ふふふさんの相談
カテゴリ:装置・治療法
数年前に左下の6番目を虫歯で抜歯しました。
その後、治療せずそのままにしていたら
その奥の親知らずが生えてきたことによって
7番目が傾いてきてしまい、噛み合わせも
ズレてきてしまいました。6番目のところには
インプラントを検討していますが、
まず矯正をした方がいいかなと思っています。
色々調べたら、部分矯正(アップライト)という方法が
あると知りましたが、この場合は親知らずを
抜かないとできないのでしょうか?
そして、噛み合わせも不安があるのでいっそのこと
全体矯正をしようかなとも考えています。
倒れている歯を起こすのにマウスピースタイプの
矯正で行うことは可能なのでしょうか?
できる限りワイヤーでの矯正は避けたいです。
よろしくお願いします。
- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- ( 神奈川県 横浜市鶴見区 )
- 2021-02-09 11:50:00
読ませていただきました。
部分矯正はできない。難しいですね。第二大臼歯が前方に傾斜しているのを起こすのはそんなに簡単な治療ではありません。理想的には第二大臼歯を後方に起こす(アップライト、整直と言います)、その後に第三大臼歯(親知らず)と伴に第一大臼歯の欠損部に移動して、インプラントやブリッジの必要がない状態にするというのがもっともよいです。
矯正専門歯科医院で精密検査、カウンセリングを受けてください。上記の事は理想ですが、状態によって不可能な場合があります。矯正歯科医はなるべくインプラントなどをせずにご自分の歯を移動させて治療する事を考えます。
マウスピース様の装置にはその能力はありません。公益社団法人日本矯正歯科学会のホームページにマウスピース様装置に関する見解というのが掲載されています。読んで頂ければその適応症が理解できます。過剰な期待が寄せられていますが、ブラケットとワイヤーによる矯正治療に勝る事は決してありません。もし装置が見える事が嫌だという事でしたらリンガルブラケットとワイヤーでの組み合わせをお勧めします。
治療が成功する事を祈っています。
部分矯正はできない。難しいですね。第二大臼歯が前方に傾斜しているのを起こすのはそんなに簡単な治療ではありません。理想的には第二大臼歯を後方に起こす(アップライト、整直と言います)、その後に第三大臼歯(親知らず)と伴に第一大臼歯の欠損部に移動して、インプラントやブリッジの必要がない状態にするというのがもっともよいです。
矯正専門歯科医院で精密検査、カウンセリングを受けてください。上記の事は理想ですが、状態によって不可能な場合があります。矯正歯科医はなるべくインプラントなどをせずにご自分の歯を移動させて治療する事を考えます。
マウスピース様の装置にはその能力はありません。公益社団法人日本矯正歯科学会のホームページにマウスピース様装置に関する見解というのが掲載されています。読んで頂ければその適応症が理解できます。過剰な期待が寄せられていますが、ブラケットとワイヤーによる矯正治療に勝る事は決してありません。もし装置が見える事が嫌だという事でしたらリンガルブラケットとワイヤーでの組み合わせをお勧めします。
治療が成功する事を祈っています。
- ユニゾン矯正歯科 銀座6丁目
- ( 東京都 中央区 )
- 2021-02-10 16:42:00
ふふふさん、こんにちは。
左下6番目の歯を抜歯されたのは数年前なのですね。おそらく、そのせいで他の部分の歯が色々動いてしまっているかと思います。理想的には、おっしゃる通り、全体的な矯正治療を行った後にインプラント等の補綴治療がおすすめですね。親知らずはおそらく抜いたほうがよろしいかと思います。
また、起こすような動きはマウスピースを使用した矯正は苦手な動きです。ぜひ一度、矯正歯科にご相談くださいね。
左下6番目の歯を抜歯されたのは数年前なのですね。おそらく、そのせいで他の部分の歯が色々動いてしまっているかと思います。理想的には、おっしゃる通り、全体的な矯正治療を行った後にインプラント等の補綴治療がおすすめですね。親知らずはおそらく抜いたほうがよろしいかと思います。
また、起こすような動きはマウスピースを使用した矯正は苦手な動きです。ぜひ一度、矯正歯科にご相談くださいね。