アメリさんの相談

カテゴリ:治療中のケア、調整

上顎前方牽引装置の使用年齢

娘(12歳になりたて)の矯正についてです。
反対咬合で、1年生か2年生くらいから矯正歯科に通っています。
今のところ第一期治療のみの支払いをしています。
最初にリンガルアーチと上顎前方牽引装置を使用し、半年ほどで上の歯がしっかり前に出てくれましたが、歯並びにあまり問題がないのか、その後は乳歯を早めに抜いたくらいでブラケット等も使わず今に至ります。
下顎の成長に伴い、1、2程前から切端咬合になりました。
先生にもう一度牽引装置は使えませんかと話すと

『あれはあまり長い期間付けると負担になるから、使うとしても終わりがけに短期間装着する感じかな』

と言われたので、ずっと待っていました。
同じ歯科ですが二人の先生に診て頂いているので、途中でもう一人の先生にも切端咬合はもうどうにもならないですか?と聞いたところ同じような回答が返ってきましたので、大人しく待っていましたが
乳歯があと1本とのことで

『牽引装置はいつ頃から....?』

と聞くと

『今の状態ではもう使っても意味がないので、見守るしかないですね、追々抜歯などをして治すやり方もありますが』
 
と言われました。


その場ではわかりましたと帰ってきましたが、納得がいきません。
上顎の成長は10歳頃がピークなのはわかります。
ではなぜ
『最後の方に短期間で....』
と言ったのでしょう

上顎の成長も完全に止まっていないのであれば、今から牽引装置を付けてほんの少しでも効果に期待したいと親としては思うのですが、無駄ですか?

さいたま市のSilver Lace矯正歯科と申します。

実際にお口の中を拝見したわけではありませんので何とも言えませんが、上顎牽引装置を2回に分けて使うという話もあまり聞いたことがなく、矯正担当ドクターの意図は不明ですので、直接聞いてみないと分からないと思います。

上顎牽引装置は良い装置ですが、下顎が前に出ていくのを止めたりするものではなく、出ていく下顎に対して上顎も前に出していくことしかできないので、結果として口元全体がボコッとしてしまうという欠点があり、使い方の難しい装置です。今後のことは矯正担当ドクターとよく相談して治療を進めていくと良いと思います。ご検討下さい。
  • アメリ(39歳 女性 会社員 )
  • 2021年09月13日14時41分
お返事ありがとうございます。
今度、二期治療を始めるにあたって
様々な不安がありましたが

・牽引装置は2回に分けて使うことはメジャーなことではない

・上顎が前に出すぎれば口元がボコっとなるデメリットもある


ということがわかり、モヤモヤが全て払拭された気持ちです!
この説明さえあったなら....

私は素人で、これをやる事でこういったデメリットがあるということがわかりませんので、今回とてもすっきりしました。
今度先生とお話しする時間を設けて頂きましたが、色々気になっていたことを聞いてこようと思います。

ちなみにチンキャップは今は後戻りや、顎関節?への負担を考えてあまり使わなくなっているという情報をよく見かけますが、では下顎の成長に関しては、抑制する方法は無いといったところでしょうか?
さいたま市のSilver Lace矯正歯科と申します。

歯科矯正はいわばオーダーメイドの治療なので、メジャーな治療が娘さんの場合に当てはまるとは限らない、ということを頭の隅に置いておいて下さい。例外はいくらでもあります。

チンキャップについては、使用期間中に下顎の成長を抑制する効果はあるのですが、使用を止めたとたんに成長が加速して、結局、使わなかった場合と同じになってしまうと言われています。

下顎の成長を抑えることはできないと言われていますが、成長方向を下向きに変えるというコントロールをすることはあります。ただし、これが上手くいったとしても面長になってしまうというデメリットがあります。

また、下顎に好きなだけ成長してもらったあとに、外科手術で骨自体の形を整えて咬み合わせを正しましょう、という外科矯正という方法もあります。全身麻酔下での外科手術は必須になりますが、条件が整えば手術にも矯正にも健康保険が使えるというメリットがあります。詳しいことは矯正担当ドクターに聞いてみると良いと思います。ご検討下さい。
  • アメリ(39歳 女性 会社員 )
  • 2021年09月13日16時16分
何度もありがとうございます。
何事もデメリット、メリットがありますね。
では以前担当の先生が仰られた 牽引装置を終わりがけに.... の真意を聞きつつ、今後どのような治療が考えられるか、見通しなども聞いてこようと思います。
何度もありがとうございました。


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