みいなさんの相談

カテゴリ：その他

後方移動

非抜歯の上下舌側ワイヤー矯正を検討しております。
歯が少し出ているので収めたいですが、非抜歯の場合どのように歯が収まっていくのでしょうか?
また、アンカースクリューなしでも歯の後方移動は可能なのでしょうか?

非抜歯での上下舌側ワイヤー矯正を検討されているとのことですね。非抜歯矯正では、既存のスペースを利用して歯を移動させることが基本になります。そのためには、歯を後方に移動させる工夫が必要です。

### 歯の後方移動の仕組み
1. **歯の傾斜調整**: 歯が少し前に出ている場合、歯の傾斜を調整することで後方に移動させることができます。このプロセスでは、ワイヤーやブラケットの形状、力のかけ方を工夫する必要があります。

2. **スペースの活用**: 他の歯の位置関係を見極め、隣接する歯の位置を適切に調整することで、スペースを確保し、出っ歯を収めるように動かすことができます。

3. **歯のトルク調整**: 上下の歯のトルクを調整することで、歯が後方に移動するように働きかけることも可能です。ブラケットが舌側にあるため、通常の唇側ブラケットよりもこの調整がしやすい場合があります。

### アンカースクリューなしでの後方移動
アンカースクリューなしでも歯の後方移動は可能ですが、効果的に行うためには以下の点に注意が必要です。

- **治療計画の重要性**: 矯正医が治療計画をしっかり立て、どの歯をどのように動かすかを明確に定める必要があります。特に非抜歯のケースでは、各歯の移動が全体の歯列に与える影響を理解しておくことが重要です。

- **治療期間の考慮**: アンカースクリューを使わない場合、歯の後方移動に時間がかかる可能性があります。このため、治療期間が若干長くなるかもしれません。

- **限界があることの理解**: 歯の後方移動には限界があるため、結果に満足できるかどうかは、個々の口腔内の状況や歯の形状によることがあります。

以上の点を踏まえつつ、矯正医とよく相談しながら進めることが大切です。适切な治療計画と技術によって、非抜歯でも良好な結果を得ることが可能です。
アンカースクリュー無しで後方に移動出来る量は僅かとなります。また、叢生がある場合には、その改善にスペースが必要となるため前歯が舌側に下がる量はさらに少なくなります。
矯正治療を開始する前のシミュレーションをご自分でもしっかりと確認されると良いかと思われます。
みいなさん、はじめまして。
京都のさわだ矯正歯科西院クリニックと申します。
非抜歯で治療する場合、スペースがある場合は後ろに下げることができます。スペースがない場合はストリッピングという処置なのですが、歯を少しやすりで削り、そのスペースを利用して後ろに少し下げる方向がありますが、削る量にも限界があるため、大きく後ろに下げることは難しいでしょう。
当院では非抜歯でアンカースクリューを用いて歯列全体を後方牽引し、口元の改善ができる治療を行っています。
ご自身の矯正治療について、詳しく知りたいのであれば、矯正歯科で相談されるのがよろしいかと思います。
みいなさんにとってよい方向に向かうことをお祈りしています。

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