れもんさんの相談

カテゴリ:抜歯について

再矯正 抜歯済み

  • 投稿者 れもん さん [23才 男性 ] 2023/04/21/ 00:15
  • カテゴリー 歯列矯正 抜歯について 治療済
  • お悩みの歯 上あご右4番 上あご右5番 上あご左4番 上あご左5番 下あご右4番 下あご左4番

私は2年前に出っ歯と口元が出ているのを治すため、上の4番目の歯を抜歯して表側ワイヤー矯正を始めました。現在はワイヤーも取れ、リテーナーをつけている期間なのですが、今も口元が出ているのが気になっていて再矯正を考えているのですが、私はもう一度上の歯を抜歯して、下の歯も抜歯して全体を後ろに下げたいです。
ネットでは再矯正で2回目の抜歯は難しいと書いてあるのですが、なぜ2回目の抜歯は難しいのでしょうか。また強い希望なら2回目の抜歯は可能なのでしょうか。

さいたま市のSilver Lace矯正歯科と申します。

一般的に2回目の抜歯が難しいとされる理由は、前歯を後ろに下げる量に限界があるからだと思います。

せっかく2回も歯を抜いたとしても、前歯が下がりきらないので、できたスキマを閉じきることができず、スキマが開いたままになってしまったり、あるいは前歯を下げることができない代わり、に奥歯を前に持ってくるということになるからだと思います。

これには舌という強力な筋肉のカタマリが大きく関係しています。歯並びと言うのは舌が収まる器のような意味合いもあるため、ある程度の大きさを維持する必要があり、限度を超えて前歯を下げたとしても、舌の反発力によって戻されてしまうということです。

相談者さんの場合は、歯だけで口元の状態を改善するのは難しいと思いますので、さらに何かしようとするのであれば、顎骨の外科手術を伴う外科矯正という治療が必要になると思います。ご検討下さい。
れもんさんと同様の悩みを抱えた患者様は一定数いらっしゃいます。
以前の矯正治療で既に上顎のみ小臼歯を2本抜歯していると思われますので現在上顎は12本しか歯が無い状態かと思われます。

そういった場合には、さらに上顎の歯を抜歯すると上顎の永久歯は10本になってしまいます。これでは咬合をつくるのが困難であるとともに、全体の歯が少なくなり顎運動や咀嚼といった機能が大きく低下する恐れがありますし、

このため上顎はこれ以上抜歯するのではなく、1本ずつ奥にずらして咬合させる方法にて治療を進めております。

是非、担当の先生とご相談してみて下さい。
れもんさん、はじめまして。
京都のさわだ矯正歯科西院クリニックと申します。
上顎の4番の抜歯を伴う矯正治療を受けられ、現在も口元がでているのが気になっているのですね。
当院では、れもんさんのような患者様に対しては、これ以上抜歯することはせずに、インプラントアンカーを歯肉に埋入し、それを固定源にして歯列全体を遠心移動する方法をとっております。
れもんさんにとってよい方向に向かうことをお祈りしています。
  • れもん(23歳 男性 )
  • 2023年04月24日14時47分
始めまして。回答ありがとうございます。
インプラントアンカーの方法なのですが、これは裏側矯正でも出来るのでしょうか。またマウスピース矯正でも遠心移動は可能でしょうか。出来るだけ目立たない方法が希望です。
ご返信頂けましたら幸いです。
れもんさん、こんにちは。
当院では舌側矯正の場合もインプラントアンカーを用いた治療を行なっており、マウスピース矯正の場合はまずインプラントアンカーを用いて歯列を後方移動させた後にマウスピース治療をすることになると思います。
参考にしていただけたらと思います。

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