みーさんの相談

カテゴリ:抜歯について

右第7臼歯抜歯について

現在顎変形症で手術併用の歯科矯正中です。先日右の親知らずを抜歯しました。親知らずは経過良好なのですが、その前の第7臼歯付近に感染兆候があるようで、肉芽のようにぶよぶよした、状態になっています。
第7臼歯は10年程前に神経処置しており、噛み合わせも第7臼歯中心で噛んでいました。
先生はもしかしたら、銀歯の中で抜が割れてしまっているかも知れないから、抜歯が必要と言われたのですが、抜歯した場合、上の歯が下に伸びたりして顔の変形などないでしょうか?出来れば、インプラントも抜歯も避けたいのですが、、、。
左側奥歯も神経処置はしてないものの虫歯治療し銀歯なので、もし抜歯した場合の噛み合わせや歯の負担も心配です。
また矯正の影響もしりたいです
よろしくお願いします

ご相談ありがとうございます。
7番を中心に噛んでおられたと言われていますが、かみ合わせはほとんど7番しか噛んでないのではないでしょうか?
そうであれば7番は外傷性咬合がありますね。
そこでくいしばりがあるかどうかが大きな問題点になります。
かみ合わせが7番だけで当たり歯ぎしり、くいしばがあれば、7番に負担がかかり過ぎです。
ひび割れがあるかも知れないとの事ですが、この場合早くくいしばりの除去の必要があります。
抜けた時のことを考えるより、早くに7番への負担を減らす事を処置した方が良いのではないでしょうか。
そして、くいしばりを早急に取り除きましょう。

言われている範囲で想像をしたかみ合わせですので、実際の貴女のかみ合わせと一致しないかもしれませんが、私は以上の様に考えました。
ココマハロクリニック  播磨

読ませていただきました。

第二大臼歯(7番目)の抜歯になるか?という判断は矯正歯科医よりは一般歯科医の分野になります。親知らずを抜歯する際にレントゲン写真上に第二大臼歯の病巣は写っていなかったのでしょうか?肉芽のような組織は歯根、あるいは歯根分岐部の破折によるものでしたらその部位の治療を一般歯科で受ける必要があります。もし大学病院へ通われているのでしたら保存科に受診する必要があります。どちらにしても矯正歯科医が紹介してくれるはずです。

抜歯されたのは下顎第三大臼歯(親知らず)でしょうか?下顎第三大臼歯は手術の骨折線がその部位に来るので手術以前に抜歯しておく必要があります。問題は手術後の噛み合わせです。手術後に上顎の大臼歯と少しでも噛むようでしたらインプラントなどの特別な処置は必要ありません。また、矯正治療中はブラケットで防いでいるので必要ありません。もし何か処置が必要なら手術後です。担当医が指示してくれるはずです。

顔の変形はありません。ご安心ください。すべては矯正歯科医が指示します。心配しないでください。

治療が成功する事を祈っています。
顎矯正の術前矯正治療で親知らずを抜歯するのは、骨切り線上に親知らずがあると骨同士の接合が悪くなるからです。歯は骨と接合させることは難しいので、歯のある部分は骨同士の接着面積も少なくなり、骨の強度も落ちます。また、親知らずがあることで、骨同士の接合部分に感染が起きる可能性もあります。
この2点を踏まえて考えると、7番が感染を起こしていたり折れている可能性があるなら抜歯したほうが、顎矯正の成功率は上がります。
7番しか噛んでいないことに関しては、まったく問題ないです。全体で噛めるようにするために顎矯正をやるのですから、今だけなんとか乗り切れば、手術後は他の場所でも噛めるようになります。
歯の本数に関しては、今の情報ではなんともコメントしにくいですが、上の歯を抜歯して顎矯正を行う方が多いと思います。そうであれば下の歯が1本少なくなっても問題ない場合もあります。
矯正診断時に7番の抜歯が予定されていなくて、抜歯した場合のプランの説明を受けていない場合、もう一度説明をお願いしても良いかもしれません。

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