みみさんの相談

カテゴリ:痛みと腫れ

歯列矯正について

歯列矯正を始めたのですが、始めたときと定期的なワイヤー交換の後はしばらく痛みがあるとは聞いていました。
ワイヤー交換してから何日か経ち、痛みが無くなってご飯も食べられるようになったのですが、また何本か歯が痛むようになりました。
歯の痛みはワイヤー交換に関係なくあるものなのですか?

さいたま市のSilver Lace矯正歯科と申します。

矯正治療ではワイヤーの力で歯を動かすわけですが、少しでも歯が動くと、上下の歯の咬み合わせも変化します。

これによって、これまで咬んでなかったところで咬むようになったり、同じように咬んでいるつもりでも、咬んだ時に歯に伝わる力の向きが変わったりするのを痛みとして感じることがあり、一般的には咬合痛と言っていると思います。

矯正治療による咬合痛は、ワイヤー交換後の歯の痛みと同様に、矯正治療ではよくある症状として知られており、通常は矯正装置を装着する時に説明がされるているものだと思います。

矯正治療に関する疑問や不安は、矯正担当ドクターに直接質問して解決するのが一番確実です。ご検討下さい。
こんにちは、大阪府池田市にあるなかにし矯正歯科クリニック 院長の鷲見といいます。

矯正治療中のいつもと違うタイミングでの歯のお痛みがあるということで、ちょっと心配になられたと思います。まず、矯正治療中に一般的に生じる痛みの原因について説明いたします。
矯正治療で歯が動くのは、歯の周りにある骨(歯槽骨:しそうこつ)が新しく作り変えられることによります。これはみみさんご自身の体に備わっている免疫細胞が活性化されることによって起こるのです。そのため骨がつくられる過程で炎症に似た症状、つまり痛みや違和感が生じることがあります。虫歯や歯周病といった感染が原因ではないので、経過とともに落ち着きます。
今回の場合は、歯の動き方によっておっしゃられる部分が動いていることによる症状と考えます。

どのように歯が動いているのか、変化したかみ合わせの状態も関係しますので、詳しくは担当の先生にお尋ね頂ければ教えてくれると思います。
みみさんの矯正治療が順調に進むよう願っています
みみさんはじめまして。

栃木県宇都宮市のくにい歯科矯正歯科と申します。

矯正治療中に発生する痛みは、大きく分けて3つあります。

(1):矯正装置をつけたり定期的な交換をしたことで起こる痛み。
(2):ものを咬んだり、上下の歯がぶつかったときの痛み。
(3):口内炎ができたり、唇や口の中が傷つくことによる痛み。

(1)は、矯正装置で歯を動かす方向へ圧力がかかった際に歯に痛みを感じますが、 一般的に日に日に圧迫感がなくなってくるので、痛みは1日くらいで弱くなり、2-3日ほどで消えるとされます。

(2)は矯正装置で圧力がかかっている歯はとても敏感のため咬んだ際の衝撃で痛みを感じたり、一時的に痛みが増すことがあります。痛みの程度も個人差があり強く咬んでもまったく痛まない方もいますが、痛みがある方も矯正が進んで慣れてくるとおさまることがほとんどです。

(3)はワイヤー装置が頬や唇、舌に当たって傷がつきり、口内炎ができてしまうことがあります。その場合は矯正装置が当たらないように装置にカバーを付けたり、ワイヤーを微調整して対応したりします。

数日経過してもなかなかおさまらない場合や痛みがひどい場合は、担当歯科医師に相談して対処をしてもらいった方が良いですね。

みみさんが納得いく治療ができること願っています。

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