seiさんの相談

カテゴリ:治療後・アフターケア

歯列拡大による口横の圧迫感、張りについて

  • 投稿者 sei さん [36才 男性 会社員] 2021/08/12/ 13:20
  • カテゴリー 成人矯正 治療後・アフターケア 治療済
  • お悩みの歯 上あご右3番 上あご右4番 上あご右5番 上あご左3番 上あご左4番 上あご左5番 下あご右3番 下あご右4番 下あご右5番 下あご左3番 下あご左4番 下あご左5番

3年ほど前に非抜歯矯正を受け現在上下fixリテーナーをつけています。
元々の歯並びが出っ歯とV時の歯並びをしていまして
そこから歯列の拡大とIPRによって若干前歯が下がり乱れも改善され歯並びはきれいになりました。

表のブラケットを外した当初は特に気にしていなかったのですが、次第に口横の口角辺りに圧迫感、や突っ張りを感じるようになりました。
もしかしたら矯正前からそうだったかもと自分のこの感覚を疑ってはいるのですが、歯列をUの字に拡大した事実と結びついてどうしても気になり土壺にはまっています。
歯列の拡大によりこういう感覚は実際起こりえるのでしょうか?

右側はかすかに感じる程度ですが、特に左の口角辺りの頬の厚みが右より一回り厚く、圧迫感も強めで唇が横に伸ばされているような感覚があり口を開けたりすると楽になります。この厚みがいつからなのかというのは分かりません。
再矯正をすることに精神的に前向きではなく、もしfixリテーナー取れば後戻りでこの感覚から開放されるのかなという思いと歯並びが乱れることの恐怖で板ばさみになっています。

元の歯並びの歯列が狭い場合はまったくリテーナーを使わなくなると、戻っていくものなのでしょうか?
またこういう圧迫感をいわゆる美容整形の脂肪除去などで解決できたりするのでしょうか?

質問が多くなりましたが、ご回答よろしくお願いします。

元の歯並びの歯列が狭い場合はまったくリテーナーを使わなくなると、戻っていく可能性はあります。そうならないためには、抜歯矯正をお勧めします。
seiさんご不安のこととお察し申し上げます。

筋肉の感覚やあるいは「かみ心地」といった問題はひじょうに多くの要素がかかわっていて、fixを外せばよくなるかというと確約はしにくい難しい問題です。
矯正装置をつかって歯列の形を変えても、長期的にはもとの形に戻っていく傾向があることは古くから知られています。
とくに下顎の犬歯のあいだの幅は変えても新しい位置では安定しにくいのです。

そのため矯正の治療計画を立てるさいにはもとの歯列の形態(とくに下)を極力尊重するのが原則です。
しかし極度に狭まった状態ではどうしても形を変えざるをえません。seiさんの治療はそのようにして行われたものだと思います。

新しい歯の位置に口の周りの筋肉が適応しきれていないという場合が考えられます。この場合ずっと慣れることなく違和感が続くかもしれません。またfixを外せば筋肉の力で歯並びが戻ってしまうかもしれません。
あるいは上下の歯の当たり方が変わって、無意識のくいしばりや歯ぎしりを起こしているのかもしれません。このときもseiさんの書かれたような感覚が生じる可能性があります。
快適でない歯の当たりかたが続くと、身体の状態と感覚がずれてくることがあります。この場合はfixを外して歯並びを元にもどしても感覚は戻らないこともありえます。
いったん違和感が気になりだすとその問題が気持ちが一杯になってしまうこともあります。
ですので、いちがいにfixを外して歯並びを戻せば楽になる、抜歯治療でやり直せば違和感も消えると、確約はしにくいのです。

実際に診察してくださっている先生に感じていることをすべてお話して(文章にしてもよいでしょう)一緒に考えてもらいましょう。
肥満で口元にまでseiさんのような圧迫感が生じることはないので、脂肪吸引することにはあまり意味はないでしょう。ただしseiさんがそのようにお考えになるということは、本当に気になっているのは口元や頬の見た目が治療前の期待と異なっていることなのかもしれませんよ。先生と、そしてご自分自身にもよく相談してみましょう。
お悩みが解決することを祈念もうしあげます。




  • sei(36歳 男性 会社員 )
  • 2021年08月12日21時36分
ご回答いただきありがとうございます。

筋肉が適応しきれていないというお考えにしっくりきました。
特に歯が磨り減っているということもないのでくいしばりや歯ぎしりはないのかなと思っています。

じわっとした圧迫や張りを感じているのは左口角の口横から下部にかけてなのですが、
元もとの歯並びは上下の歯列の位置が若干ずれていてカントがある状態でかみ合っていました。
それを上の歯列と水平にして合わせるために該当箇所の下の歯列を他より多めに拡大してきたような気がしています。

どうなるか分かりませんが、先生に相談してみたいと思います。
さいたま市のSilver Lace矯正歯科と申します。

歯列幅の拡大により口角付近の歯の当たり方が変化しているはずですので、多少の違和感が出てもおかしくないとは思います。

ただ表側矯正の場合は、ブラケットを付けていた時の方が違和感が強いので、あまり問題にならないだけなのかもしれませんが、そのような訴えをあまり聞いたことがありません。

ブラケットを外してから間もない時期にリテーナーを使わなくなると、元の歯並びに戻ろうとはしますが、都合よく広げた歯並びだけが狭くなるという訳にはいかず、歯並びの乱れも漏れなくついてくると思います。

相談者さんの場合には、歯を動かしていた期間とリテーナーにしてからの期間がよくわかりませんし、頬の厚みが左右で違うというのがちょっと気になりますので、まずは矯正担当ドクターに相談してみると良いと思います。ご検討下さい。
  • sei(36歳 男性 会社員 )
  • 2021年08月12日23時28分
回答ありがとうございます。
書き方を間違えてしまい失礼いたしました。

情報としては3年ちょっとの動的期間と3年半ほどの保定期間が過ぎております。
1年ほどはベックタイプのリテーナーとfixの併用で過ごし今はたまにベックタイプも使うのですがほぼfixのみです。上のfixは1〜3、下は1〜4に付いています。歯並びの変化も見る分には大きく変わっていません。
ブラケットが付いていたときは全体的に圧力がかかっていたので気づけずにいました。ブラケットをとってしばらくたったあと、左口角から下部のこのじわっとした感覚はなんだろうと気にするようになりました。
口内の頬の粘膜には多少の歯型がついているのですが、特に左下3〜6番にかけて粘膜がめり込むように密着していましてより強く歯の横面の形が付いています。

あまり聞いたことがないということなので私が気にしすぎているだけなのでしょうか。
さいたま市のSilver Lace矯正歯科と申します。

歯の形や咬み合わせの様子が頬粘膜に型として残るというのは、歯並びの幅のせいというよりは、頬粘膜を歯並びに強く押し付けている証拠だと思います。

実際にお口の中を拝見したわけではありませんので何とも言えませんが、相談者さんの元の歯並びである「出っ歯」や「V字型」というのも、恐らくそのクセが関係している可能性が高いと思います。

クセが関係している不正咬合については、歯科矯正と同時にそのクセも改善していかないと、保定後の後戻りの大きな原因になることがありますので注意が必要です。

保定装置をいつまで使うのかは矯正担当ドクターの考え方次第で、動的矯正期間と同じくらいの保定期間で終了することもありますので、担当ドクターに相談してみると良いと思いますが、ご自身で判断するのは危険だと思います。ご検討下さい。
矯正治療の考え方はいくつかの変遷があります。
私の様に古い人間は出っ歯なら(顎より歯ののほうが大きい)便宜抜歯のケースになるのが当たり前なのです。
ある時期、非抜歯を唱える新しい一派が出てきました。
私達が抜歯の診断が下りる様なケースでも抜歯をせずに治療する考え方なのです。
それなりに理論はあると思いますが、私は賛同できません。
seiさんの先生はその一派ではないかと思います。
どんなケースでも顎を拡大してむりやり合わせてゆく様です。

リテーナーがフィックスなので戻らずにいます。
もし取り外しのリテーナーならもう戻りが出ているかもしれません。
リテーナーは外してたらあっと言う間に戻ってしまいます。
せっかくの矯正が無駄になってしまいます。

美容整形を考えるぐらいなら、抜歯でやり直す方が良いのではないでしょうか。

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