ゆかぽんさんの相談

カテゴリ:抜歯治療との違い

永久歯を抜いての矯正

小学校5年生、男児。
左上、永久歯(八重歯になる歯)が変な場所からでてきているので歯科医に行きレントゲンをとると、全体的にまだ生えてはいないが、準備できている永久歯が大きく、出てくるスペースが少ないため永久歯4本(色でマークをしている歯)を抜歯して矯正をすることをすすめられました。

将来的に永久歯を抜いた影響はないということでしたが、永久歯を抜いての治療に抵抗があります。こういった治療方法は一般的なのでしょうか?

はじめましてゆかぼんさん。銀座矯正歯科の歯科医の深澤と申します。
回答からお話しますと矯正治療法としては一般的かと思います。
矯正の先生はただ見ただけではなく検査診断した結果で抜く必要がある言われているのだと思います。
問題はないと思います。
最近のお子様はやはり顎が小さいです。
その上お母さんのお腹の中にいた時には栄養をいっぱいもらってるから昔に比べて最近のお子様は歯が大きいのです。
そうした事から歯の大きさと顎骨の大きさのバランスが崩れてしまっているのが現代のお子様の状態です。
ですからほとんどのお子様が抜歯して矯正治療をしないとキレイに整えることができません。
宜しければご参考になさって下さい。
  • ゆかぽん(50歳 女性 主婦 )
  • 2015年02月28日04時52分
ありがとうございました。
不安に感じていたんですが、一般的ということで安心しました。
小学校高学年の男の子の矯正についてですね。

顎の大きさに対して歯の大きさが大きく並びきらないとの判断だとおもいます。

八重歯になっている後ろ隣の歯を抜いて矯正することは矯正歯科では治療のひとつとしてみられることは一般的です。

しかし、
まだ全部の歯がぬけきれていないのであればもうすこし歯の列の幅に余裕がでてくる可能性があるために
(乳歯の奥歯の幅は永久歯よりおおきいため)
もうすこし検討する猶予はあると思います。

また歯を抜歯するかしないかは、矯正用の術前、術後シミュレーションでみることが出来る場合もあります。
一度そのようなシミュレーションができる歯科医院での相談をお勧めいたします。
  • ゆかぽん(50歳 女性 主婦 )
  • 2015年03月01日10時56分
ありがとうございます。
別の歯科医にも一度みてもらい総合的に判断したいと思います。
小学5年生ですと10〜11歳くらいでしょうか。
生え換わりが早いとすべて永久歯になってる人もいれば、まだ乳歯がたくさん残っている人もいるかもしれませんね。
(画像を確認できませんが)場合によっては、ゆかぽンさんがおっしゃるような抜歯をする、連続歯去法という方法もあります。
歯幅が大きい人だと、顎を拡大しても入りきらない場合もあります。
骨格的に広げるとバランスが悪い場合もあります。
私のクリニックでは、レントゲンと歯型の分析をして、成長期で可能であれば、骨格的に歯の生える隙間を成長させ、非抜歯で治療をすることも多いです。

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