りょうさんの相談
カテゴリ:成人矯正
歯列矯正矯正して2カ月ですが
奥歯は噛み合わす犬歯と犬歯の前歯しか
あたっていません。
犬歯誘導だと思いますが
もう奥歯でしっかり噛むことは
できなくなるのですか?
- マロニエ矯正歯科クリニック
- ( 埼玉県 草加市 )
- 2022-08-29 13:54:00
初めまして、マロニエ矯正歯科クリニックの栗田です。
ご質問にお答えいたします。
矯正治療というものは、一度咬み合わせを崩して、再構築するものです。
だんだん咬み合わせが良くなるものではなく、一回咬み合わせが悪くなって、
治療終了までずっと悪い状態が続き、最後にガチッと咬み合います。
つまり、治療中は治療前よりも咬まないものです。
2〜3年かけて歯を動かし、すべての問題点を解決して初めて良い咬み合わせになります。
咬み合わせを良くするのが矯正治療ですから、奥歯が咬まずに終わることはありません。
しばらく咬まない状態が続くでしょうが、最終的には咬み合うはずです。
ただ、ちゃんとしていない矯正(不適切な矯正)の場合は、
ちゃんと全体的に咬みあっていない状態で終了とされる可能性があります。
簡易的なマウスピース矯正や部分矯正など、そもそもちゃんと咬まない矯正もありますし、
担当医の実力不足や治療プランニングのミスでうまく咬まないかもしれません。
咬んでいない状態で終了と言われたら、指摘して咬み合うまで続けてもらいましょう。
いかんせん、まだ始まったばかりですから、咬まないことを気にしてもしょうがないと思います。
ちなみに、犬歯誘導というのは、リラックスしてまっすぐ咬んだときに全体が当たり、
「咬んだ状態から顎を横に動かしたときに犬歯だけ当たって奥歯が浮く」状態を言います。
質問者様はまだ犬歯誘導は獲得されておらず、早期接触による前歯部の咬合干渉、が正解です。
以上を、ご質問への回答といたします。よろしくお願いいたします。
ご質問にお答えいたします。
矯正治療というものは、一度咬み合わせを崩して、再構築するものです。
だんだん咬み合わせが良くなるものではなく、一回咬み合わせが悪くなって、
治療終了までずっと悪い状態が続き、最後にガチッと咬み合います。
つまり、治療中は治療前よりも咬まないものです。
2〜3年かけて歯を動かし、すべての問題点を解決して初めて良い咬み合わせになります。
咬み合わせを良くするのが矯正治療ですから、奥歯が咬まずに終わることはありません。
しばらく咬まない状態が続くでしょうが、最終的には咬み合うはずです。
ただ、ちゃんとしていない矯正(不適切な矯正)の場合は、
ちゃんと全体的に咬みあっていない状態で終了とされる可能性があります。
簡易的なマウスピース矯正や部分矯正など、そもそもちゃんと咬まない矯正もありますし、
担当医の実力不足や治療プランニングのミスでうまく咬まないかもしれません。
咬んでいない状態で終了と言われたら、指摘して咬み合うまで続けてもらいましょう。
いかんせん、まだ始まったばかりですから、咬まないことを気にしてもしょうがないと思います。
ちなみに、犬歯誘導というのは、リラックスしてまっすぐ咬んだときに全体が当たり、
「咬んだ状態から顎を横に動かしたときに犬歯だけ当たって奥歯が浮く」状態を言います。
質問者様はまだ犬歯誘導は獲得されておらず、早期接触による前歯部の咬合干渉、が正解です。
以上を、ご質問への回答といたします。よろしくお願いいたします。
- りょう(48歳 女性 )
- 2022年08月29日23時12分
先生、ありがとうございました!