みもさんの相談
カテゴリ:成人矯正
今矯正をしていて抜歯済みの隙間も埋まってる状態なのですが、下の正中が上に対して左にずれていて、反対咬合気味です。
下顎を上顎の正中に合わせることって可能なのですか?
ちなみに親知らずは、下の歯は抜いておらず余っています。
- かわさと歯科・矯正歯科
- ( 大阪府 大阪市北区 )
- 2022-02-14 13:09:00
下顎を上顎の正中に合わせることは可能なのですが、骨格的に左右非対称であれば限界はあります。
- 小田矯正歯科クリニック
- ( 兵庫県 宝塚市 )
- 2022-02-14 21:38:00
上顎、下顎とは?
上歯列、下歯列のことを言っておられるのだと思いますが、下歯列は、頭蓋骨から吊り下げられている下顎骨の上にあります。
ので、頭蓋骨と一体になっている上顎骨に対して、下顎骨自体の左へのずれ(偏位)が大きくなければ、上下の歯根を支える部分の骨(歯槽骨)を少したわませるようにして合わせることは可能かと思いますが、ずれ(偏位)が大きい場合は、それだけでは難しくなってきます。
大きく左にずれている場合でも、下顎をゆっくりと閉じていって、きちんと咬もうとする時に、最初に当たるところ(早期接触)では、比較的、上下の正中が一致していて、そこからずれていって左に偏位している場合は、早期接触を改善することで、上下の正中を一致させることはできると思います。
体の骨は、下から、足、骨盤、背骨、頭蓋骨と積み上げられているおり、そこから、下顎骨は吊り下げられているのですが、下顎骨自体が大きく左にずれてしまっている場合は、下顎骨に支えられている下歯列の正中を、上歯列(上顎骨)の正中に合わせることはできないとも言いかえられます。
担当の先生にもよく相談して、治療がうまく進むように頑張ってください。よろしくお願いいたします。
上歯列、下歯列のことを言っておられるのだと思いますが、下歯列は、頭蓋骨から吊り下げられている下顎骨の上にあります。
ので、頭蓋骨と一体になっている上顎骨に対して、下顎骨自体の左へのずれ(偏位)が大きくなければ、上下の歯根を支える部分の骨(歯槽骨)を少したわませるようにして合わせることは可能かと思いますが、ずれ(偏位)が大きい場合は、それだけでは難しくなってきます。
大きく左にずれている場合でも、下顎をゆっくりと閉じていって、きちんと咬もうとする時に、最初に当たるところ(早期接触)では、比較的、上下の正中が一致していて、そこからずれていって左に偏位している場合は、早期接触を改善することで、上下の正中を一致させることはできると思います。
体の骨は、下から、足、骨盤、背骨、頭蓋骨と積み上げられているおり、そこから、下顎骨は吊り下げられているのですが、下顎骨自体が大きく左にずれてしまっている場合は、下顎骨に支えられている下歯列の正中を、上歯列(上顎骨)の正中に合わせることはできないとも言いかえられます。
担当の先生にもよく相談して、治療がうまく進むように頑張ってください。よろしくお願いいたします。