にゃあさん(東京都)の相談
カテゴリ:効果
私はオープンバイト現在治療8ヶ月です。3点ご相談があり。1.) 前に比べてUの字が広がっていることが悩みです。非抜歯だからなのでしょうか?前から見て横に広がっていない、細めのU字になることは可能でしょうか。
2.) 私の場合顎が小さくて舌癖があり下の前歯が上の前歯と同じ位置まで出ていました。(若干受け口)抜歯すると歯が奥まって、口元が老けて顎が長く見えると言われました。この見解は合っているのでしょうか。
3.)親知らずを抜歯すると顔がすっきりして小さく見えるというのは本当ですか?
また、横向きで埋まっていて動脈にかかってる親知らずの場合は危険なので絶対抜かないものなのでしょうか?
エラが張ってる感じなので抜歯したいです。
以上三点、文面上お答えできる範囲でご見解・ご回答よろしくお願いします。
※相談室の規定上文言の一部を修正いたしました(運営部)
- 医療法人社団ファミリアソサイエティ ファミリア歯科矯正
- ( 埼玉県 さいたま市大宮区 )
- 2011年07月05日14時22分
にゃあさん
ファミリア歯科矯正の大塚と申します。
頂いた文面から判断できる範囲でお答えいたします。
1) 非抜歯での矯正治療の場合、歯並びの形を拡げて治療することが多のですが、この場合、拡げることのできる方向は前・後ろ・横しかありません。
前に拡げれば、それは出っ歯になる方向ですのでオープンバイトが悪化することが多くなります。
後ろに下げるのは(個人個人の状態により異なりますが)通常容易でないため、横に拡げる=元よりも広いU字型にして治療をしていることは充分に考えられます。
その方法でよいのか、それとも細めのU字型にすべきか、またそれができるのか、については、
・オープンバイトがどのような成り立ちからきているのか=診断(歯の生えている方向が悪いのか、骨格的な要因が強いのか、など)
・現在どのような治療方針の元にどのような装置を使われているのか
が不明ですと、お答えすることは困難です。一般論で言うのであれば、非抜歯で横に拡大しているなら、細める=狭くする ことは難しいでしょう。
2)については、「前歯をあまりにもひっこめすぎると、口元が下がりすぎてしまってかえって老けて見える」ことは確かにありますが、どの程度前歯をひっこめるかを決めるのに「診断」があり、その量によって調整方法を変えるのが「治療方針」ですから、一概に抜いたら老ける、とは限りません。
3)親知らずについては、抜歯により顔の形まで大きく変わるかわかりませんが、「変わることもあるだろう」、という程度だと思います。
横向きで動脈(下顎管という神経や血管の通っている管を指していると思います。)にかかっている場合、確かに抜歯にはリスクが伴います。それでもその歯を抜かないと歯並びや咬み合わせが治らないのであれば、口腔外科専門医に抜歯をお願いすることもありますので、「絶対抜かない」とは言い切れません。逆に矯正治療上必ず必要な抜歯でなければ、無理にリスクを冒さずにそのままにしておくこともあると思います。
1〜3)いずれにつきましても、レントゲン等の資料が最終判断には不可欠ですので、現在の担当医の方とよくご相談いただき、場合によっては別の(矯正を専門とする)歯科医師に相談されることをお勧めします。
ファミリア歯科矯正の大塚と申します。
頂いた文面から判断できる範囲でお答えいたします。
1) 非抜歯での矯正治療の場合、歯並びの形を拡げて治療することが多のですが、この場合、拡げることのできる方向は前・後ろ・横しかありません。
前に拡げれば、それは出っ歯になる方向ですのでオープンバイトが悪化することが多くなります。
後ろに下げるのは(個人個人の状態により異なりますが)通常容易でないため、横に拡げる=元よりも広いU字型にして治療をしていることは充分に考えられます。
その方法でよいのか、それとも細めのU字型にすべきか、またそれができるのか、については、
・オープンバイトがどのような成り立ちからきているのか=診断(歯の生えている方向が悪いのか、骨格的な要因が強いのか、など)
・現在どのような治療方針の元にどのような装置を使われているのか
が不明ですと、お答えすることは困難です。一般論で言うのであれば、非抜歯で横に拡大しているなら、細める=狭くする ことは難しいでしょう。
2)については、「前歯をあまりにもひっこめすぎると、口元が下がりすぎてしまってかえって老けて見える」ことは確かにありますが、どの程度前歯をひっこめるかを決めるのに「診断」があり、その量によって調整方法を変えるのが「治療方針」ですから、一概に抜いたら老ける、とは限りません。
3)親知らずについては、抜歯により顔の形まで大きく変わるかわかりませんが、「変わることもあるだろう」、という程度だと思います。
横向きで動脈(下顎管という神経や血管の通っている管を指していると思います。)にかかっている場合、確かに抜歯にはリスクが伴います。それでもその歯を抜かないと歯並びや咬み合わせが治らないのであれば、口腔外科専門医に抜歯をお願いすることもありますので、「絶対抜かない」とは言い切れません。逆に矯正治療上必ず必要な抜歯でなければ、無理にリスクを冒さずにそのままにしておくこともあると思います。
1〜3)いずれにつきましても、レントゲン等の資料が最終判断には不可欠ですので、現在の担当医の方とよくご相談いただき、場合によっては別の(矯正を専門とする)歯科医師に相談されることをお勧めします。