たかしさんの相談
カテゴリ:成人矯正
下顎後退で口元が出ているのが気になっています。
以前上顎は歯を2本抜歯して前歯をさげたので、これ以上は外科矯正でしか下げられないといわれましたが、外科矯正はしたくありません。
また、今の噛み合わせでは下顎を前に移動させないと大きく口が開けません。
そこで、下顎の歯を抜歯してその分下顎を前に移動させ、その状態で噛み合わせを作り、口元を相対的に下げることはできますか?
- K Braces 矯正歯科原宿駅前
- ( 東京都 渋谷区 )
- 2021-01-29 17:45:00
症状をお聞きしたところ外科的矯正治療が第一選択と思われます。
また、下顎を前に移動させないと口を開けることがでないという症状は、関節円板の前方転位により軽度のクローズドロックといわれる状態になっていると思われます。
骨格的な問題と機能的な問題をどちらもお持ちなので、矯正治療のみでは、なかなか対応できないと思います。
おそらく下顎を前に出したときに反対咬合に近い状態になって口を開けていると思われるので、下顎を抜歯して前歯を下げ、顎を意識的に前方に突き出して口元の改善に繋げたいとお考えの様ですが、この状態は二態咬合といってとても不安定なかみ合わせです。
外科的矯正治療が最も適していると考えられますので、一度専門の先生にご相談されることをお勧めいたします。
また、下顎を前に移動させないと口を開けることがでないという症状は、関節円板の前方転位により軽度のクローズドロックといわれる状態になっていると思われます。
骨格的な問題と機能的な問題をどちらもお持ちなので、矯正治療のみでは、なかなか対応できないと思います。
おそらく下顎を前に出したときに反対咬合に近い状態になって口を開けていると思われるので、下顎を抜歯して前歯を下げ、顎を意識的に前方に突き出して口元の改善に繋げたいとお考えの様ですが、この状態は二態咬合といってとても不安定なかみ合わせです。
外科的矯正治療が最も適していると考えられますので、一度専門の先生にご相談されることをお勧めいたします。
- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- ( 神奈川県 横浜市鶴見区 )
- 2021-01-29 18:14:00
読ませていただきました。
できません。不可能です。下顎の小臼歯を抜歯すれば下顎前歯は内側に移動します。相対的に出っ歯になってしまいます。記載内容からすると下顎骨を前方に移動する手術を併用する以外は解決策はないと思います。
治療が成功する事を祈っています。
できません。不可能です。下顎の小臼歯を抜歯すれば下顎前歯は内側に移動します。相対的に出っ歯になってしまいます。記載内容からすると下顎骨を前方に移動する手術を併用する以外は解決策はないと思います。
治療が成功する事を祈っています。
- 医療法人 永友会 堀内歯科
- ( 長崎県 諫早市 )
- 2021-01-30 09:53:00
初めまして、長崎の堀内ともうします。
さて、お問い合わせの件ですが、上顎2本を抜歯されて上顎前歯を後ろにさげたけど、外科処置なしでもっとさげられないかということですね。
また、口を開ける際に下顎を前に出さないと大きく口を開けられないということは。
おそらく下顎骨自体の位置がずれている可能性が大きいです。
上顎前歯の後退しすぎという見方をする先生もおられますが、、、
というよりも上下前歯のギャップが大きい場合、ほとんどの先生が下顎を抜歯しません、そのせいで顎関節の状態を見誤ってしまっている例が見られます。
たかしさんがおっしゃるように下顎の歯を抜歯してその分下顎を前に出すことは理にかなっています。
ただし、下顎の小臼歯は約8ミリあります。両側抜歯するでしょうから
その8ミリをいかにしいて閉じるかです。
もし、下顎をやみくもに5ミリ前に持っていきたいなんてということはできませんし、その状態をたかしさんが自然と維持することなんて無理です。
ですから、本来あるべき下顎の位置を探して、その位置まで下顎を前進させるとしたら下顎前歯を何ミリ後退させるべきかを事前にチェックする必要があります。
この診断は、残念ながら矯正医だけの診断では、まず無理です。
矯正医はあくまで歯を動かすことにしか特化していません。
ですので顎関節の専門医、あるいは専門的に扱っている先生のところに受診していただき、まず本来あるべき下顎の位置を模索することをやってみてはいかがでしょうか。
その上で下顎歯列を何ミリ後退させるべきか判断し、抜歯をするか、あるいはIPRといって歯をスライスする方法か、あるいは顎に矯正治療用の簡単なネジを埋め込んで下顎歯列全体を後退させていく方法をとるかを選択し(まだ他にも方法があるかもしれません)
本来あるべき位置に下顎をもっていくことができれば、たかしさんのおっしゃるように相対的に下顎を前にもっていき、下顎がスムーズに開くようになると思われます。
また、これは余談ですが、下顎の位置の模索についても先生によりちょっと判断が違います。
ここについては、たかしさんの普段の姿勢なども関与してきます。
整体などに受診していただいてみてもいいのかもしれませんよ。
ご参考にされてくださいね。
さて、お問い合わせの件ですが、上顎2本を抜歯されて上顎前歯を後ろにさげたけど、外科処置なしでもっとさげられないかということですね。
また、口を開ける際に下顎を前に出さないと大きく口を開けられないということは。
おそらく下顎骨自体の位置がずれている可能性が大きいです。
上顎前歯の後退しすぎという見方をする先生もおられますが、、、
というよりも上下前歯のギャップが大きい場合、ほとんどの先生が下顎を抜歯しません、そのせいで顎関節の状態を見誤ってしまっている例が見られます。
たかしさんがおっしゃるように下顎の歯を抜歯してその分下顎を前に出すことは理にかなっています。
ただし、下顎の小臼歯は約8ミリあります。両側抜歯するでしょうから
その8ミリをいかにしいて閉じるかです。
もし、下顎をやみくもに5ミリ前に持っていきたいなんてということはできませんし、その状態をたかしさんが自然と維持することなんて無理です。
ですから、本来あるべき下顎の位置を探して、その位置まで下顎を前進させるとしたら下顎前歯を何ミリ後退させるべきかを事前にチェックする必要があります。
この診断は、残念ながら矯正医だけの診断では、まず無理です。
矯正医はあくまで歯を動かすことにしか特化していません。
ですので顎関節の専門医、あるいは専門的に扱っている先生のところに受診していただき、まず本来あるべき下顎の位置を模索することをやってみてはいかがでしょうか。
その上で下顎歯列を何ミリ後退させるべきか判断し、抜歯をするか、あるいはIPRといって歯をスライスする方法か、あるいは顎に矯正治療用の簡単なネジを埋め込んで下顎歯列全体を後退させていく方法をとるかを選択し(まだ他にも方法があるかもしれません)
本来あるべき位置に下顎をもっていくことができれば、たかしさんのおっしゃるように相対的に下顎を前にもっていき、下顎がスムーズに開くようになると思われます。
また、これは余談ですが、下顎の位置の模索についても先生によりちょっと判断が違います。
ここについては、たかしさんの普段の姿勢なども関与してきます。
整体などに受診していただいてみてもいいのかもしれませんよ。
ご参考にされてくださいね。