うっちーさんの相談

カテゴリ:装置

矯正勧められたけど器具を選べないのか

宜しくお願いします。
右下5.6欠損です。数年前に一度に8本治療したら、気づいたらオープンバイトが悪化して、どこの歯医者行っても矯正を勧められてしまい、臨床指導医のいる矯正歯科に行ったら、
アンカースクリュー必須、それでも奥歯を引っ込ませることができなければ、手術との事でした。私は舌痛症酷いので上顎アンカーは絶対無理だし、抗生剤アレルギーあるので手術も無理です、その先生は他の代替案はありませんでした。舌ベロが擦れて傷つくこともあるとネットで調べて余計に無理だなと感じました。他に方法無いのでしょうか
口ゴボ、ガミー、顎後退、出っ歯(少し)です。

初めまして、マロニエ矯正歯科クリニックの栗田です。
ご質問にお答えします。

まず、舌痛症は口腔心身症の一種とされ、質問者様はメンタルケアが必要かもしれません。
オープンバイト(開咬)の原因が舌突出癖であり、舌癖のために舌が痛い可能性もあります。
矯正歯科医師に提案されたプランは、おそらく妥当だと思います。
受け入れがたいのであれば、矯正治療をやらない方がいいと思います。

開咬の基本方針は、奥歯を当たらなくすることです。
前歯が咬み合わないのは先に奥歯が当たってしまうからであり、
アンカースクリューで臼歯を圧下するか、手術で顎骨を移動する必要があります。
前歯にゴムをかけて前歯を挺出させて咬ませる方法もありますが、後戻りを起こしやすいです。
前歯が挺出するとガミースマイルが悪化しますし、ゴムで治すとだいたい失敗します。
臼歯圧下に関しては、インビザラインというマウスピース矯正がとても得意としているので、
通常の開咬ケースならば、ほとんどの場合インビザラインで治すことが出来ます。
ただ、質問者様は臼歯に連続した欠損があり、マウスピース矯正の適応ではありません。
つまり、固定式装置で治す必要があるということです。

アンカースクリューが登場する前は、開咬の治療は手術が主流でした。
骨ごと奥歯が持ち上がるので、一瞬で開咬が改善しますし、後戻りも起こしにくいです。
外科的矯正治療は、患者さんへの負担も重たいので、選択するのは覚悟が必要です。
重度の開咬でなければ、アンカースクリューによる圧下で開咬が治せるようになりました。
舌側に何かしらの装置を装着し、アンカースクリューを内側・外側に4本埋入します。
外側だけにアンカースクリューを使用しても正常に圧下されないので、内側の装置が必須になります。
当然、しゃべりにくくもなりますし、違和感も強く、大きなストレスになるでしょう。

①ゴムで前歯を挺出させる  → 後戻るので×
②手術で骨ごと動かす    → 大変だけど〇
③アンカーで臼歯を圧下する → 違和感あるけど〇
④インビザラインで臼歯圧下 → 奥歯が無いので×
開咬の治し方はこの4種類しか方法が無く、①④はバッドプランなので②③が正解となります。
つまり、臨床指導医の先生は正しいことを言っており、この方法以外は存在しません。
いくらネットで調べても、色々と相談に行ってみても、他の方法を見つけることは出来ないので、
アンカースクリューで治すか、手術をするか、矯正治療をやらないか、のどれかとなります。

この前提のもと、質問者様は矯正治療をやらない方がいいかと思います。
そもそも矯正治療は、時間も費用もかかり、痛みもあり、違和感も強いです。
早く治すことも、違和感なく治すこともできず、楽しいこともなく、苦痛でしかありません。
ただ、終わった後に、健康面で咬み合わせが改善し、見た目も今以上に良くなります。
世間で矯正治療をやっている人たちは、デメリットを全部受け入れて、我慢してやっています。
やりたくない気持ちをやりたい気持ちが上回って初めて矯正治療をトライできるのです。
どんなにつらくても、治療途中でやめることは出来ませんので、覚悟と気合が必要です。
もし途中でやめようものなら、治療前よりも咬み合わせは悪くなってしまうでしょう。

質問文を見ると、質問者様はやらない理由を探しているように見えます。
アレルギーがあっても、不慮の事故で生きるか死ぬかとなれば手術をするはずです。
舌が痛くても、我慢すればいいのです。みんな違和感を我慢しています。
頑張れば、やってやれないことはないですし、やり切るしかないのが矯正治療です。
もちろん、アレルギーや舌痛症の程度にもよりますが、やりたくない気持ちの方が強いと思います。
一度始めてしまえば、途中で止められず、どんなにつらくても矯正歯科医師は責任が取れません。
様々な苦痛から質問者様を開放することは出来ないので、やらない方がいいと思います。

おそらく現状は咬み合わせがかなり悪く、開咬の人は歯を失いやすいです。
ただ、歯が無くなれば歯を入れればよいですし、最終的に総入れ歯にすればご飯は食べられます。
健康上、歯を残すために矯正治療をやった方がいい人というのはたくさんいらっしゃいます。
ただ、そのような人の大半が矯正治療をやっていません。人口比でいうと矯正人口はかなり少ないです。
日本人のうち、矯正をやっているのはごく一部の方のみで、ほとんどの方はやっていないのが現状です。
費用面や期間面も障害となりますが、大変な思いをしてまでやりたい人が限られるからしょう。
矯正治療をやることで歯の寿命はのびますが、大半の日本人はやらずに歯を減らしていくものです。

開咬・下顎後退・ガミースマイル・口ゴボ・舌痛症・不定愁訴と、質問者様はかなりの難症例です。
簡単に治せるケースではなく、難しい工夫を凝らしてようやく治せるかどうかというケースです。
簡単に治そうとすると、おそらく治療が失敗し、後悔することになると思われます。
②③の治療法が嫌だとしたら、矯正治療をやめた方がいいと思います。
口腔心身症の疑いがある人に過大なストレスを加えると症状が悪化する可能性もあります。
やりたくない気持ちをやりたい気持ちが上回ったら、矯正治療を開始しても良いかと思います。

以上を、ご質問への回答といたします。よろしくお願いいたします。
さいたま市のSilver Lace矯正歯科と申します。

どこの学会の臨床指導医なのかはわかりませんが、舌痛症の存在を無視してそのような治療法を提案するとも思えませんので、何らかの対策があってのお話だったのではないかと思います。

実際にお口の中を拝見したわけではありませんので、他の方法と言われても何とも言えないと思います。代替案が欲しいということでしたら、別の医院でご相談してみることをお勧め致します。ご検討下さい。
  • うっちー(35歳 )
  • 2023年03月03日13時06分
すみません、回答頂いていたのに
気づかず時間が過ぎてしまっていました。
本当にすみません。

今日行った歯医者では、インビザラインなら
半年で治せると言われました。
そんな簡単なのでしょうか。(矯正歯科の先生ではありません)
でもベテランで20名歯科医のいる病院の院長です。

他の矯正歯科では、アンカー必須と言われました。
奥歯を圧下する必要があるとの事で。
今日の先生は、それについては何も言ってませんでした。

インビザラインでも治せるのでしょうか。

奥歯は噛んでるらしいのですが、
前歯が空いてます。
右下5.6欠損です。
そこにはインプラント入れると言われましたが
到底お金的に無理だし、怖いです。
体外受精も考えてるので、
何を優先すべきか悩んでしまいます
さいたま市のSilver Lace矯正歯科と申します。

インビザラインで半年で治すといった場合は、恐らく奥歯を圧下することはできないと思いますので、治療のゴール自体が他の矯正歯科の考えているものと違うのではないかと思います。

何をどうやって治すつもりなのか、しっかり確認した方が良いと思います。ご検討下さい。
  • うっちー(35歳 )
  • 2023年03月03日15時08分
なるほどです、ゴールが違うのですね。

そうですよね、ご丁寧にありがとうございます
うっちーさん

相談内容を確認させていただきました。
現在オープンバイトでアンカースクリュー等を使用し矯正をするということですが、当院でもうっちーさんの症状だとフルブラケット装置でしたらアンカースクリューを使用します。
インビザライン等のマウスピース治療ですと、同じ症状の方や抜歯が必要、口元を引っ込める方でもアンカースクリューを使用する方は当院でも少ないです。
一度インビザライン等のマウスピースの治療をされているところにご相談されてはいかがでしょうか?

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