ジジさんの相談
カテゴリ:効果
動いていない歯
矯正を始めてから4年半です。
最初はインビザラインで、ワイヤーに移行しました。インビザラインを始める前に上下第一小臼歯、計4本抜歯し、3年半ほどで全てのインビザラインを終了しました。しかし、オーバーバイトが改善されなかった為(インビザライン終了時、下の歯は上の歯に被さって隠れたまま、左右1-3番は上下で接触しない)、ワイヤーに移行し、現在に至ります(9ヶ月目)。ワイヤーは上の歯のみです。
ですが、ワイヤーを始めた頃の口腔内の写真と現在の歯を比べても、この9ヶ月全く歯が動いていないように思います。矯正医は色々な方法を試しているようですが、全く変化がありません。前置きが長くなりましたが、
1、インビザラインからワイヤー矯正に移行することはよくあることでしょうか。
2、歯が動かないことはありえますか?骨性癒着は歯全体、又は前歯4本で起こる可能性はありますか?
4、治療法の一つとして、上2本のみの抜歯もあると知りました。この抜歯はオーバーバイトの治療として効果的ですか?下を抜歯しなかったら、インビザライン終了時には治療も終了していたのではと思ってしまいます。
よろしくお願いいたします。
-
- マロニエ矯正歯科クリニック
- ( 埼玉県 草加市 )
- 2022-07-11 14:12:00
初めまして、マロニエ矯正歯科クリニックの栗田です。
ご質問にお答えします。
上下抜歯のマウスピース矯正でうまくいかず、ワイヤーに切り替えても変化が見られないとのことですね。
マウスピース矯正からワイヤー矯正に切り替えたり、
逆にワイヤー矯正からマウスピース矯正に切り替えるケースはよくあります。
上下抜歯のマウスピース矯正は咬み合わせが崩れやすく、立て直しが必要になることが多いです。
本来は、マウスピース矯正をやりながら、同時に立て直しを出来ていればよかったのだと思いますが、
十分な立て直しをせず(しようとしたけどうまくいかず)、3年半で治療が詰んでしまったのでしょう。
ワイヤーでの立て直しをするのであれば、上下顎全体にやった方が良いような気がします。
マウスピース矯正での上下抜歯は難易度が高いので、あまり推奨されません。
適切な方法で、適切に治せば可能ですが、失敗するリスクもあります。
なぜ、マウスピース矯正の上下抜歯が難しいかというと、「レールが無い」からです。
歯は骨に埋まっていて、その重心(抵抗中心)は骨の中にあります。
物体は重心を押せば、まっすぐ移動しますが、重心からずれた位置を押すと傾いて移動します。
矯正治療では、歯の重心を押したくても、生えている歯冠部分しか押せません。
なので、何も考えずに歯を押すと、歯は倒れこみながら移動してしまいます。
歯は咬む力にまっすぐ抵抗するため、まっすぐに並んでいるのが理想です。
ワイヤー矯正は、硬いワイヤーがレールになってくれるので、歯が平行移動します。
マウスピース矯正は、上からはまっているだけなので、倒れこんで移動してしまいます。
上だけの抜歯では、あまり倒れこみは生じませんので、上だけ抜歯のマウスピース矯正は、難しくありません。
ネット上に公開され、早く良く治ったとされているのは、だいたいが上だけ抜歯ケースです。
上下の抜歯だと、下の5・6が倒れこみやすく、同時に前歯が挺出しやすいです。
これは、ワイヤー矯正でも起こりやすいことですが、「ローラーコースター現象」といって、
抜歯したスペースを閉鎖しようするとだんだん咬み合わせが深くなって、ディープバイトになってしまいます。
ワイヤー矯正では、ワイヤーを調整し、このローラーコースター現象を改善できます。
マウスピース矯正でも立て直しは可能ですが、ワイヤー矯正よりもやりにくいです。
マウスピース矯正はクリンチェックといって、歯の動き方を最初に設定し、
歯が計画通りに動くようにプランニングします。
クリンチェック通りにすすんでいれば、マウスピースは浮きませんが、
歯が計画通りの動き方をしていないと、マウスピースが歯から浮いてしまいます。
一度歯から浮いたマウスピースは、そうそうリカバリーできませんので、マウスピースの作り直しになります。
リクワイヤメントといって、歯のスキャンを行い、またマウスピースを再作製して仕切り直しします。
歯が倒れこんでくると、マウスピースが浮き、放置しているとどんどん倒れこんでしまうので、
歯の倒れこみを見つけたら、すぐに再スキャンして立て直す必要があります。
そもそもクリンチェックと全く同じように歯が動くことはなく、順調でも3~5回くらいは再作製するものです。
通っている歯科医院で、マウスピースは何回作り直しましたか?
浮いていることは指摘されましたか?浮いたら早期に再スキャンを行っていましたか?
適切なタイミングで立て直しをして来なかったのであれば、上下抜歯マウスピース矯正はどんどん悪い方に進みます。
立て直しの方法として、ワイヤー矯正に移行する方法もありますが、手遅れになる前の方が良かったでしょう。
軽度の崩れであればマウスピースでも立て直せますし、ワイヤー矯正で立て直ししてもマウスピースに戻れたでしょう。
担当医も、どんどん奥歯が倒れ、咬み合わせが深くなっていくのを見届けていたと思いますが、対処が遅かったかもしれません。
また、上下抜歯マウスピース矯正では、患者さん側も守らないといけないことがあります。
「指示通りに、毎日一切サボらずに20時間以上マウスピースを使用する」
「治療の最初から最後まで顎間ゴムを毎日欠かさず20時間以上使用する」
「アライナーチューイーをしっかりと咬みこみ、マウスピースの浮きを予防する」
「指定されたマウスピースの交換ペースや通院ペースを守る」
どれもマウスピース矯正を行う上で説明される、当たり前の注意事項となりますが、
特に、顎間ゴムの使用がとても大切です。それがすべてです。
歯が倒れこまないようにするのも、リカバリーをするのも、顎間ゴムで行います。
マウスピース本体もそうですが、顎間ゴムの使用状況が芳しくなければ、抜歯マウスピースは失敗します。
担当医の指示や治療計画が正しくても、マウスピースを扱う患者さんのコンプライアンスが不良であれば、
どんな名医であっても、特に上下抜歯マウスピース矯正は、うまく治すことは出来ません。
天地神明に誓って、完璧にマウスピースを使っていたのでなければ、現状の原因は質問者様にもあるかもしれません。
ただ、そんなことは質問者様自信は知る由もないことで、コントロールできなかった担当医の落ち度とは思います。
そもそも、咬合わせが深かったり、奥歯がずれて出っ歯であったりしてもマウスピース矯正の難易度は上がります。
進化とともにいろんなケースに対応できるようになってきているマウスピース矯正ですが、
得意なケースと不得意なケースがあり、不得意なケースで使用する場合は、工夫が必要になります。
おそらく、質問者様は不得意なケースで、担当医は立て直す経験が不足していたのでしょう。
質問にお答えします。
1、インビザラインからワイヤー矯正に移行することはよくあることでしょうか。
よくありますが、うまくいかなかったときですね。マウスピース矯正単独で難しく、ワイヤーを併用する場合は、
先にワイヤー矯正である程度治してから、マウスピース矯正へ移行するパターンとなります。
2、歯が動かないことはありえますか?骨性癒着は歯全体、又は前歯4本で起こる可能性はありますか?
動きにくいことはあっても、動かないことはないでしょう。ここまで歯が動いてきているわけですから。
骨性癒着で動かないのは、最初から微動だにしません。途中で骨性癒着する可能性はほとんどないでしょう。
3、が無いのは、サイト側から消されてしまったのでしょうか。費用などについては答えられないことになっています。
4、治療法の一つとして、上2本のみの抜歯もあると知りました。この抜歯はオーバーバイトの治療として効果的ですか?下を抜歯しなかったら、インビザライン終了時には治療も終了していたのではと思ってしまいます。
上だけ抜歯の方が、崩れにくく治しやすいですし、移動量も少ないので確実に早く治るでしょう。
しかし、治療のプランとして上だけ抜歯はあり得なくて、上下抜歯か非抜歯しかなかったかもしれません。
下の歯を抜かなければ前歯の後退量も減り、口元もあまり引っ込みません。
マウスピース矯正かどうかの前に、適切なプランニングがあるはずです。
上だけ抜歯の人たちは、上だけ抜歯がベストプランだっただけであり、質問者様は選べなかったかもしれません。
オーバーバイトばかりを気にしてますが、オーバージェットはどうでしょうか。
正面から見た上下の歯の重なりはぱっと見わかりやすいですが、
前歯の前後のずれであるオーバージェットの方が重要です。
現状、前歯が当たっていないということですが、咬み合わせが深いだけなら前歯は当たるはずです。
そもそも、奥歯が前後にずれていて、前歯が出っ歯になっているのではないでしょうか。
オーバージェットも大きいとなると、上下にただワイヤーをつけても前後のずれは治りません。
なので、ワイヤー矯正で立て直すとしても、まだまだ時間はかかってしまうと思います。
上の歯だけにしかワイヤーをつけていない段階で、いつまでたっても咬み合わせは改善しないと思います。
ずれの程度が強い場合は、上顎の遠心移動なども必要かもしれません。歯のディスキングも有効でしょうか。
立て直すのであれば、しっかりがっつりやらないと効果は出ませんので、担当と相談しましょう。
担当医の矯正歯科医師としての実力に疑問があるとしたら、他院でのセカンドオピニオンなどもご検討ください。
以上を、質問への回答といたします。よろしくお願いいたします。
ご質問にお答えします。
上下抜歯のマウスピース矯正でうまくいかず、ワイヤーに切り替えても変化が見られないとのことですね。
マウスピース矯正からワイヤー矯正に切り替えたり、
逆にワイヤー矯正からマウスピース矯正に切り替えるケースはよくあります。
上下抜歯のマウスピース矯正は咬み合わせが崩れやすく、立て直しが必要になることが多いです。
本来は、マウスピース矯正をやりながら、同時に立て直しを出来ていればよかったのだと思いますが、
十分な立て直しをせず(しようとしたけどうまくいかず)、3年半で治療が詰んでしまったのでしょう。
ワイヤーでの立て直しをするのであれば、上下顎全体にやった方が良いような気がします。
マウスピース矯正での上下抜歯は難易度が高いので、あまり推奨されません。
適切な方法で、適切に治せば可能ですが、失敗するリスクもあります。
なぜ、マウスピース矯正の上下抜歯が難しいかというと、「レールが無い」からです。
歯は骨に埋まっていて、その重心(抵抗中心)は骨の中にあります。
物体は重心を押せば、まっすぐ移動しますが、重心からずれた位置を押すと傾いて移動します。
矯正治療では、歯の重心を押したくても、生えている歯冠部分しか押せません。
なので、何も考えずに歯を押すと、歯は倒れこみながら移動してしまいます。
歯は咬む力にまっすぐ抵抗するため、まっすぐに並んでいるのが理想です。
ワイヤー矯正は、硬いワイヤーがレールになってくれるので、歯が平行移動します。
マウスピース矯正は、上からはまっているだけなので、倒れこんで移動してしまいます。
上だけの抜歯では、あまり倒れこみは生じませんので、上だけ抜歯のマウスピース矯正は、難しくありません。
ネット上に公開され、早く良く治ったとされているのは、だいたいが上だけ抜歯ケースです。
上下の抜歯だと、下の5・6が倒れこみやすく、同時に前歯が挺出しやすいです。
これは、ワイヤー矯正でも起こりやすいことですが、「ローラーコースター現象」といって、
抜歯したスペースを閉鎖しようするとだんだん咬み合わせが深くなって、ディープバイトになってしまいます。
ワイヤー矯正では、ワイヤーを調整し、このローラーコースター現象を改善できます。
マウスピース矯正でも立て直しは可能ですが、ワイヤー矯正よりもやりにくいです。
マウスピース矯正はクリンチェックといって、歯の動き方を最初に設定し、
歯が計画通りに動くようにプランニングします。
クリンチェック通りにすすんでいれば、マウスピースは浮きませんが、
歯が計画通りの動き方をしていないと、マウスピースが歯から浮いてしまいます。
一度歯から浮いたマウスピースは、そうそうリカバリーできませんので、マウスピースの作り直しになります。
リクワイヤメントといって、歯のスキャンを行い、またマウスピースを再作製して仕切り直しします。
歯が倒れこんでくると、マウスピースが浮き、放置しているとどんどん倒れこんでしまうので、
歯の倒れこみを見つけたら、すぐに再スキャンして立て直す必要があります。
そもそもクリンチェックと全く同じように歯が動くことはなく、順調でも3~5回くらいは再作製するものです。
通っている歯科医院で、マウスピースは何回作り直しましたか?
浮いていることは指摘されましたか?浮いたら早期に再スキャンを行っていましたか?
適切なタイミングで立て直しをして来なかったのであれば、上下抜歯マウスピース矯正はどんどん悪い方に進みます。
立て直しの方法として、ワイヤー矯正に移行する方法もありますが、手遅れになる前の方が良かったでしょう。
軽度の崩れであればマウスピースでも立て直せますし、ワイヤー矯正で立て直ししてもマウスピースに戻れたでしょう。
担当医も、どんどん奥歯が倒れ、咬み合わせが深くなっていくのを見届けていたと思いますが、対処が遅かったかもしれません。
また、上下抜歯マウスピース矯正では、患者さん側も守らないといけないことがあります。
「指示通りに、毎日一切サボらずに20時間以上マウスピースを使用する」
「治療の最初から最後まで顎間ゴムを毎日欠かさず20時間以上使用する」
「アライナーチューイーをしっかりと咬みこみ、マウスピースの浮きを予防する」
「指定されたマウスピースの交換ペースや通院ペースを守る」
どれもマウスピース矯正を行う上で説明される、当たり前の注意事項となりますが、
特に、顎間ゴムの使用がとても大切です。それがすべてです。
歯が倒れこまないようにするのも、リカバリーをするのも、顎間ゴムで行います。
マウスピース本体もそうですが、顎間ゴムの使用状況が芳しくなければ、抜歯マウスピースは失敗します。
担当医の指示や治療計画が正しくても、マウスピースを扱う患者さんのコンプライアンスが不良であれば、
どんな名医であっても、特に上下抜歯マウスピース矯正は、うまく治すことは出来ません。
天地神明に誓って、完璧にマウスピースを使っていたのでなければ、現状の原因は質問者様にもあるかもしれません。
ただ、そんなことは質問者様自信は知る由もないことで、コントロールできなかった担当医の落ち度とは思います。
そもそも、咬合わせが深かったり、奥歯がずれて出っ歯であったりしてもマウスピース矯正の難易度は上がります。
進化とともにいろんなケースに対応できるようになってきているマウスピース矯正ですが、
得意なケースと不得意なケースがあり、不得意なケースで使用する場合は、工夫が必要になります。
おそらく、質問者様は不得意なケースで、担当医は立て直す経験が不足していたのでしょう。
質問にお答えします。
1、インビザラインからワイヤー矯正に移行することはよくあることでしょうか。
よくありますが、うまくいかなかったときですね。マウスピース矯正単独で難しく、ワイヤーを併用する場合は、
先にワイヤー矯正である程度治してから、マウスピース矯正へ移行するパターンとなります。
2、歯が動かないことはありえますか?骨性癒着は歯全体、又は前歯4本で起こる可能性はありますか?
動きにくいことはあっても、動かないことはないでしょう。ここまで歯が動いてきているわけですから。
骨性癒着で動かないのは、最初から微動だにしません。途中で骨性癒着する可能性はほとんどないでしょう。
3、が無いのは、サイト側から消されてしまったのでしょうか。費用などについては答えられないことになっています。
4、治療法の一つとして、上2本のみの抜歯もあると知りました。この抜歯はオーバーバイトの治療として効果的ですか?下を抜歯しなかったら、インビザライン終了時には治療も終了していたのではと思ってしまいます。
上だけ抜歯の方が、崩れにくく治しやすいですし、移動量も少ないので確実に早く治るでしょう。
しかし、治療のプランとして上だけ抜歯はあり得なくて、上下抜歯か非抜歯しかなかったかもしれません。
下の歯を抜かなければ前歯の後退量も減り、口元もあまり引っ込みません。
マウスピース矯正かどうかの前に、適切なプランニングがあるはずです。
上だけ抜歯の人たちは、上だけ抜歯がベストプランだっただけであり、質問者様は選べなかったかもしれません。
オーバーバイトばかりを気にしてますが、オーバージェットはどうでしょうか。
正面から見た上下の歯の重なりはぱっと見わかりやすいですが、
前歯の前後のずれであるオーバージェットの方が重要です。
現状、前歯が当たっていないということですが、咬み合わせが深いだけなら前歯は当たるはずです。
そもそも、奥歯が前後にずれていて、前歯が出っ歯になっているのではないでしょうか。
オーバージェットも大きいとなると、上下にただワイヤーをつけても前後のずれは治りません。
なので、ワイヤー矯正で立て直すとしても、まだまだ時間はかかってしまうと思います。
上の歯だけにしかワイヤーをつけていない段階で、いつまでたっても咬み合わせは改善しないと思います。
ずれの程度が強い場合は、上顎の遠心移動なども必要かもしれません。歯のディスキングも有効でしょうか。
立て直すのであれば、しっかりがっつりやらないと効果は出ませんので、担当と相談しましょう。
担当医の矯正歯科医師としての実力に疑問があるとしたら、他院でのセカンドオピニオンなどもご検討ください。
以上を、質問への回答といたします。よろしくお願いいたします。
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- ジジ(26歳 女性 )
- 2022年07月12日04時28分
栗田先生、ご丁寧にご回答ありがとうございます。
なぜ治療が大幅に延期されたのか、なぜ現在このような状況になっているのか理解しました。受け身になって何も詳しく聞かなかったのも良くなかったですが、ワイヤーに移行した時も、簡単にインビザラインでは治らなかったので、とだけ言われましたが詳しくは説明されず、なかなか腑に落ちなくモヤモヤしていました。
字数制限があり詳しくは書けなかったのですが、もともと親知らずが存在せず、上下7番が全て生えそろったのが20歳手前でした。元々の噛み合わせも深いです。矯正を始めるにあたって、何軒かクリニックに相談したものの、うちではできないと断られたり、また下顎の手術を勧められたり、もしくはヘッドギアを勧められ、なかなか踏み切れませんでした。が、現在通っているクリニックがインビザライン(2年半)でできると言ってくれた為、そこに通う事にしました。
インビザラインは3回ほど作り直したと思います。途中、栗田先生もおっしゃったように、下の5・6が倒れこんできたため、2本(計4本)にワイヤーをし、インビザラインと平行していました。
現在のワイヤー矯正は、私が理解している範囲では、インビザラインで治らなかったオーバーバイトとオーバージェットを直す治療(立て直し)だと理解しています。
担当医からは、下の歯は上の歯に被さっていてブラケットを付けられないから、上の歯が上方に動いてから下にブラケットとワイヤーを付け、外側に傾けさせる、下にブラケットが付くのは半年くらいだろうと言われました。上のワイヤーは最初は歯全部にワイヤーが取り付けられていましたが、2ヶ月前からは第二大臼歯にはワイヤーが付けられていません。現在のオーバージェットは、4-5mmくらいだと思います。
歯が動いてないのは、きっと私の症状に合った治療がなされてないからなんでしょうね...。9ヶ月もの間、ほぼ無意味の期間があったと思うと悲しくなります。栗田先生が提案してくださった上顎の遠心移動やディスキングは、私の症例(オーバージェットを治す)に対して利に適っているし、効果的だと思いました。次の調整時に今後の治療計画など、セカンドオピニオンも考えながら、しっかりと聞いてみます。
追加質問になってしまいますが、
1、実際にお会いしていないので難しいとは思いますが、現在の状況から立て直しはどのくらいの期間かかると予想されますか?
2、これからまたインビザラインに戻れる可能性はありますか?
3、一年ほど前くらいから、歯にヒビのような線が入っているのに気がつきました。これは矯正を長くやっているからなのでしょうか。
これからまだ長期間かかるなら、長期間の矯正は歯を弱くすると聞きましたし、これからの人生計画もあるので途中で諦めても良いかなとも思っています。
長くなってしまいましたが、よろしくお願いします。
なぜ治療が大幅に延期されたのか、なぜ現在このような状況になっているのか理解しました。受け身になって何も詳しく聞かなかったのも良くなかったですが、ワイヤーに移行した時も、簡単にインビザラインでは治らなかったので、とだけ言われましたが詳しくは説明されず、なかなか腑に落ちなくモヤモヤしていました。
字数制限があり詳しくは書けなかったのですが、もともと親知らずが存在せず、上下7番が全て生えそろったのが20歳手前でした。元々の噛み合わせも深いです。矯正を始めるにあたって、何軒かクリニックに相談したものの、うちではできないと断られたり、また下顎の手術を勧められたり、もしくはヘッドギアを勧められ、なかなか踏み切れませんでした。が、現在通っているクリニックがインビザライン(2年半)でできると言ってくれた為、そこに通う事にしました。
インビザラインは3回ほど作り直したと思います。途中、栗田先生もおっしゃったように、下の5・6が倒れこんできたため、2本(計4本)にワイヤーをし、インビザラインと平行していました。
現在のワイヤー矯正は、私が理解している範囲では、インビザラインで治らなかったオーバーバイトとオーバージェットを直す治療(立て直し)だと理解しています。
担当医からは、下の歯は上の歯に被さっていてブラケットを付けられないから、上の歯が上方に動いてから下にブラケットとワイヤーを付け、外側に傾けさせる、下にブラケットが付くのは半年くらいだろうと言われました。上のワイヤーは最初は歯全部にワイヤーが取り付けられていましたが、2ヶ月前からは第二大臼歯にはワイヤーが付けられていません。現在のオーバージェットは、4-5mmくらいだと思います。
歯が動いてないのは、きっと私の症状に合った治療がなされてないからなんでしょうね...。9ヶ月もの間、ほぼ無意味の期間があったと思うと悲しくなります。栗田先生が提案してくださった上顎の遠心移動やディスキングは、私の症例(オーバージェットを治す)に対して利に適っているし、効果的だと思いました。次の調整時に今後の治療計画など、セカンドオピニオンも考えながら、しっかりと聞いてみます。
追加質問になってしまいますが、
1、実際にお会いしていないので難しいとは思いますが、現在の状況から立て直しはどのくらいの期間かかると予想されますか?
2、これからまたインビザラインに戻れる可能性はありますか?
3、一年ほど前くらいから、歯にヒビのような線が入っているのに気がつきました。これは矯正を長くやっているからなのでしょうか。
これからまだ長期間かかるなら、長期間の矯正は歯を弱くすると聞きましたし、これからの人生計画もあるので途中で諦めても良いかなとも思っています。
長くなってしまいましたが、よろしくお願いします。
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- マロニエ矯正歯科クリニック
- ( 埼玉県 草加市 )
- 2022年07月12日15時28分
手術、ヘッドギアと聞くと、質問者様はかなりの出っ歯だったのではないでしょうか。
下顎後退であり、臼歯関係もⅡ級が強く、かつ過蓋咬合であったと。
それを上44下44抜歯で治すのは、完全にマウスピース矯正の禁忌症と言えるでしょう。
マウスピース矯正は「叢生」「開咬」「Ⅱ級仕上げ」が得意であり、場合によってはワイヤー矯正より早く治ります。
「過蓋咬合」「上下顎前突」「上下抜歯」は相性が非常に悪いので、普通に治したら治りません。
やってやれないことはないでしょうが、工夫が必要であり、担当の先生は無策だったのでしょう。
一般歯科医師ではなく、矯正歯科医師ならばマウスピース矯正の特性を理解していなかったのでしょう。
まず、マウスピース矯正は装着時に奥歯のみが当たります。マウスピースに厚みがあるためです。
ゆえに、奥歯が圧下して前歯の咬み合わせが深くなりやすいのです。
開咬ケースならそれがプラスになりますが、過蓋咬合ケースならマイナスに働きます。
構造上、奥歯を挺出させたり、前歯を圧下させるのがやりにくいので、過蓋咬合は治しにくいです。
また、抜歯をすると前回お話ししたように、咬み合わせが深くなってしまいます。
過蓋咬合の人を抜歯でマウスピース矯正をすると、どんどん咬み合わせが深くなってしまいます。
なので、まずは抜歯をせずに過蓋咬合のみを改善してからやる方法があります。
一時的に出っ歯になりますが、抜歯後は咬み合わせが深くなる一方なので抜歯前に治しておくべきです。
非抜歯状態なら、過蓋咬合もゆっくりですが、治せないことはないでしょう。
また、先生によっては、前歯にアンカースクリューを埋入し、前歯を積極的に圧下するそうです。
そんなことをしないといけないくらい、マウスピース矯正における過蓋咬合というのは厄介なのです。
ある程度マウスピース矯正の経験がある先生なら、過蓋咬合に苦しめられていると思いますから、
いかに過蓋咬合を治すか、という点に留意した治療のプランニングを立てるはずです。
適応症からは外れているので、そもそもマウスピース矯正を選択しない、というのも賢明でした。
次に、前後のずれですが、上下抜歯ならば、臼歯関係をⅠ級にする必要があります。
これは、下顎の臼歯の近心移動が必要ということであり、クリンチェックでもそういう計画だったのではないでしょうか。
ワイヤー矯正であっても、下顎臼歯の近心移動は難しいので、工夫が必要なります。
場合によっては、下は5番を抜歯して近心移動しやすくしたりもします。
マウスピース矯正で下5番抜歯は最悪で、6番が超倒れるので、禁忌中の禁忌です。
マウスピース矯正で下顎臼歯の近心移動をやろうとすると、倒れやすくなります。
なので、ワイヤー矯正と同じ感覚でプランニングすると、失敗しやすい非現実的なクリンチェックになります。
マウスピース矯正でのⅡ級改善は、上顎臼歯の遠心移動でやるべきです。
マウスピース矯正は、多少であれば遠心移動を得意とするので、近心移動よりも遠心移動で治します。
もしかしたら、上顎の遠心移動で治そうとしていたかもしれませんが、うまくいかなかった可能性もあります。
前回質問者様の言っていたように、マウスピース矯正で安全に出っ歯を治すなら、上だけ抜歯です。
上下抜歯ではなく、上だけ抜歯してⅡ級仕上げとすると、下を抜いていないので、前歯の後退量が減ります。
しかし、マウスピース矯正は遠心移動が得意であり、下の奥歯を遠心移動していれば、結構前歯を後退できます。
さらには、マウスピースで側方拡大も可能ですし、全体的にディスキングを行ってもスペースを稼げます。
なので、マウスピース矯正を良く知る先生なら、臼歯関係がⅡ級傾向のケースは、上だけ抜歯を選びます。
もちろん、最大限に前歯を後退させるなら、下も抜歯した方が後退量は多いですが、
その場合はやはり工夫が必要であったということになります。
質問者様が「マウスピース矯正」で「なるべく前歯を下げたい」と思って矯正歯科を探していたなら、
現状のプランニングを提案する歯科医院にたどり着いてしまう結果となるでしょう。
「ワイヤー矯正で、前歯をなるべく下げる」「マウスピース矯正でそこそこ前歯を下げる」であれば、
より現実的なプランニングで矯正治療を出来ていたかもしれません。
もし、過去にさかのぼれるなら、最初の1~1.5年くらいはワイヤー矯正で行くべきでした。
ワイヤー矯正で、場合によってはアンカースクリューを併用しつつ過蓋咬合を改善し、
なおかつ、下顎は5番を抜歯して下顎臼歯の近心移動を行い、臼歯関係をⅠ級にする。
ここから先はマウスピース矯正でも大丈夫というところまでワイヤーで治しておけば、
難しい症例から、普通の症例にすることが出来たでしょう。
そもそもワイヤー矯正を長期間つけていいなら、最後までワイヤー矯正でも良かったでしょう。
ある程度崩れたタイミングで、全顎ワイヤー矯正に切り替えられていたら、リカバリーもできたでしょうか。
治療の終盤にワイヤー矯正に切り替えても、少し手遅れとなってしまいます。
なぜなら、抜歯スペースが無くなってしまっているからです。
オーバージェットがある、ということは臼歯関係がⅡ級のままということです。
これをワイヤー矯正でⅠ級にするためには、下顎臼歯の近心移動が必要です。
しかし、抜歯したスペースがないと、臼歯はほとんど近心移動しません。
つまり、奥歯のずれが治らず、前歯の前後のずれが治らず、咬み合わない、ということです。
顎間ゴムを長期使用してもなかなか改善するものではないので、
やはり、スペース閉鎖後のⅡ級改善ならば上顎臼歯の遠心移動が必要だ思います。
これはマウスピース矯正の方がやりやすいので、ワイヤー矯正に切り替える前に
せめて臼歯関係だけでもⅠ級にしておくべきだったような気もします。
上顎臼歯の遠心移動も、アンカースクリューを併用したり、専用の装置を使う必要があります。
ただワイヤー矯正で並べて、顎間ゴムをひっかけていれば治る、というほど矯正は簡単ではありません。
そもそも、ローラーコースター減少による下顎歯列のカーブが強いが故の過蓋咬合ですから、
上だけブラケットをつけていてもあまり効果はありませんし、おそらく下にブラケットをつけやすくもならないでしょう。
奥歯にプラスチックを盛り上げて前歯を当たらないようにする「バイトアップ」でもやれば、
すぐにでも下顎にブラケットを装着できますし、そうしなければ治療は進みません。
バイトアップは違和感も強いですが、すでに4年も経っているのでそんなことは言ってられません。
一日でも早く矯正を終わらせられるように常に最善策を取るべきだと思います。
また、過蓋咬合の改善や上顎の遠心移動には上顎第二大臼歯にブラケットが必要です。
外したのか、ブラケットがついていてもワイヤーを通していないかはわかりませんが、意図が不明です。
担当の先生は、マウスピース矯正もワイヤー矯正も、質問者様を治せるほどの力量や知識や、
それをカバーする熱意が足りないと思います。もっとやりようがあると思います。
追加の質問にお答えします。
1、実際にお会いしていないので難しいとは思いますが、現在の状況から立て直しはどのくらいの期間かかると予想されますか?
ほぼ、初診で過蓋咬合の方が来た、くらいの状態な気がするので、適切に治しても2年くらいかかるかもれません。
非抜歯で、上顎臼歯を遠心移動し、過蓋咬合を改善し、前歯を咬ませるならそれくらいかかります。
もちろん、正しい治し方をしなければ、いつまでたっても終わらないということになります。
2、これからまたインビザラインに戻れる可能性はありますか?
ある程度のリカバリーが済めば、可能だと思いますが、かなり先でしょう。
そのころには、ワイヤー矯正のままの方が早く治る、という状況でしょうし、
担当する先生の得意な方法で治した方が良いと思います。
インビザラインで3年半やっても治っていないわけですし、戻ってもうまくいかないかもしれません。
3、一年ほど前くらいから、歯にヒビのような線が入っているのに気がつきました。これは矯正を長くやっているからなのでしょうか。
歯に亀裂が入っているのは、矯正の影響かもしれませんし、無関係かもしれません。
マウスピース矯正をやっていた時期のはずですし、歯は守られていたと思います。
歯は消耗品なので、経年的に削れていきます。小さな線であれば、悪影響もありませんので、気にしないで大丈夫です。
・これからまだ長期間かかるなら、長期間の矯正は歯を弱くすると聞きましたし、これからの人生計画もあるので途中で諦めても良いかなとも思っています。
2年半で治ると言われてたのに3年半もかかり、それでも治らずに望まないワイヤー矯正をさせられている
質問者様の失望や絶望は想像に難くありません。矯正は場合によって人を不幸にします。
矯正は咬み合わせを治す医療であり、見た目が治るのはその副作用です。
まだ咬みあっていないならば治ったとは言えず、咬み合うまで続けるのが理想です。
しかし、矯正などというものは楽しいことは一つもなく、皆さんは一刻も早く卒業したいと思うはずです。
咬みあってはいないものの、出っ歯は治り、外見的には改善したとは思います。
正しい形のゴールではありませんが、モチベーションが維持できそうになければ、やめてしまうのもいいかもしれません。
話を聞く限りでは、マウスピース矯正の内容もワイヤー矯正の内容も、適切ではない気がします。
担当医も必死に治そうとして実力不足で今の状態なのか、それとも何も考えていないのかはわかりません。
あまり考えたくないことですが、「質問者様がギブアップするのを待っている」かもしれません。
ちゃんと治っていない状態で、歯科医師側が終了と言えば、治す責任を果たしていないことになります。
しかし、治そうと治療を継続している限りは、終わっていないので、無責任とはなりません。
つまり、質問者様側からもう終わりにしてほしいという言葉が出てくるのを待っている可能性もあります。
そうなると、本当は治すつもりだったのに、患者の希望で終わりにしたという大義名分が出来ます。
ちゃんとした治療を行っていない先生の常套手段としてそうすると聞いたことがあります。
今後、どのような策で治療を行うつもりなのかをしっかりと聞き、治すつもりがあるかを確認した方が良いでしょう。
特に何も策が無ければ、治らないし終わらないので、すぐにセカンドオピニオンをすべきでしょう。
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- ジジ(26歳 女性 )
- 2023年09月16日06時38分
栗田先生、ご無沙汰してます。
前回はとても親身になって相談に乗ってくださり、大変ありがとうございました。
その後、矯正を中断しようと思ったのですが、栗田先生が仰った『ギブアップ待ちかも』というのに納得してしまい、意地になって諦めませんでした。
治療としてはその後、バイトプレートを作成し、上下奥歯の挺出、下前歯の圧下を行い、オーバーバイトが少し軽減された所で下顎にもワイヤーが付けられました。
そして上顎の矯正が数週間前に取れました!約5年半ぶりの何も付いてない自分の歯って気持ちがいいですね!まだ下顎にはワイヤーが付いていますが、人前や写真でも歯を出して笑えるようになりました。
オーバーバイトは治りましたが、残念ながらオーバージェットは治りませんでした。現在も上と下の前歯は当たってません。
この5年半の治療を振り返ると、矯正医の実力不足が目立ちますね。ここまで時間をかけたのに、結局完璧には治らなかった…
私自身も早くからセカンドオピニオンに行ったり、もっと出来ることがあったのかもしれません。
しかし矯正前と比べると見た目も全然違うので、ここが限界なんだろう、と妥協し納得することにしました。
現在は下前歯がすきっ歯になってしまったので、そこを治しているところです。
あとどれくらい期間がかかるか分かりませんが、あと2回ぐらいの調整で終了できればいいな、と願っています。
ご報告までに、返信させていただきました。
栗田先生、ありがとうごさいました。
前回はとても親身になって相談に乗ってくださり、大変ありがとうございました。
その後、矯正を中断しようと思ったのですが、栗田先生が仰った『ギブアップ待ちかも』というのに納得してしまい、意地になって諦めませんでした。
治療としてはその後、バイトプレートを作成し、上下奥歯の挺出、下前歯の圧下を行い、オーバーバイトが少し軽減された所で下顎にもワイヤーが付けられました。
そして上顎の矯正が数週間前に取れました!約5年半ぶりの何も付いてない自分の歯って気持ちがいいですね!まだ下顎にはワイヤーが付いていますが、人前や写真でも歯を出して笑えるようになりました。
オーバーバイトは治りましたが、残念ながらオーバージェットは治りませんでした。現在も上と下の前歯は当たってません。
この5年半の治療を振り返ると、矯正医の実力不足が目立ちますね。ここまで時間をかけたのに、結局完璧には治らなかった…
私自身も早くからセカンドオピニオンに行ったり、もっと出来ることがあったのかもしれません。
しかし矯正前と比べると見た目も全然違うので、ここが限界なんだろう、と妥協し納得することにしました。
現在は下前歯がすきっ歯になってしまったので、そこを治しているところです。
あとどれくらい期間がかかるか分かりませんが、あと2回ぐらいの調整で終了できればいいな、と願っています。
ご報告までに、返信させていただきました。
栗田先生、ありがとうごさいました。
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- 名駅MA矯正歯科
- ( 愛知県 名古屋市中村区 )
- 2022-07-12 00:41:00
ご質問ありがとうございます。
名駅MA矯正歯科でございます。
順番に回答させて頂きます。
1.インビザラインからワイヤー矯正に移行されているとのこですが、悪いことではないのでご安心ください。我々の医院では、インビザラインからワイヤーに移行することは、ほとんどございません。しかし、同意書には、一時的に使用するかもしれないと記載しておりますので、絶対ないというわけではございません。
2.骨性癒着が前歯4本に起こることはないかと思います。1本動かないことはしばしばございます。
4.奥歯の咬み合わせにもよりますので、なんとも申しあげられませんが、オーバージェットが大きい場合ですと、上顎のみ2本抜歯を行うことはございます。
また、ご質問等ございましたらお気軽にご連絡ください。
名駅MA矯正歯科
名駅MA矯正歯科でございます。
順番に回答させて頂きます。
1.インビザラインからワイヤー矯正に移行されているとのこですが、悪いことではないのでご安心ください。我々の医院では、インビザラインからワイヤーに移行することは、ほとんどございません。しかし、同意書には、一時的に使用するかもしれないと記載しておりますので、絶対ないというわけではございません。
2.骨性癒着が前歯4本に起こることはないかと思います。1本動かないことはしばしばございます。
4.奥歯の咬み合わせにもよりますので、なんとも申しあげられませんが、オーバージェットが大きい場合ですと、上顎のみ2本抜歯を行うことはございます。
また、ご質問等ございましたらお気軽にご連絡ください。
名駅MA矯正歯科