コンさんの相談

カテゴリ:治療後・アフターケア

トゥースポジショナーによる保定

4年近い過蓋咬合と上顎前突の矯正が終わりました。
リテーナーにはいろいろ選択肢があるなか、私の通っている医院では、矯正前に渡された紙に、最初から「保定装置はトゥースポジショナーになります」と書かれていました。
矯正の認定医なのですが、怖い先生で、型取りなども唇を乾かして無理に速く引っ張ったり、乱暴に型を入れたりするので、いつも小帯が切れて一週間ほど家族と話すのも鬱々することになります。型取りの素材も唇の裏や喉の奥までいっぱいで窒息しそうになります。親知らず抜歯の傷があるところに器具が当たっていて痛いと言っても「動かないで」と言ったり、うわ唇を鼻の穴に押し当てた状態で、口の中に何か入れたりするので、本当に窒息しそうになります。
つまりわざとやっているのではないかと思うほどサディスティックな先生で、気軽に質問できないのと、正直、信用できないのにお金も払ってしまったので困っています。
このトゥースポジショナーについて、矯正が終わりかけの時に、私から先生に、圧下した前歯が戻らないような何か他の保定装置を選べないか聞いたのですが、やはり「圧下の後戻りが少ないのはトゥースポジショナー。」と言われました。
「寝る時だけでなく、家にいる間はずっとつけていてください。最低でも3年です。できればその後もずっと。」とおっしゃるので、
「でもあれは上下つながってて話せませんよね?」と言うと、
「腹話術みたいにしてしゃべれますよ。」と言われたので、そのまま6万円払って作ることにしました。
しかし実際つけてみると、口をあけた状態で固定するので、唇すら閉じられず、しゃべるなんてとんでもない。くしゃみや咳すらできません。
子育てをしていて、家にいる時もこれをつけて3年間子供としゃべれないなんてありえないと思います。
唇を閉じないと唾液が落ちるので、無理に閉じますが、口が突出するほどトゥースポジショナーが大きいため、口周りの皮膚がつねに伸びます。初めてトゥースポジショナーを夕方から一晩つけた朝、はずすと、ほうれい線がくっきりついたのです。
一般的な歯科の先生は「矯正後にほうれい線」と言うと、「矯正中、歳をとったからでしょう」と言われるようですが、この場合は違うと思いました。先日矯正器具を撤去した時はブルドックのようなラインはありませんでした。
伸ばした皮膚が戻らないのは歳のせいだとしても、トゥースポジショナーをつけてる一日中、口周りの皮膚を伸ばし続けるのだから、太った人の皮が延びたり、母乳育児で胸が伸びるのと同じだと思うんです。美容外科でも、ほうれい線を予防するには皮膚を伸ばさないことと言っています。

保定装置として最低3年もトゥースポジショナーを使えと言うのは珍しいと思います。患者の立場考えたら、こんな拷問みたいな選択肢にならないと思うのですが、本当に上顎前歯の挺出を防ぐには、トゥースポジショナーしかないのでしょうか。
Tトゥースポジショナーに6万円も払いましたが、顔の皮膚が伸びるなら転院してでもふつうの保定装置にしてもらいたいです。
ただ、すでに130万ほどかかっており、また検査も一からやって、検査代もかかるのは現実的ではない気もします。今の先生に提案する何か別の保定装置があれば、歯型などの情報はすでにあるので、一番安く解決できるのではないかと考えております。
長くなりましたが、ご意見いただければ、とても嬉しいです。

読ませていただきました。

ポジショナーは大変です。違和感がすごいです。確かに理想的ではあります。記載されているような違和感がなければです。

圧下した上顎前歯を保定する装置で他に考えられるのはワイヤーを接着するタイプです。これを前歯だけではなくて小臼歯ぐらいまで伸ばします。小臼歯が固定源になって前歯の後戻りを防止ます。しかし、接着がはずれたのに気が付かないと後戻りしてしまいます。ポジショナーはそのために保管しておくとよいと思います。

高圧的な先生というのが困りましたね。しかし、保定装置が使えないと後戻りしてしまいます。少し勇気を出して話してみてください。

保定はなるべく長期間、長時間です。
治療が成功する事を祈っています。

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