あっちゃんさん（埼玉県）の相談

カテゴリ：治療の開始時期

はじめまして。宜しくお願い致します。
7歳女児、
上顎右側側切歯先天欠如の為、その場所だけキレイに間があいている状態(現在乳歯、レントゲン結果は永久歯もない)です。
いつ頃から治療をスタートしたら良いのでしょうか?
また、どのような治療法があるのでしょうか?
アドバイスお願いいたします。

  • あっちゃんさん［埼玉県 38才 女性］
    • 山口先生はじめまして。丁寧なご回答ありがとうございました。とてもよくわかりました。

    今、通っている歯科医院は矯正を行っていません。
    先生から、今の子供には珍しく顎が広いと言われています。乳歯の状態では十分に隙間もあいていて、普通なら永久歯が生えるスペースに問題はないと言われています。

    先生のクリニックのHPを拝見しましたら、隣駅でとても近くでしたので、一度ご相談に伺いたいと思います。

    いつかは矯正歯科に相談に行かなくてはと思いつつも、なかなか腰が上がらずにいたのですが、上の前歯がグラグラしてきたので、そろそろと思っていた所です。

    女の子ですので、キレイな口元にしてあげる事も親の責任だと思っています。ご相談に伺った際は宜しくお願いいたします。
    あっちゃん様、はじめまして、やまぐち矯正歯科クリニック院長の山口大輔です。

    ご相談の件ですが、まず第一の治療開始時期につきましては、この情報だけでの判断は不可能かと思います。
    先天的に歯がない状態であることはわかりますが、他の歯の状況が分からないかぎり、いつからはじめた方が良いかの説明ができません。
    まずは矯正専門医にご相談になってください。

    治療方法に関していえば、大きく分けて2通り考えられます。

    1．歯がない場所には反対側の同じ部位の歯と同等の隙間を確保しつつ、他のかみ合わせを直し、矯正治療後に歯がない部分にインプラント・ブリッジ・入れ歯などの歯を補う治療を行う。

    2．矯正治療ですべての隙間を閉じてしまう。ただし、左右の対象性を求めるならば、反対側の歯を抜歯する必要があるかどうかが問題になります。

    治療のスタート時期を判断するためには、歯がない場所以外の歯が生える隙間がきちんとあるかどうかによって変わってきます。

    永久歯が生えそろうまでまってしまった場合、右上が1本ないので、左上、左右下を一本づつ計3本抜歯しての矯正治療という方法になってしまう可能性などが考えられます。

    今、すぐに治療するかどうかの決断の前に、矯正専門医にご相談ください。その結果まだ早いということになれば問題ありません。

    相談の際には、他の歯を抜歯する必要が将来的に出てくるかどうかをご質問してください。

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