タキグチ ハルさんの相談
カテゴリ：効果
歯列矯正中で上あごの左の歯2と3に隙間ができていて、上あごの左の歯3、4を2に近ずける矯正で担当の医師から歯の矯正に遅れがでていると言われ食事中の歯の噛み方について、奥歯で噛むようにと言われたのですが元々自分は食事中奥歯で噛んでいるのですが、奥歯で噛むと歯が噛み合っています。ネットで見たのですが歯が噛み合ってると歯が動いていないと書いてあったので、前歯は噛み合わせが良くないので、食事中は前歯で噛むようにした方が歯が動きやすくなるでしょうか?
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- マロニエ矯正歯科クリニック
- （ 埼玉県 草加市 ）
- 2022-08-29 14:32:00
初めまして、マロニエ矯正歯科クリニックの栗田です。
ご質問にお答えいたします。
上の前歯に隙間が空いていてなかなか閉鎖しない、
原因は咬み方にあるのではないかと言われたということですね。
上の２・３間のスペースが閉じにくいというのは、矯正あるあるです。
前歯咬みや歯ぎしりなどで邪魔をしている可能性があり、その点を指摘されたのでしょう。
ネットの咬んでいると動いていない、という意味がよく分かりませんので、
間違っても意図的に前歯で咬もうと思わないでください。終わらなくくなります。
抜歯矯正か非抜歯矯正かはわかりませんが、上の歯に空隙がある状態です。
矯正治療において、隙間を閉じるというのは、前歯を後退させる、という意味です。
前歯が下がりながら隙間が減っていきます。
そして、前歯が下がるためには、出っ歯である必要があります。
最終的に前歯は咬みあってくるはずなので、
「下の前歯に当たるまで上の前歯が下がる」ということになります。
つまり、下の歯と上の歯の間に前後のずれがないと、前歯が下がらなくなるのです。
隙間を閉じるためには、前歯を後退させる必要があり、
前歯を後退させるためには、出っ歯である必要があります。
おそらく、質問者様は「奥歯で咬むと前歯に前後のずれがあって当たっていない状態」だと思います。
なので、普通なら前歯が引っ込んで隙間が閉じるはずだ、と担当の先生は思っているはずです。
前歯がすでに接触していて隙間が閉じないのであれば、当たり前の話です。
まだ出っ歯なのに隙間が閉じないのであれば、何か原因があると考えます。
出っ歯の方は、咬む位置が２か所あるはずです。奥歯で咬む位置と、前歯で咬む位置です。
２か所で咬んでいる人をデュアルバイト（二態咬合）と言います。
本来は、奥歯で咬んでいる位置が正しく、リラックスして奥歯も前歯も全体が同時に接触するのがゴールです。
まだ矯正治療が完了していないので、出っ歯ゆえに前歯咬みと奥歯咬みの両方が出来るはずです。
この前歯咬みが厄介で、前歯が接してしまっていると、前述のように前歯が引っ込まなくなるのです。
担当の先生は、前歯咬みをしているせいで隙間が閉じないのだろうと予想を立てているわけです。
食事中の咬み方に関しては基本的にはほとんどの人が奥歯で咬んでいるものと思われます。
どちらかというと、日常的にどこで咬んでいるかが大事です。
何となく、息がしやすいから、咬みやすいから、下顎が引っ込んでいるのが嫌だから、
などさまざまな理由で無意識的に前歯咬みをしている人が多いです。
質問者様は今、どこで咬んでいますか？？？前歯が接していたらアウトです。
矯正治療が終了する瞬間まで、前歯は当たってはいけません。
矯正中は基本的に咬み合わせが悪く、最後の最後で良い咬み合わせになるものです。
なるべく意識的に奥歯で咬むようにしてください。普段の位置よりも苦しく感じるかもしれませんが、
本来は、奥歯で咬んでいるのが正しく、一番後方で咬んでいるのが理想です。
上の前歯から下の奥歯にかけてひっかける「�教薐楷屮乾燹廚覆匹鮖藩僂靴討い襪函�
ゴムによって下顎が前に誘導され、前歯咬み状態になりやすく、隙間が閉じにくくなったりします。
本人の起きている間のことであれば、意識的にどうにかすることも可能ですが、
寝ている間の歯ぎしりなどが原因ですと、厄介です。止めることが出来ないからです。
下顎を前後左右にフルパワーで動かし、歯同士をギリギリこすり合わせているわけです。
矯正治療の力よりも歯ぎしりの力の方が強いので、隙間を閉じる力が負けてしまいます。
歯ぎしりをしている人に関しては、それに合わせた対応が必要であり、患者さんがどうにかできません。
また、質問文を見ると、上の奥歯を前に移動させるとありますが、なかなか難しい動きになります。
そもそもの担当医の治療のやり方が間違っているかもしれません。
すでに前歯が当たってしまっている、のであれば、上の奥歯の前方移動をする作戦が必要です。
下の歯を引っ込めたり、アンカースクリューを併用したり、�卦薐楷屮乾爐鮖藩僂垢襪覆匹任后�
治療のやり方が間違っているのであれば、食事の咬み方を気を付けて、とだけ言うのは短絡的です。
正しい治療法なのになぜか閉じない、なら気持ちもわかりますが、正しい治療法でないかもしれません。
質問者様がどんな歯並びをしていて、どんな装置で、どんな治療法を取っているかわからないので、
今の治療法が正しいのかどうかはわかりかねます。担当の先生とよく話し合った方がいいと思います。
ネットの情報は正しいものもあれば、間違っているものもたくさんあります。
情報自体は正しくても、質問者様のケースには関係ない事もあるでしょう。
前歯の隙間を閉じるために前歯で咬む、のは『逆効果』なのでやめましょう。
以上を、ご質問への回答といたします。よろしくお願いいたします。
ご質問にお答えいたします。
上の前歯に隙間が空いていてなかなか閉鎖しない、
原因は咬み方にあるのではないかと言われたということですね。
上の２・３間のスペースが閉じにくいというのは、矯正あるあるです。
前歯咬みや歯ぎしりなどで邪魔をしている可能性があり、その点を指摘されたのでしょう。
ネットの咬んでいると動いていない、という意味がよく分かりませんので、
間違っても意図的に前歯で咬もうと思わないでください。終わらなくくなります。
抜歯矯正か非抜歯矯正かはわかりませんが、上の歯に空隙がある状態です。
矯正治療において、隙間を閉じるというのは、前歯を後退させる、という意味です。
前歯が下がりながら隙間が減っていきます。
そして、前歯が下がるためには、出っ歯である必要があります。
最終的に前歯は咬みあってくるはずなので、
「下の前歯に当たるまで上の前歯が下がる」ということになります。
つまり、下の歯と上の歯の間に前後のずれがないと、前歯が下がらなくなるのです。
隙間を閉じるためには、前歯を後退させる必要があり、
前歯を後退させるためには、出っ歯である必要があります。
おそらく、質問者様は「奥歯で咬むと前歯に前後のずれがあって当たっていない状態」だと思います。
なので、普通なら前歯が引っ込んで隙間が閉じるはずだ、と担当の先生は思っているはずです。
前歯がすでに接触していて隙間が閉じないのであれば、当たり前の話です。
まだ出っ歯なのに隙間が閉じないのであれば、何か原因があると考えます。
出っ歯の方は、咬む位置が２か所あるはずです。奥歯で咬む位置と、前歯で咬む位置です。
２か所で咬んでいる人をデュアルバイト（二態咬合）と言います。
本来は、奥歯で咬んでいる位置が正しく、リラックスして奥歯も前歯も全体が同時に接触するのがゴールです。
まだ矯正治療が完了していないので、出っ歯ゆえに前歯咬みと奥歯咬みの両方が出来るはずです。
この前歯咬みが厄介で、前歯が接してしまっていると、前述のように前歯が引っ込まなくなるのです。
担当の先生は、前歯咬みをしているせいで隙間が閉じないのだろうと予想を立てているわけです。
食事中の咬み方に関しては基本的にはほとんどの人が奥歯で咬んでいるものと思われます。
どちらかというと、日常的にどこで咬んでいるかが大事です。
何となく、息がしやすいから、咬みやすいから、下顎が引っ込んでいるのが嫌だから、
などさまざまな理由で無意識的に前歯咬みをしている人が多いです。
質問者様は今、どこで咬んでいますか？？？前歯が接していたらアウトです。
矯正治療が終了する瞬間まで、前歯は当たってはいけません。
矯正中は基本的に咬み合わせが悪く、最後の最後で良い咬み合わせになるものです。
なるべく意識的に奥歯で咬むようにしてください。普段の位置よりも苦しく感じるかもしれませんが、
本来は、奥歯で咬んでいるのが正しく、一番後方で咬んでいるのが理想です。
上の前歯から下の奥歯にかけてひっかける「�教薐楷屮乾燹廚覆匹鮖藩僂靴討い襪函�
ゴムによって下顎が前に誘導され、前歯咬み状態になりやすく、隙間が閉じにくくなったりします。
本人の起きている間のことであれば、意識的にどうにかすることも可能ですが、
寝ている間の歯ぎしりなどが原因ですと、厄介です。止めることが出来ないからです。
下顎を前後左右にフルパワーで動かし、歯同士をギリギリこすり合わせているわけです。
矯正治療の力よりも歯ぎしりの力の方が強いので、隙間を閉じる力が負けてしまいます。
歯ぎしりをしている人に関しては、それに合わせた対応が必要であり、患者さんがどうにかできません。
また、質問文を見ると、上の奥歯を前に移動させるとありますが、なかなか難しい動きになります。
そもそもの担当医の治療のやり方が間違っているかもしれません。
すでに前歯が当たってしまっている、のであれば、上の奥歯の前方移動をする作戦が必要です。
下の歯を引っ込めたり、アンカースクリューを併用したり、�卦薐楷屮乾爐鮖藩僂垢襪覆匹任后�
治療のやり方が間違っているのであれば、食事の咬み方を気を付けて、とだけ言うのは短絡的です。
正しい治療法なのになぜか閉じない、なら気持ちもわかりますが、正しい治療法でないかもしれません。
質問者様がどんな歯並びをしていて、どんな装置で、どんな治療法を取っているかわからないので、
今の治療法が正しいのかどうかはわかりかねます。担当の先生とよく話し合った方がいいと思います。
ネットの情報は正しいものもあれば、間違っているものもたくさんあります。
情報自体は正しくても、質問者様のケースには関係ない事もあるでしょう。
前歯の隙間を閉じるために前歯で咬む、のは『逆効果』なのでやめましょう。
以上を、ご質問への回答といたします。よろしくお願いいたします。
