ゆーままさんの相談
カテゴリ：装置・治療法
下顎前突の治療方針につきまして
子どもが現在9歳7か月で、叢生のため床矯正で上下の拡大治療(約10mm)を行い、1年半前に完了しています。最近前歯のかみ合わせが窮屈になって、噛みづらいと言われるようになりました。幼少期にマウスピースで受け口の治療をしましたが、その後は受け口の治療を行っておらず、今後下顎の成長に伴い受け口になってしまうのではないかと心配です。今からでも上顎の成長を促す治療を行いたいと思い、数件の歯科相談を訪問して3通りの治療方針をいただいたのですが、リスクの程度がわからずどれを選択すべきか決めかねております。3通りの治療方針は以下の通りです。医学的な見地でアドバイスをいただけますと幸いです。
�ヾ靄榲�に経過観察で受け口の症状が現れたら上顎前方牽引装置で治療する。ただし、いつ受け口症状が現れるかわからず上顎の成長タイミングを逃す可能性がある。
�⊂絣椶寮�長を促すため早期にリンガルアーチタイプの上顎前方牽引装置で治療。ただし、前歯の噛み合わせが浅いため開口になるリスクが大きい。
��上顎の成長を更に促すため上顎前方牽引装置と急速拡大装置を併用して治療。ただし、既に床矯正により第一大臼歯が歯槽骨の頬側に移動している状態から急速拡大装置を使用することにより歯根が歯槽骨から飛び出るリスクがある。
以上、よろしくお願いいたします。
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- まぶち歯科医院
- （ 京都府 京都市伏見区 ）
- 2021-05-06 12:51:00
ゆーままさん、はじめまして。9歳7ヶ月のお子さんとのこと。もし、女子でしたら下顎の成長方向に注意が必要です。小児矯正治療の場合、タイミングが遅くなると骨格性受け口の場合、外科矯正で治療することも視野に入れなくてはなりません。身長の増加と一緒に下顎骨の成長が変化を起こし咬み合わせの違和感を訴えているのでしたら、口腔周囲筋のトレーニングが必要と思われます。�´△牢暴�的な治療と思われますのでトレーニングを重視、並行して小帯切除や鼻呼吸促進を行います。��であれば拡大できる量やスピードをCTやレントゲン写真で安全域を確認されれば小児の場合はそれほど恐れずできます。担当医や小児歯科医にお尋ねになって下さい。
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- ゆーまま(46歳 女性 主婦 ）
- 2021年05月07日12時42分
まぶち先生、早々にご回答いただきましてありがとうございます。
９歳７か月の女の子です。
口腔周囲筋のトレーニングが必要とのことですが、このトレーニングを行うことが受け口を回避する手段になるということでしょうか。
また、��について小児の場合はそれほど恐れずにできます、の理由についてご教授いただけないでしょうか。
外科矯正は回避したく、今できることをできるだけやっておきたいと考えていますが、口腔内の条件が良くなく、大臼歯の歯根の飛び出しや開咬となるリスクが怖くて踏み切れずにいます。
以上、よろしくお願いいたします。
９歳７か月の女の子です。
口腔周囲筋のトレーニングが必要とのことですが、このトレーニングを行うことが受け口を回避する手段になるということでしょうか。
また、��について小児の場合はそれほど恐れずにできます、の理由についてご教授いただけないでしょうか。
外科矯正は回避したく、今できることをできるだけやっておきたいと考えていますが、口腔内の条件が良くなく、大臼歯の歯根の飛び出しや開咬となるリスクが怖くて踏み切れずにいます。
以上、よろしくお願いいたします。
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- まぶち歯科医院
- （ 京都府 京都市伏見区 ）
- 2021年05月07日14時03分
��に関しては治療方法にも影響受けますが、お子さんの場合、上顎の縫合のくっつきが緩いため歯牙が動くスピードよりも口蓋縫合の開きを加速すればそれほど歯根が早く飛び出ない治療ができます。
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- ゆーまま(46歳 女性 主婦 ）
- 2021年05月10日00時53分
再度のご回答ありがとうございます。
口腔周囲筋のトレーニングが大切なこと理解できました。
急速拡大については上顎骨の接合が緩いことを利用して歯根が移動するより早く拡大してしまうと理解しましたが、大臼歯は既に床矯正拡大で5mm程度頬側へ移動しているため、慎重に考えて進めたいと思います。
口腔周囲筋のトレーニングが大切なこと理解できました。
急速拡大については上顎骨の接合が緩いことを利用して歯根が移動するより早く拡大してしまうと理解しましたが、大臼歯は既に床矯正拡大で5mm程度頬側へ移動しているため、慎重に考えて進めたいと思います。
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- まぶち歯科医院
- （ 京都府 京都市伏見区 ）
- 2021年05月10日08時59分
