haruさんの相談
カテゴリ:装置・治療法
8番半埋伏を6番へ近心移動
現在、右下の8番が半埋伏となっています。
但し、7番と6番の状態が悪く、抜歯を検討しています。
上との咬合を鑑みた結果、6,7を抜歯、8を6の位置に歯牙移植しようとしています。
ただ、可能であれば神経を残したいため、8を起こしたうえで、6番まで矯正で近心移動することはできないのでしょうか。
とても長い移動のため長期間になるのは認識しておりますが、担当した歯科医が「矯正医に頼めばやってくれるかも...」という状態だったため、まずはこちらで一般的な回答をお伺いしたいとおもっております。
そのような症例はないのか、あったとしてもとても時間や労力がかかるため基本的にお医者様は検討しないのか、など、教えていただけると幸いです。
- まぶち歯科医院
- ( 京都府 京都市伏見区 )
- 2022-10-17 23:35:00
haruさん、はじめまして。7番を6番部へ、8番を7番部への移動は、条件が揃えば可能かと思います。しかしながら、7番と6番の状態が悪いとのことですので、抜歯と共に骨吸収が始まり、例え骨幅を保つために人工骨にて増骨しても、矯正移動にかなりの時間と咬めない時間が何年も続きますので一般的にはお薦めは致しません。よって、歯牙移植を試みられるのも一助ですが、移植も条件が揃わなければ5年を待たず歯根に異常が出て再抜歯の可能性もあることから、時間や労力、患者様への精神的な見地から、インプラント治療の方が比較的リスクが少ない治療だと思われます。ただし、その他の歯列や咬合関係も悪いようでしたら、良くかかりつけ医とご相談下さい。
- Silver Lace矯正歯科
- ( 埼玉県 さいたま市浦和区 )
- 2022-10-18 16:19:00
さいたま市のSilver Lace矯正歯科と申します。
6番の位置に8番を近心移動するというのは、やろうと思えばできるとは思いますが、頑張って近心移動できたとしても7番部での咬み合わせの問題が出てきますので、8番を7番の位置まで近心移動して、6番部にはブリッジやデンタルインプラントを併用するというのが一般的になるのではないかと思います。ご検討下さい。
6番の位置に8番を近心移動するというのは、やろうと思えばできるとは思いますが、頑張って近心移動できたとしても7番部での咬み合わせの問題が出てきますので、8番を7番の位置まで近心移動して、6番部にはブリッジやデンタルインプラントを併用するというのが一般的になるのではないかと思います。ご検討下さい。