かおるさんの相談
カテゴリ:その他
下顎の非抜歯矯正希望。
私は小さい頃から下顎の前歯がガタガタしており、現在23歳になるまで矯正はしてきませんでした。
最近綺麗な歯並びになりたいと思うようになりました。
しかし、抜歯はしたくありません。
できることなら自分の歯は残しておきたいのです。
抜歯せずに矯正できる限度はどのくらいでしょうか?
- さわだ矯正歯科クリニック
- ( 京都府 長岡京市 )
- 2015-08-10 15:15:00
ガタガタの下の前歯を抜かずに矯正治療するには、アンカースクリューによる上下の大臼歯の遠心移動を行なう新しい矯正治療法を行なう必要があります。そうすれば、スペース不足が10mm以上あるような従来の抜歯ケースも歯を抜かずに治療可能です。従来は5mmを越えるスペース不足は永久歯の抜歯が常識でした。現在でもほとんどの矯正歯科医では抜歯とされます。当院では、第三大臼歯(親知らず)を抜くことはあっても、スペース不足が10mm程度であればほとんど抜くことはなくなりました。
抜かずに治療するためには、大原則として下顎犬歯の配列の幅を変えないように治療しなくては安定しません。それができるのはアンカースクリューによる臼歯の遠心移動が必須と考えています。
抜かずに治療するためには、大原則として下顎犬歯の配列の幅を変えないように治療しなくては安定しません。それができるのはアンカースクリューによる臼歯の遠心移動が必須と考えています。