みほさんの相談
カテゴリ:装置・治療法
上顎前方牽引装置の可撤式、固定式の違いについて
年齢:9歳4ヶ月
性別:女
診断:反対咬合
治療経過:
来月から上顎前方牽引装置による治療開始するとのことですが、1番奥の歯の歯肉が盛り上がっていて固定式の装置を装着できないため、奥から2番目の歯に装置を装着予定とのことです。
ただし、奥から2番目の歯につける時に歯間確保のため強い痛みを伴うということで、可撤式の装置を提案されています。
◎ご相談したいこと:
1.可撤式と固定式それぞれのメリットデメリットは何でしょうか。
2.可撤式と固定式で効果は同等でしょうか。
ご教示のほどよろしくお願いいたします。
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- まぶち歯科医院
- ( 京都府 京都市伏見区 )
- 2025-02-18 13:33:00
みほさん、はじめまして。9歳4ヵ月の女子の反対咬合についてのご質問。先ず最初に,反対咬合の治療の場合、遺伝的要因を含んでいるかどうかでも治療の難しさにかかわってきます。ご家族に受け口あるいは、ご本人様の学校での身長の高低にも関連している場合があります。難易度によっては,お子さんに委ねる可撤式よりも固定式の方がメリットが大きいです。一般的に上顎骨の拡大を行うことが必要な場合と少し歯を拡げることにより咬合関係が改善する場合とで装置の選択肢が変わる事が多いのですが、前方牽引されるということですので、装置の着脱が必要な不安定な可撤式よりも、確実に効果が判断できる固定式の方が有効です。
現在は、デジタル矯正装置の進歩により吐き気を伴う歯型採りよりもスキャナーによる撮影により歯間離開を必要としない接着性の牽引装置も有りますので、そちらがお薦めです。
参考にして戴ければ幸いです。
現在は、デジタル矯正装置の進歩により吐き気を伴う歯型採りよりもスキャナーによる撮影により歯間離開を必要としない接着性の牽引装置も有りますので、そちらがお薦めです。
参考にして戴ければ幸いです。
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- みほ(40歳 女性 )
- 2025年02月19日09時08分
ご回答くださり誠にありがとうございます。
やはり固定式の方が薦められるということ、理解いたしました。
主治医とも相談して参りたいと思います。
やはり固定式の方が薦められるということ、理解いたしました。
主治医とも相談して参りたいと思います。