ふっかさんの相談

カテゴリ:装置・治療法

リテーナーをさぼっていないのに後戻りしています

オープンバイトと叢生のため約3年半ワイヤー矯正をしていました。ブラケットが取れて半年ですが、既に下の前歯2本が少しねじれてきています。ブラケットを外した直後は噛み切れた食材も、噛み切れないことがでてきました。

保定装置は最初の2週間はトゥースポジショナーのみ、3週目にペッグタイプのリテーナーが完成してからは、昼間はペッグタイプで就寝中はトゥースポジショナーをつけています。

最初の3日は20時間以上、4日目から3週目までは14時間以上、3週目からは食事の時以外の約20時間はいずれかのリテーナーを装着しています。

調べてみたところ、トゥースポジショナーをこれほど長く使うのも稀なようなのですが、本当にこの保定方法が最適なのでしょうか。

かかりつけの先生は歯並びのアーチは崩れていないから大丈夫とおっしゃいます。

トゥースポジショナーのメリットは、限られた歯の移動ができて、そのまま保定装置として使用し続けることができるということです。保定方法として間違いはないかと思いますが、装置が大きくなるため、使いにくいなどがあれば主治医に装置の変更などを依頼されてもいいかと思います。
ふっかさん、はじめまして。
福岡市城南区のクリア矯正歯科 院長の下川と申します。
使用中の保定装置についてのご質問ですね!
私はトゥースポジショナー自体を患者様に使用することは、ほとんどありませんが、保定をトゥースポジショナーのみで行う先生もいらっしゃいますし、その場合には使用期間は半年より長くなると思います。
まず、歯は一生動き続けるものだということをご理解いただく必要があるかと思います。
下の前歯のねじれに関しては、程度によりますが、トゥースポジショナーで改善が見込めるかもしれません。
前場で噛みきれなくなったことに関しては元々がオープンバイトだったということですから、その後戻りの可能性があります。
保定に関して垂直的なコントロールは非常に難しいので、担当の先生にご相談されることをおすすめいたします。

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