おこめさんの相談

カテゴリ:抜歯について

抜歯による口元の変化について

インビザラインで治療を始めるのですが、治療プランで悩んでいます。
矯正する主な理由は口元が出ているのが気になる、クロスバイトがある事です。受け口傾向が若干あると言われ、検査を受けたら下顎が標準より前に出ていました。上顎は標準的で、軟組織が厚めなのも口元が出ている要因と言われました。

提案されたプランは抜歯なしです。懸念点は削る量が多めな事、本人が納得出るレベルまで口元を下げるということがあまり叶えられないか、逆に少し前に出る可能性もあるとのことでした。
抜歯する場合は口元は下がるがそれにより下顎が強調される可能性もなくは無いと言われ、他院カウンセリング時は割と抜歯を勧める意見が多かったのもあり、そんなに顎が強調されてしまう事があるのか気になっています。ご意見頂けますと幸いです。
あと一度削ってから口元が納得いかない場合、抜歯しても良いと提案されていますが、それは現実的に良い方法なのでしょうか?

読ませていただきました。

骨格性の原因がどの程度か?によります。骨格性下顎前突症の場合は言われるように抜歯すると口元が入る分は下顎骨が強調される事があります。

例えばマウスイース様の装置を主に治療していない矯正専門歯科医院でセカンドオピニオンをお聞きになるのがよいと思います。すでに聞かれているかもしれません。ワイヤーとブラケット(リンガルブラケットを含む)治療では抜歯になるがマウスイース様装置で非抜歯というのはおかしいです。マウスピース様装置はその能力から非抜歯での治療になる事が多いようです。公益社団法人日本矯正歯科学会のホームページにマウスピース様装置に関する見解というのを読んで頂ければよく理解できます。

非抜歯では口もとに変化はありません。逆に前に突出してしまう事もあります。またディスキングといってエナメル質の範囲内で削るというのも小臼歯などを抜歯するほどの効果はありません。ご自身がどうなりたかいかをよくお考えになって選択してください。

記載したようにセカンドオピニオンをお聞きになって判断される事をお勧めします。

治療が成功する事を祈っています。
  • おこめ(30歳 女性 会社員 )
  • 2021年02月25日22時00分
ご返答ありがとうございます。
ワイヤーをメインでやられている医院でも舌の位置などを気にされて抜歯を勧めない医師はおられました。ただ自分は抜歯する前提で話を聞いていたので、今回抜歯しないプランを勧められ動揺してしまいました。
教えていただいた公益社団法人日本矯正歯科学会のホームページのマウスピースの記述読んで、次回の相談に臨みます。
前歯が前にせり出していると、口元が出て口が閉じづらいという症状が出てきます。明らかに口元が出ていて口が閉じづらいような症状がある方(上下顎前突など)の場合、抜歯をして大きなすき間を作り、前歯の位置を大きく後ろに下げる治療をしなければ症状は改善しません。歯を削って並べてみて、気に入らなければ抜歯するというやり方も考え方としては無い訳ではありませんが、おこめさんの主訴(改善したいところ)が口元の突出感なのであれば、非抜歯では前歯の位置はほとんど変わらないため、治療期間が長くなってしまうデメリットだけが生じることになるのではないかと思います。
また、下あごが大きい方の場合、前歯を後ろに下げたことによって口元が引っ込むことであごの先端が目立ってくることはあります。本当に下あごが大きいのであれば通常の矯正治療だけではなく顎矯正手術を併用した矯正治療(外科矯正)の適用かもしれません。
いずれにせよ、歯の移動によって口元や下あごの感じがどの程度変わるかは、事前におおよそのシミュレーションをすることができます。
見切り発車では無く、担当の先生と事前に十分に相談をしてから治療を開始された方が良いのではないかと考えます。
  • おこめ(30歳 女性 会社員 )
  • 2021年02月25日20時16分
ご返答ありがとうございます。
おっしゃられているデメリットしか感じられず、今回ご相談させていただいた次第でした。
外科矯正に関しては検討しておりません、むしろ非推奨のようだったので謎が深まりました。どの程度が手術適用されるレベルでそれと比較して自分はどうなのかなど納得いくまで詳しく聞いてみようと思います!
口もとを気にしている方が抜歯をしないで矯正するのは考えられません。
抜歯が嫌なら口もとを変えることを望まないでください。
装置も一本ずつ歯に装着するものを選んでください。
取り外しで、装置もつけないで、とわがままな希望を出せば出すほど、あなたの希望から遠くなります。
私のクリニックでは装置の選択はありません。
私がコントロ-ルしやすい装置を使っています。
矯正で、口もとを変えるのは当たり前です。
患者さんの希望に沿って、抜歯が必要なケースならその方法を勧めます。
抜歯が嫌なら口もとは変わりません。
インビザラインでは口もとは変わらないと思います。

おこめさん、こんにちは。治療プランで悩んでいらっしゃるとのことですね。

抜歯をした際に、顎が目立ってしまうかについてですが、拝読した限りでは受け口傾向の程度が若干とのこと、また他院で抜歯を勧める意見が多かったとのことですので、抜歯をしたら必ず大きく目立ってしまうという可能性はさ程大きくないのではと察します。
しかしながら、顔の治療ゴールを想定せず、口元を大きく引っ込め過ぎてしまうと顎が目立ってしまう可能性はありますので、事前に担当の先生にご相談されておいた方が良いかと思います。

また、一度歯を削ってから、再度抜歯の治療に切り替えることについては、治療期間が長くなることや、動かす方向が変わってしまう等の理由から、歯への負担は大きくなり、最初から抜歯で行った場合よりは、歯根吸収のリスク等が上がる可能性があります。やむを得ない場合は仕方ないですが、あまりお勧め出来る方法ではありません。
 
実際に拝見していない為、この程度しかお答え出来ませんが、参考しして頂けたらと思います。
おこめさんの治療が成功することを祈っております。


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