まりもさん(神奈川県)の相談
カテゴリ:痛みと腫れ
五歳と10ヶ月の女の子です。
すべて乳歯ですがレントゲンを撮ったところ、かなり重なりがひどく、顎も平均より長く、受け口になると言われ、プレートでの矯正と成長にあわせた噛み合わせの矯正を始めることになり、プレートを入れ始めて2週間ほどたちました。
初日から上顎と喉が痒くなり、日中はプレートを入れる事ができずに就寝時のみ使っていました。
しかし、夜中に痒みで起きてしまい、朝まで入れていても大急ぎでプレートをはずしうがいをし、氷を食べて痒みを押さえるという状況です。
病院に相談したところ初めての例です、可哀想だから体質が変わったらやりましょうお金はお返ししますと言われました。
娘は軽いアトピーと食物アレルギーがあります。
体質が変わらなければ矯正できないのでしょうか?
娘もがたがたの歯になりたくないからがんばるといいます。
なにかいい対処法はないのでしょうか?
皮膚科の先生に相談したところ、金属アレルギーは金属が触れたところに症状がでるのがほとんどなのでおそらく金属アレルギーではないのでは?といわれました。
「かなり大変な歯だから、一日も早く治療をはじめないと」と言われ、すぐに始めたところに、あっさりと「やめましょう」といわれて、納得がいかずに、ご見解を伺いたく相談しました。
宜しくお願いいたします。
お忙しい中アドバイスいただきありがとうございました。
とても参考になり、また勇気づけられました。顎が長いと言われたのは頭のレントゲン写真で6歳の平均のラインと比べて言われました。
見た目は受け口にはなっていないので顎の矯正は様子をみながらもうすこし先にやりましょうと言うことでした。
ここは普通の小児歯科で矯正もやっている病院です。
先生方のアドバイスを受けてこの病院から検査の資料をいただき今週矯正専門歯科にカウンセリングを受ける事になりました。
「どこの病院に行っても使うものはかわりませんよ」と言われましたがめげることなく病院を探したいと思います。
本当にありがとうございました。
とても参考になり、また勇気づけられました。顎が長いと言われたのは頭のレントゲン写真で6歳の平均のラインと比べて言われました。
見た目は受け口にはなっていないので顎の矯正は様子をみながらもうすこし先にやりましょうと言うことでした。
ここは普通の小児歯科で矯正もやっている病院です。
先生方のアドバイスを受けてこの病院から検査の資料をいただき今週矯正専門歯科にカウンセリングを受ける事になりました。
「どこの病院に行っても使うものはかわりませんよ」と言われましたがめげることなく病院を探したいと思います。
本当にありがとうございました。
- みかわ矯正歯科クリニック
- ( 東京都 目黒区 )
- 2008年09月24日20時17分
まりもさんへ
クリニックには、二名の専門医がいます。
それぞれの専門医の回答を掲載いたします。
二つのコメントを見比べることで、専門医の本音が見える部分もあるように感じます。
それぞれ、参考になる部分があると思いますので、今後の受診に役立ててください。
----------【回答1】----------
6歳以前の小児で下顎が大きいというのは何を基準にしてお話をされたのでしょうか?
この年齢ですと、下顎の可動範囲が広いために「見た目」で受け口になっている場合もあります。かなり慎重に術者が顎を誘導しても、相手は子供とはいえ、かなり強い力で顎をいつものみかけ位置に誘導します。また、セファロという頭のレントゲン写真の計測結果からでしょうか?
ここが、はっきりしていないと先には進めません。
矯正専門医にかかられているのでしょうか?
それとも矯正歯科以外も標榜しているところでの診療に対するものなのでしょうか?
いずれにしても、レジンに対する「アレルギー」があるのかもしれません。
最後に、日本矯正歯科学会は9歳までに矯正歯科医に見ていただきましょうと言っています。
----------【回答2】----------
プレートでアレルギーというのは、個人差があるので判りませんが、プラスチックの部分の関係かもしれません。(難しい言葉生うと、レジンの残留モノマーが原因かもしれません。)
金属アレルギーが、ある患者さんには、アレルギー対応の製品を使用することで回避できると思います。(チタン製装置が代表的ですが、)使用することは、殆どありません。よほどの方でない限り、普通の矯正装置で症状が出ないものです。今回のことで悲観する必要は、ないと思います。
もう一点、矯正専門医としてアドバイスできるとすれば、受け口は、早期に対応するべき症状です。受け口が、遺伝性で家系になければ、早期治療は有効です。ほぼ6歳という点でも治療の開始には理想的な時期でしょう。MPA(上顎牽引装置)で上あごを前に成長させることが最優先されることです。先生によってはチンキャップ(下顎の成長抑制装置)を選択するかもしれませんが、いずれも、見た目には大げさな装置ですから、使用は夜間が中心です。恐らく、今回使用した装置とは違うものでしょう。
懲りずに、いくつかの矯正専門のクリニックで相談を受けることをお勧めします。
クリニックには、二名の専門医がいます。
それぞれの専門医の回答を掲載いたします。
二つのコメントを見比べることで、専門医の本音が見える部分もあるように感じます。
それぞれ、参考になる部分があると思いますので、今後の受診に役立ててください。
----------【回答1】----------
6歳以前の小児で下顎が大きいというのは何を基準にしてお話をされたのでしょうか?
この年齢ですと、下顎の可動範囲が広いために「見た目」で受け口になっている場合もあります。かなり慎重に術者が顎を誘導しても、相手は子供とはいえ、かなり強い力で顎をいつものみかけ位置に誘導します。また、セファロという頭のレントゲン写真の計測結果からでしょうか?
ここが、はっきりしていないと先には進めません。
矯正専門医にかかられているのでしょうか?
それとも矯正歯科以外も標榜しているところでの診療に対するものなのでしょうか?
いずれにしても、レジンに対する「アレルギー」があるのかもしれません。
最後に、日本矯正歯科学会は9歳までに矯正歯科医に見ていただきましょうと言っています。
----------【回答2】----------
プレートでアレルギーというのは、個人差があるので判りませんが、プラスチックの部分の関係かもしれません。(難しい言葉生うと、レジンの残留モノマーが原因かもしれません。)
金属アレルギーが、ある患者さんには、アレルギー対応の製品を使用することで回避できると思います。(チタン製装置が代表的ですが、)使用することは、殆どありません。よほどの方でない限り、普通の矯正装置で症状が出ないものです。今回のことで悲観する必要は、ないと思います。
もう一点、矯正専門医としてアドバイスできるとすれば、受け口は、早期に対応するべき症状です。受け口が、遺伝性で家系になければ、早期治療は有効です。ほぼ6歳という点でも治療の開始には理想的な時期でしょう。MPA(上顎牽引装置)で上あごを前に成長させることが最優先されることです。先生によってはチンキャップ(下顎の成長抑制装置)を選択するかもしれませんが、いずれも、見た目には大げさな装置ですから、使用は夜間が中心です。恐らく、今回使用した装置とは違うものでしょう。
懲りずに、いくつかの矯正専門のクリニックで相談を受けることをお勧めします。