開始する場合
私は以前精密検査までしてもらい結局4本抜歯にふみきれずに治療をしませんでした。
その際は指導医の先生に、上が出っ歯で 下も受け口みたいな状態で上下がでてるから出っ歯には見えないけど結局口が前に出てる状態といわれました。
横顔は特に口が前にでていてブスになります。
癖付けでだいぶ直しましたが、口を閉じているのは意識が必要です。
歯並びは上の前歯2本が若干押し出されて前に、
下も押し出されて前歯6本がガチャガチャした状態。
個人の希望としては、歯並びをよくして口を引っ込めたいです。
ただし、自分は歌の活動をしているので歌えないという状況がでると大変困ります。抜歯によって発音ができないなどが心配です。
また、人相が悪いほうに変わったりするのも心配です。
このような状況の場合、治療法としては何を検討するのがいいのでしょうか。
マウスピースの治療で改善できれば一番なのですが・・
また、精密検査をしたのが定かではないですが、6年くらい前だと思うのですが、再度治療ということだとまたいちから精密検査が必要ですか?その際のレントゲンや石膏?のものはまだ所持しています。
- 青山アール矯正歯科
- ( 東京都 港区 )
- 2015-10-30 17:36:46
おそらく上下の歯列が前方に位置している上下顎前突症だと考えられます。
マウスピース矯正は歯を抜かなくても、上の歯を後ろに動かしたり、歯列の形を変化させることで前歯を後ろに下げたり、歯の側面を削ってサイズを小さくすることで口を引っ込めることができる場合がありますが、下の歯の前歯も叢生(ガタガタ)が著しいようですので、上記の方法だけではスペースの確保および口元の改善が難しいのではないかと予想されます。以前他医院で診断されましたように上下小臼歯4本抜歯になる可能性が高いかもしれません。
口元を引っ込めたい、唇が自然に閉じられるようになりたいというのが希望であれば、小臼歯4本抜歯することをお勧めします。
小臼歯4本抜歯が必要だからといってマウスピース矯正が不可能というわけではありません。私のクリニックでは実際にマウスピースのみを使用して小臼歯4本抜歯ケースを治療した実績があります。
しかし、非常に難易度が高い治療法になりますので、どのような症例でもマウスピースのみで治療が完了したわけではありません。
治療途中に一部の歯にワイヤーとブラケットを補助的に装着してマウスピース矯正と並行して進めていく場合もありますし、場合によってはマウスピース矯正治療後にブラケットとワイヤーを全顎的に装着して治療する場合もあります。それは初診時の叢生の状況(ガタガタ度合い)、患者様の指示通りマウスピースの装着できるかどうかによっても変化しますので、必ずマウスピースのみでの治療完了を保証できるものではありません。しかし、マウスピースとワイヤーの併用治療はお口全体にワイヤーを使用する従来の矯正治療と比べても見た目や快適性に優れていますのでメリットはあります。
いずれにしろ難易度が高い矯正治療になりますので、マウスピース矯正治療経験が豊富で実際にそのようなケースを治療した実績のある専門医を受診されることをお勧めします。
もしそのような矯正医院がお近くにない場合は、最初から全体的にワイヤーを装着する従来の矯正法で治療された方が安心かもしれません。
発音に関してはどのような矯正治療を選択されたとしても、装置の厚みや違和感によって、しゃべりにくくなるリスクは存在しますが、慣れてもらうことで解消できることが多いです。
実際に当医院で歌手や音楽家で問題なくマウスピース矯正治療を終えた方が何人もいらっしゃいます。
人相に関しては初診時の時点で口元の突出感がないケースで抜歯治療を行い口元が下がり過ぎてしまい老け顔になることがありますが、初診時の段階で口元の突出感が存在する場合は口元が改善することによって人相の悪い方への変化することはありません。
6年前の資料だとお口の中の状況も変化しておりますので再検査されることをお勧めしますが、参考資料として使用することもありますので、前回の資料を持って矯正相談に行かれた方がいいと思います。
マウスピース矯正は歯を抜かなくても、上の歯を後ろに動かしたり、歯列の形を変化させることで前歯を後ろに下げたり、歯の側面を削ってサイズを小さくすることで口を引っ込めることができる場合がありますが、下の歯の前歯も叢生(ガタガタ)が著しいようですので、上記の方法だけではスペースの確保および口元の改善が難しいのではないかと予想されます。以前他医院で診断されましたように上下小臼歯4本抜歯になる可能性が高いかもしれません。
口元を引っ込めたい、唇が自然に閉じられるようになりたいというのが希望であれば、小臼歯4本抜歯することをお勧めします。
小臼歯4本抜歯が必要だからといってマウスピース矯正が不可能というわけではありません。私のクリニックでは実際にマウスピースのみを使用して小臼歯4本抜歯ケースを治療した実績があります。
しかし、非常に難易度が高い治療法になりますので、どのような症例でもマウスピースのみで治療が完了したわけではありません。
治療途中に一部の歯にワイヤーとブラケットを補助的に装着してマウスピース矯正と並行して進めていく場合もありますし、場合によってはマウスピース矯正治療後にブラケットとワイヤーを全顎的に装着して治療する場合もあります。それは初診時の叢生の状況(ガタガタ度合い)、患者様の指示通りマウスピースの装着できるかどうかによっても変化しますので、必ずマウスピースのみでの治療完了を保証できるものではありません。しかし、マウスピースとワイヤーの併用治療はお口全体にワイヤーを使用する従来の矯正治療と比べても見た目や快適性に優れていますのでメリットはあります。
いずれにしろ難易度が高い矯正治療になりますので、マウスピース矯正治療経験が豊富で実際にそのようなケースを治療した実績のある専門医を受診されることをお勧めします。
もしそのような矯正医院がお近くにない場合は、最初から全体的にワイヤーを装着する従来の矯正法で治療された方が安心かもしれません。
発音に関してはどのような矯正治療を選択されたとしても、装置の厚みや違和感によって、しゃべりにくくなるリスクは存在しますが、慣れてもらうことで解消できることが多いです。
実際に当医院で歌手や音楽家で問題なくマウスピース矯正治療を終えた方が何人もいらっしゃいます。
人相に関しては初診時の時点で口元の突出感がないケースで抜歯治療を行い口元が下がり過ぎてしまい老け顔になることがありますが、初診時の段階で口元の突出感が存在する場合は口元が改善することによって人相の悪い方への変化することはありません。
6年前の資料だとお口の中の状況も変化しておりますので再検査されることをお勧めしますが、参考資料として使用することもありますので、前回の資料を持って矯正相談に行かれた方がいいと思います。