まみさん（兵庫県）の相談
カテゴリ：その他
こんにちは。
今月末で8歳になる娘の事でご相談があるのですが、宜しくお願いします。
そろそろ矯正をと考え、幾つかの歯科でカウンセリングをして頂きましたが、先生のお考えが色々で迷っています。
娘は、奥歯の噛み合わせはすべてきれいなのですが、前歯のはえるスペースが少なくガタガタにはえてきました。
顎の拡大をすると、せっかくの奥歯の噛み合わせが悪くなったり、顎が大きくなりすぎて、口元がおかしくなるとも聞きました。
また、抜歯すると、そこの骨が弱くなるとも聞きました。
抜歯も顎の拡大もせずに綺麗に出来ると言われる先生もおられました。
その方によって色々なケースがあるので、矯正してみないとわからないとは思いますが、全く知識のない私に、アドバイス頂けますでしょうか。どうぞ宜しくお願いします。
詳しくご回答下さり、本当にありがとうございます。お返事が遅くなり大変失礼致しました。抜歯も顎の拡大もなるべく避けたいというわがままな私の希望をかなえて下さる！という先生がおられたのでお願いするつもりでいたのですが、先日かかりつけの一般歯科の先生に、娘はかなりスペース不足があるので、抜歯をしない矯正は難しいのでは・・とアドバイスして頂き、また迷っています。娘は犬歯にの隣の前歯が左右共斜めにはえてきていて、犬歯もはえるスペースが殆ど無いようです。確実に綺麗な歯列にしたいのなら、焦らず永久歯が生え揃うまで待ち、抜歯して矯正する事が望ましいのでしょうか？なかなか決断出来ない私に、どうかアドバイスお願い致します。
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- 好田矯正歯科
- （ 大阪府 茨木市 ）
- 2009年01月15日22時29分
好田（こうだ）です。
お待たせしました、早速にお答えします。
矯正歯科の相談にゆかれますと、いろいろと違うことを説明されて理解に困ることがあります。
お子様は、歯がでこぼこになって生えてきているのでしょう。
もし、お母様が歯を抜かないで治療を受けたい、というご気持ちが強ければ、
歯列を拡大する治療を小児からお受けになる選択があります。
ご指摘の通り、歯列の拡大をやりすぎりと奥歯の噛み合わせは悪くなりますし、
上下前歯が傾斜して飛び出して審美性が悪くなってしまいます。
これは拡大する治療には限界があるからです。
仮に、8歳の今から小児矯正として非抜歯目的で歯列の拡大する治療を受けるとします。
おそらく、6年生くらいまで装置を数種類交換しながら使うことになります。
そのころには犬歯が萌出して最後の乳歯がぬけます。
ところが、その段階でスペースが不足で犬歯が八重歯のようになってしまうことがあります。
また、なんとか並んでいるようでも、前歯が著しく突出してしまうこともあります。
そうなりますと、次の段階の永久歯列の治療を受けないといけなくなります。
今度は歯列の拡大では無理で、永久歯の抜歯を複数本数（4本が多い）覚悟しないといけません。
前歯が突出している場合でも同じです。
抜歯をして場所を作って、前歯を内側に傾斜移動させて御口元を整えます。
いずれにしても、抜歯の治療では歯列が小さくなる方向に治療が行われます。
小児の治療では歯列を拡大しておきながら、永久歯列の治療では歯列を小さくする治療になります。
そうです、全く相反する治療をしないといけないことになります。
これはとてもムダな治療で意味があません。
お子様のご負担はどうなるか、ご両親様のお金のご負担はどうなるのか、よくお考えくださいね。
小児から開始する矯正にはそのような落とし穴があるということです。
小児から始めれば、簡単な内容でとてもスムーズにうまゆく、そのようにお思いではないでしょうか？
中には幸運な人はそのようになる人も少しはおいでになります。
ところが、実態は違うのです。
では、いったいどう判断すればよいのか？
�，任海椶海両�態が通常以上であれば、何もしないのが良いと思います。
その場合は、永久歯列が完成する中学3年ごろ以後に、抜歯の治療を受ければよいのです。
期間は２−３年で短くてすみます。
�△任海椶海両�態が経度でれば、小児矯正を始めてください。
抜歯なしでうまくおさまると思います。
それが答えになります。
�，鉢△糧獣任�できない？
そのとおりだと思います。
迷えばその時は、判断を先延ばしにしましょう。
もう少し永久歯が揃うまで待っても大丈夫です。
1−2年すればお母様ももう少し冷静にものを判断できるのではないでしょうか？
8歳で始めないと手遅れになるようなことは決してありません！
お待たせしました、早速にお答えします。
矯正歯科の相談にゆかれますと、いろいろと違うことを説明されて理解に困ることがあります。
お子様は、歯がでこぼこになって生えてきているのでしょう。
もし、お母様が歯を抜かないで治療を受けたい、というご気持ちが強ければ、
歯列を拡大する治療を小児からお受けになる選択があります。
ご指摘の通り、歯列の拡大をやりすぎりと奥歯の噛み合わせは悪くなりますし、
上下前歯が傾斜して飛び出して審美性が悪くなってしまいます。
これは拡大する治療には限界があるからです。
仮に、8歳の今から小児矯正として非抜歯目的で歯列の拡大する治療を受けるとします。
おそらく、6年生くらいまで装置を数種類交換しながら使うことになります。
そのころには犬歯が萌出して最後の乳歯がぬけます。
ところが、その段階でスペースが不足で犬歯が八重歯のようになってしまうことがあります。
また、なんとか並んでいるようでも、前歯が著しく突出してしまうこともあります。
そうなりますと、次の段階の永久歯列の治療を受けないといけなくなります。
今度は歯列の拡大では無理で、永久歯の抜歯を複数本数（4本が多い）覚悟しないといけません。
前歯が突出している場合でも同じです。
抜歯をして場所を作って、前歯を内側に傾斜移動させて御口元を整えます。
いずれにしても、抜歯の治療では歯列が小さくなる方向に治療が行われます。
小児の治療では歯列を拡大しておきながら、永久歯列の治療では歯列を小さくする治療になります。
そうです、全く相反する治療をしないといけないことになります。
これはとてもムダな治療で意味があません。
お子様のご負担はどうなるか、ご両親様のお金のご負担はどうなるのか、よくお考えくださいね。
小児から開始する矯正にはそのような落とし穴があるということです。
小児から始めれば、簡単な内容でとてもスムーズにうまゆく、そのようにお思いではないでしょうか？
中には幸運な人はそのようになる人も少しはおいでになります。
ところが、実態は違うのです。
では、いったいどう判断すればよいのか？
�，任海椶海両�態が通常以上であれば、何もしないのが良いと思います。
その場合は、永久歯列が完成する中学3年ごろ以後に、抜歯の治療を受ければよいのです。
期間は２−３年で短くてすみます。
�△任海椶海両�態が経度でれば、小児矯正を始めてください。
抜歯なしでうまくおさまると思います。
それが答えになります。
�，鉢△糧獣任�できない？
そのとおりだと思います。
迷えばその時は、判断を先延ばしにしましょう。
もう少し永久歯が揃うまで待っても大丈夫です。
1−2年すればお母様ももう少し冷静にものを判断できるのではないでしょうか？
8歳で始めないと手遅れになるようなことは決してありません！
