らんこさん(兵庫県)の相談
カテゴリ:装置
こんにちは、聞きにくいことなのでおしえてください。
現状を説明します。ハーフリンガル矯正を検討しています。
八重歯があり、上顎が狭く凸凹しており、片側の歯列が下顎よりやや内にはいっています。抜歯のつもりでいます。それから、わらったときの口がいがんで口角の高さが違います。正中が上も下も少しづつ左右にずれています。
1番の目的は、前歯を正中に戻し、凸凹を治すことです。
審美歯科に相談に行ったところ、システムはセルフライゲーションですが、ワイヤーが3種類程度しかない既製品になるといわれました。S.M.Lみたいなものだ、だからあまり調整の手間がないようなことをおっしゃっていたように記憶しています。
それから、ふつうは奥からならべるが、うちは前から合わせて並べるといわれました。
教えていただきたいのは、
・そのような既製品ワイヤーできれいになるのか。
・矯正の方法として、前から並べて大丈夫なのか。
あまり、主流じゃない言い方に聞こえたので、ほかのお医者様のお話を聞いてみたく相談しました。よろしければ教えてください。お願いします。
- ヨリタ歯科クリニック
- ( 大阪府 東大阪市 )
- 2014年03月28日09時40分
ヨリタ歯科クリニックで矯正を担当をしている高木と申します。
まずは、現状を分かりやすくご説明していただきありがとうございます。
下記にお答えいたしますが、実際にお口の中を拝見させていただておりませんので、
不十分な説明になるかもしれませんことをご了承ください。
現状を説明します。ハーフリンガル矯正を検討しています。
八重歯があり、上顎が狭く凸凹しており、片側の歯列が
下顎よりやや内にはいっています。抜歯のつもりでいます。
それから、わらったときの口がいがんで口角の高さが違います。
正中が上も下も少しづつ左右にずれています。
1番の目的は、前歯を正中に戻し、凸凹を治すことです。
抜歯を行えば凸凹については、問題なく改善することと予想します。
ただ、上下の正中が完全に一致するかどうかについては難しい場合があります。
例えば上下の正中のズレが歯だけの問題でなく、骨格にも問題がある場合です。
また、左右でも厳密に言えば全く同じ大きさの歯はありません。
ですから、上下の正中が完全に一致しない場合があることは事実です。
ただし、抜歯することで現状よりも一致する方向に歯を動かすよう
治療計画を立てますので現状よりは改善するはずです。
また、口角の高さの違いについてですが、これも歯だけの問題でなく
軟組織や骨格に問題がある場合には残念ながら改善できない場合があります。
あくまで一般論ですので、これらのことは治療を開始される前に
担当医としっかりとお話されることをおすすめいたします。
審美歯科に相談に行ったところ、システムはセルフライゲーションですが、
ワイヤーが3種類程度しかない既製品になるといわれました。
S.M.Lみたいなものだ、だからあまり調整の手間がないようなことを
おっしゃっていたように記憶しています。
それから、ふつうは奥からならべるが、うちは前から合わせて並べるといわれました。
教えていただきたいのは、
・そのような既製品ワイヤーできれいになるのか。
・矯正の方法として、前から並べて大丈夫なのか。
我々も既成品のワイヤーを頻繁に使用します。
また、既成品のワイヤーであって曲げることで
ワイヤーの微調整を行うことは可能です。最近のリンガル矯正では
患者様のお口に合わせたオーダーメイドのワイヤーも
使用することが多くなりましたが、オーダーメイドのワイヤーであっても
微調整が必要な場合が多いです。
もちろん、微調整もほとんど必要ない場合もありますが、
これは実際に並べてみないと分かりません。
前からならべるか、奥からならべるかは
基本的に先生のテクニック(流派)によるものですので、
前歯からでも問題ないと考えます。
どのようなやり方でもしっかりとしたゴールさえ定めていれば、
途中経過は担当医によって様々です。
主流でないことと治療が上手でないということとは関係ありませんので、
ご心配なさらないでください。
以上、今後の矯正治療をお受けになられる際のご参考にしていただければ幸いです。
何かまた不明な点がございましたら遠慮なくお尋ねください。
まずは、現状を分かりやすくご説明していただきありがとうございます。
下記にお答えいたしますが、実際にお口の中を拝見させていただておりませんので、
不十分な説明になるかもしれませんことをご了承ください。
現状を説明します。ハーフリンガル矯正を検討しています。
八重歯があり、上顎が狭く凸凹しており、片側の歯列が
下顎よりやや内にはいっています。抜歯のつもりでいます。
それから、わらったときの口がいがんで口角の高さが違います。
正中が上も下も少しづつ左右にずれています。
1番の目的は、前歯を正中に戻し、凸凹を治すことです。
抜歯を行えば凸凹については、問題なく改善することと予想します。
ただ、上下の正中が完全に一致するかどうかについては難しい場合があります。
例えば上下の正中のズレが歯だけの問題でなく、骨格にも問題がある場合です。
また、左右でも厳密に言えば全く同じ大きさの歯はありません。
ですから、上下の正中が完全に一致しない場合があることは事実です。
ただし、抜歯することで現状よりも一致する方向に歯を動かすよう
治療計画を立てますので現状よりは改善するはずです。
また、口角の高さの違いについてですが、これも歯だけの問題でなく
軟組織や骨格に問題がある場合には残念ながら改善できない場合があります。
あくまで一般論ですので、これらのことは治療を開始される前に
担当医としっかりとお話されることをおすすめいたします。
審美歯科に相談に行ったところ、システムはセルフライゲーションですが、
ワイヤーが3種類程度しかない既製品になるといわれました。
S.M.Lみたいなものだ、だからあまり調整の手間がないようなことを
おっしゃっていたように記憶しています。
それから、ふつうは奥からならべるが、うちは前から合わせて並べるといわれました。
教えていただきたいのは、
・そのような既製品ワイヤーできれいになるのか。
・矯正の方法として、前から並べて大丈夫なのか。
我々も既成品のワイヤーを頻繁に使用します。
また、既成品のワイヤーであって曲げることで
ワイヤーの微調整を行うことは可能です。最近のリンガル矯正では
患者様のお口に合わせたオーダーメイドのワイヤーも
使用することが多くなりましたが、オーダーメイドのワイヤーであっても
微調整が必要な場合が多いです。
もちろん、微調整もほとんど必要ない場合もありますが、
これは実際に並べてみないと分かりません。
前からならべるか、奥からならべるかは
基本的に先生のテクニック(流派)によるものですので、
前歯からでも問題ないと考えます。
どのようなやり方でもしっかりとしたゴールさえ定めていれば、
途中経過は担当医によって様々です。
主流でないことと治療が上手でないということとは関係ありませんので、
ご心配なさらないでください。
以上、今後の矯正治療をお受けになられる際のご参考にしていただければ幸いです。
何かまた不明な点がございましたら遠慮なくお尋ねください。