さやさんの相談

カテゴリ:装置・治療法

表矯正について

先日、表矯正が始まり上の歯だけ装置をつけました、一緒に裏顎部分に出っ歯を下げる装置をつけられたのですが、嘔吐反射が止まらず取っていただきました。その装置をつけるために突起した金具が6番の裏側にもついていたのですが、それも吐き気が止まらず無理で取っていただきました。
先生からはこれをつけないと出っ歯を治せないと言われ、このままでは矯正自体中止になってしまうのかと思い不安になっています。4番はもう抜歯済みですし、口蓋の嘔吐が出ないで前歯を動かす治療はないのでしょうか…?このようになる患者さんはいないですか?

読ませていただきました。

反射が強い患者様は大変ですね。理解できます。さや様が使用が可能でしたらヘッドギア、Jフックなどの装置をお勧めします。奥歯が前方に移動するのを防ぐ、前歯を内側に入れる時に効果的な装置です。頭や首の後ろから前歯や臼歯を後方に移動させる力を加える装置で昔からあります。ただし、さや様が使用してくれないと効果がありません。担当医が矯正歯科医なら知っているはずです。顎外固定装置(上顎顎外固定装置、ヘッドギア、Jフックタイプのヘッドギア)と言います。専門医ならそれを扱う知識はあるはずです。若い先生は経験ないかもしれません。外側から牽引するので嘔吐反射とは無縁です。

治療が成功する事を祈っています。
さや さん こんにちは。姫路はま矯正歯科 濱です。嘔吐反射で悩まれているのですね。文面からのみ判断すると、抜歯した歯の移動の固定源となる装置が嘔吐反射の原因だったのだと思います。まれに嘔吐反射が強い方はいらっしゃいます。固定源としては他には矯正用のアンカースクリュー等もありますが、その先生の考え方や治療方針もあると思いますのでもう一度よく相談してはいかがでしょうか?参考にしていただければ幸いです。

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