ナナとネネさん(長崎県)の相談
カテゴリ:装置・治療法
叢生で八重歯、少し出っ歯状態で、今後上下左右4番を抜歯して、矯正する予定です。八重歯の歯根が4番の上の歯茎から盛り上がってあり、前に向かって、斜めに生えていて、歯自体は2番の上に生えている状態です。気になるのが、4番抜歯後、4番の歯根がなくなってしまうとスペースができ、4番の歯根の上にある八重歯の歯根ははどのような動きをするのでしょうか?矯正の歯の動くメカニズムは知っているのですが、八重歯の矯正を開始して、早い時点で、4番の歯根があったスペースにはまり、一か月1ミリ動くと言われている移動より、だいぶ早くうごくのではないのかと思いました。
八重歯ではなく、正常に生えている状態から、抜歯した4番に動かすとなると、平行移動だけなので時間を要するように感じます。
ですが、八重歯の場合は、3次元の移動になるのでどのような動きになるのか気になりました。
宜しくお願いします。
- 樋口矯正歯科クリニック
- ( 福岡県 福岡市中央区 )
- 2014年03月26日21時23分
ナナとネネさん
初めての矯正治療、不安なこととお思います。
ご質問の犬歯の動きについてですが、矯正治療の歯の動きはすべで3次元的な動きをしています。そして、全ての歯は矯正装置によって、前後的な動きと唇舌側(内側と外側)の動ききをコントロールされているのです。
その為に矯正装置(ブラケット)には、四角い溝(スロット)があり、そこへ四角い針金を装着することで「ねじる力」を加えられるように作られています。
歯を雨後欠く方向や動かす距離によって、矯正歯科医がワイヤーを調節して、力の方向や強さを最適な状態にして矯正治療を進めていきます。
あまり、どの歯をどう動かすのかと言うことを心配する必要はありません。
矯正治療で一番大切なのは、患者さんが矯正歯科医の指示にきちんと従い頑張ることです。
その為には、先生との信頼関係が大切です。疑問なことは何でも担当医に質問し、納得した上でしっかり頑張るようにして下さい。
初めての矯正治療、不安なこととお思います。
ご質問の犬歯の動きについてですが、矯正治療の歯の動きはすべで3次元的な動きをしています。そして、全ての歯は矯正装置によって、前後的な動きと唇舌側(内側と外側)の動ききをコントロールされているのです。
その為に矯正装置(ブラケット)には、四角い溝(スロット)があり、そこへ四角い針金を装着することで「ねじる力」を加えられるように作られています。
歯を雨後欠く方向や動かす距離によって、矯正歯科医がワイヤーを調節して、力の方向や強さを最適な状態にして矯正治療を進めていきます。
あまり、どの歯をどう動かすのかと言うことを心配する必要はありません。
矯正治療で一番大切なのは、患者さんが矯正歯科医の指示にきちんと従い頑張ることです。
その為には、先生との信頼関係が大切です。疑問なことは何でも担当医に質問し、納得した上でしっかり頑張るようにして下さい。