miyuuさんの相談
カテゴリ:セカンドオピニオン
上6本・下6本が永久歯です。過蓋咬合で上のみブラケット治療中です。ブラケットを装着して10ヶ月経ちますが、今回、固定式の上顎急速側方拡大装置(スケルトンタイプ)も装着しました。1週間に2回ねじを回すように言われました。半年装着したままになるということでした。そこで疑問なのですが、ブラケットを付けた状態のまま拡大装置を付けるのは正しいですか?奥の歯の虫歯もそのままにしての装着に不信感もあり、疑問を感じています。お願いします。
- もも矯正歯科
- ( 東京都 大田区 )
- 2012年06月11日16時42分
Miyuu様
ご相談の内容に関しまして、お答えさせて頂きます。
ブラケットを付けたままの状態で急速拡大装置を装着するとのことですね。
急速拡大装置は、上顎骨の正中口蓋縫合を離解し、歯槽骨から拡大する装置です。
通常、ブラケットを付けずに急速拡大を行うと前歯正中にすき間が開いてきます。
歯が動いているわけではなく、上顎骨が左右に離れるからです。
その後、半年程度固定すると、離れたところに骨が新生されます。
骨が出来た後に、歯を並べます。(骨が出来ないと歯は動きません。)
骨が開いていく段階でブラケットにより前歯を固定していると、真ん中2本の歯根が
上顎骨からはみでないか少し心配です。
そういった理由で、私は急速拡大装置とブラケットを同時に装着した経験がございま
せんが、担当歯科医が経験的に問題がないということであればご安心されてもよろし
いと思います。担当歯科医にお願いして、同じ装置を使ったお子さまの症例を見せて
頂ければ安心できるのかと思います。
虫歯については、矯正治療中であろうと早期発見、早期治療が原則です。一般歯科医
にもご相談されるのがよろしいのではないでしょうか。
ご参考になりましたら幸いです。
ご相談の内容に関しまして、お答えさせて頂きます。
ブラケットを付けたままの状態で急速拡大装置を装着するとのことですね。
急速拡大装置は、上顎骨の正中口蓋縫合を離解し、歯槽骨から拡大する装置です。
通常、ブラケットを付けずに急速拡大を行うと前歯正中にすき間が開いてきます。
歯が動いているわけではなく、上顎骨が左右に離れるからです。
その後、半年程度固定すると、離れたところに骨が新生されます。
骨が出来た後に、歯を並べます。(骨が出来ないと歯は動きません。)
骨が開いていく段階でブラケットにより前歯を固定していると、真ん中2本の歯根が
上顎骨からはみでないか少し心配です。
そういった理由で、私は急速拡大装置とブラケットを同時に装着した経験がございま
せんが、担当歯科医が経験的に問題がないということであればご安心されてもよろし
いと思います。担当歯科医にお願いして、同じ装置を使ったお子さまの症例を見せて
頂ければ安心できるのかと思います。
虫歯については、矯正治療中であろうと早期発見、早期治療が原則です。一般歯科医
にもご相談されるのがよろしいのではないでしょうか。
ご参考になりましたら幸いです。