こびとさん(三重県)の相談
カテゴリ:その他
初めまして。宜しくお願いします。
小さい頃に、前歯の下2本が永久歯の生える隙間がなく、生えずじまいです。さらに右5番(奥から3本目)が乳歯が残ってますが、かなり内側に傾いてきてます。(永久歯はありません)。最近歯医者で見てもらったところ、過蓋咬合だと言われました。
上の前歯は歯並びがあまり良くないのでその並びも直すために矯正をしようと思いましたが、抜歯はなるべく避けたいです。抜歯せずに直す方法はありますか?これ以上歯がなくなるのも嫌だし、口の中が狭くなると舌の置き場?にも困る気がします。
今後のアドバイスよろしくお願いします。
森田先生、お忙しい中返信いただきましてありがとうございました。一度近い内に矯正歯科医で検査を受けてみようと思います。お世話になりました。
- なかの歯科 歯周病・審美・インプラントクリニック
- ( 三重県 伊勢市 )
- 2010年03月02日18時29分
なかの歯科 矯正歯科医の森田です。
現状としては下顎の前歯が2本生えてこないため、下顎の歯列が小さくなってしまった結果、咬み合わせが深くなっている状態(過蓋咬合)と推察されます。
抜歯に関してですが、全ての矯正治療で抜歯が必要となるわけではありません。抜歯が必要かどうかは、歯と顎の大きさのバランス、横顔を見たときの口元の状態などを総合的に勘案して決定することになります。また、症例によっては変則な本数で並べることもありますが、原則的には、上下左右の歯の本数が同じにならないと、上下の歯がうまく咬み合わなかったり、上下の歯の真ん中が大きくずれてしまったりするので、そういったことも考えて抜歯の要否や本数を考えていく必要があります。
こびとさんの場合ですが、生えてこないままになっている前歯をどうするのか、1本足りない右奥の部分は将来的に人工の歯で補うのかそれとも矯正によって乳歯が無くなった後の隙間を閉じるのか、上顎の歯並びはどの程度凸凹しているのかなどといった様々な条件によって抜歯の要否は変わってくると考えられます。 まずは矯正歯科医に相談して抜歯の要否や治療計画の説明をお受けになると良いと思います。
現状としては下顎の前歯が2本生えてこないため、下顎の歯列が小さくなってしまった結果、咬み合わせが深くなっている状態(過蓋咬合)と推察されます。
抜歯に関してですが、全ての矯正治療で抜歯が必要となるわけではありません。抜歯が必要かどうかは、歯と顎の大きさのバランス、横顔を見たときの口元の状態などを総合的に勘案して決定することになります。また、症例によっては変則な本数で並べることもありますが、原則的には、上下左右の歯の本数が同じにならないと、上下の歯がうまく咬み合わなかったり、上下の歯の真ん中が大きくずれてしまったりするので、そういったことも考えて抜歯の要否や本数を考えていく必要があります。
こびとさんの場合ですが、生えてこないままになっている前歯をどうするのか、1本足りない右奥の部分は将来的に人工の歯で補うのかそれとも矯正によって乳歯が無くなった後の隙間を閉じるのか、上顎の歯並びはどの程度凸凹しているのかなどといった様々な条件によって抜歯の要否は変わってくると考えられます。 まずは矯正歯科医に相談して抜歯の要否や治療計画の説明をお受けになると良いと思います。