melaさんの相談
カテゴリ:治療中のケア、調整
はじめてご相談させていただきます。
親知らず4本抜歯後、表側ワイヤー矯正を行い2年と少しが経ちました。
親知らず以外は非抜歯の状態ですので、少し出っ歯になるかもしれないという説明を最初に受けて同意のもと始めました。
前歯は綺麗にそこまで出っ歯にもならず揃っています。
ただ、左下奥から2番目の大きい歯が内側へ倒れ込み、歯の外側部分のみが上の歯と触れるという状態です。今年の春頃には医師から「すぐ動くよ」と言われたいたのですが、半年経った今でも動かず、結局は「非抜歯だからどこかに皺寄せがくるのは許容しないといけない」という医師の見解に変わりました。
目立つ部位ではないため、私も許容した方がよいと思うのですが、やはりブラオフ後にもっと倒れ込んでしまうのではないかという心配と、噛み合わせが悪いことで顎関節症などに以降していくのではという心配もあります。
折衷案として、次回一度ブラオフしてみて気になる点があればまたつけるという提案をいただいております。
ちなみに、歯を削ってスペースを作るやり方はおすすめしないと言われました。
このままブラオフしても良いものでしょうか?
- アラインクチュールデンタルオフィス 名古屋栄院
- ( 愛知県 名古屋市東区 )
- 2023-11-10 21:03:00
左下奥から2番目の大きい歯というのは第一大臼歯ということですね。この第一大臼歯は咬合の要となる歯牙ですので、第一大臼歯が舌側(内側)へ倒れ込んでいる状態で矯正治療を終了することは歯列や咬合の長期安定性を損なうことになりかねませんので妥協するべきではないと考えます。もちろん度合いにもよりますが。
次に改善案としては、当たり前ですか舌側傾斜してしまっている原因を取り除けば良いということになります。対合する歯牙が干渉しているのか、排列するスペースが足りないのか何が原因となっているかを見極める必要があります。場合によっては第二小臼歯を近心移動させるのか、第二大臼歯を遠心移動させるのか、歯を削ってスペースをつくることも時には必要かと考えます。
担当している矯正医が「すぐ動くよ」と言われということですが、それであればその時にはスペースはあったのではないかなと思わなくもないですが。
次に改善案としては、当たり前ですか舌側傾斜してしまっている原因を取り除けば良いということになります。対合する歯牙が干渉しているのか、排列するスペースが足りないのか何が原因となっているかを見極める必要があります。場合によっては第二小臼歯を近心移動させるのか、第二大臼歯を遠心移動させるのか、歯を削ってスペースをつくることも時には必要かと考えます。
担当している矯正医が「すぐ動くよ」と言われということですが、それであればその時にはスペースはあったのではないかなと思わなくもないですが。
- mela(28歳 女性 )
- 2023年11月10日23時11分
ご回答いただしましてありがとうございます。
ご意見を伺い、やはり最終的には倒れ込みは無くしたいと思うようになりました。状況としては上の歯の内側と下の歯の外側がどちらもほんの一部分だけ噛んでいます。医師からはスペースがないとの話でしたが、そもそも倒れ込んでいる歯を起こすのにスペースは必要なのでしょうか?矯正を始めてから朝噛み締めによる痛みで度々起きることがあります。
ご意見を伺い、やはり最終的には倒れ込みは無くしたいと思うようになりました。状況としては上の歯の内側と下の歯の外側がどちらもほんの一部分だけ噛んでいます。医師からはスペースがないとの話でしたが、そもそも倒れ込んでいる歯を起こすのにスペースは必要なのでしょうか?矯正を始めてから朝噛み締めによる痛みで度々起きることがあります。
- アラインクチュールデンタルオフィス 名古屋栄院
- ( 愛知県 名古屋市東区 )
- 2023年11月11日10時35分
前者の場合には第二大臼歯が近心傾斜(親知らずや咬合圧の影響で手前に倒れてきている)によって第一大臼歯が押し出されて内側に傾きます。内側に傾くと同時に第一大臼歯のスペースが失われます。つまり、ただし治し方としては一旦第二大臼歯を遠心に起こしてスペースを作ると同時に整直させ、その上で第一大臼歯を頬側に起こせば解決します。
もちろん上記が全てではありませんが。