コパさん(埼玉県)の相談

カテゴリ:装置・治療法

こんにちは。8歳の子供のことで相談いたします。

上歯の反対咬合が強く、2ヶ月ほど前から3件ほど矯正歯科医院をまわりました。

治療法としては、いずれも上歯の裏側に器具をしばらく装着し、歯を前に押し出す治療から始めるとのことでした。
ただし、医院によっては使用器具が脱着可能なものと固定式のものがあり、これらのメリット、デメリットを教えていただけないでしょうか?

※費用についての内容は一部割愛しました(運営部)

8歳からの治療開始はお勧めです。

ご質問にお答えします。

・固定式の装置の長所短所を記載します。
長所は、自分ではずせないので、患者さんの協力が必要ないことです。患者さんの使用状況に左右されないという事が長所です。

短所は、自分ではずせないので、歯磨きなどに注意しなければいけません。もちろん食事中も装着したままなので破損などにも注意が必要になります。

・着脱可能な装置の長所短所
長所は、固定式の装置とは逆で食事中は、はずすことができます。もちろん歯磨き中もです。

短所は、はずしている時間が長いと効果がありません。

一長一短はあります。お子様の性格、学校での生活の状況などを考慮に入れられると良いかと思います。着脱式だと学校にしていけるか?という問題が大きいですね。学校にしていけずに、夜寝ているときだけとなると効果は半減します。

どちらにしても反対咬合の場合、顎の成長とともに長い期間の治療が必要になります。矯正医と患者さんとの間の信頼関係は重要です。一つの装置に慣れることができなくても同じ効果を得ることができる別の装置に変えてくれるのが普通です。大丈夫ですよ。




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