にゃんさんの相談
カテゴリ:その他
現在20歳です。16歳から2年半、上二本抜歯してワイヤー矯正しました。先日保定も終わりました。矯正のきっかけは出っ歯、開口です。歯並びは良くなったのですが、横顔は変わっていません。口元のもっこりがそのままです。矯正と同時進行でMFTしなかったのが悔やまれます。
せっかく大金を掛けたのですが満足いかず、どうしても口元をスッキリさせたいと思っています。MFTは大人になってからだと効果がないと言われています。ですが、大人でもマウスピースで筋機能改善できる!と書いてあるHPもあります。
大人になってからの舌癖の改善方法は?
やはり再矯正が必要でしょうか?
- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- ( 神奈川県 横浜市鶴見区 )
- 2020-10-06 12:29:00
読ませていただきました。
MFTはきちっと行えば効果はあります。しかし、歯並びは良くなったと記載から口もとが出ている事をMFTでは改善できません。おそらく出っ歯だったので上顎の第一小臼歯だけを抜いて下顎前歯のところまで内側に入れてきたのだと思います。下顎第一小臼歯を抜歯していれば今よりも入ってきたかもしれませんが、出っ歯の程度が厳しいと下顎第一小臼歯を抜歯してしまうと出っ歯が残ってしまいます。
残念ですが今からMFTをおこなっても改善しないと思います。またマウスピースでというのはありません。
MFTはきちっと行えば効果はあります。しかし、歯並びは良くなったと記載から口もとが出ている事をMFTでは改善できません。おそらく出っ歯だったので上顎の第一小臼歯だけを抜いて下顎前歯のところまで内側に入れてきたのだと思います。下顎第一小臼歯を抜歯していれば今よりも入ってきたかもしれませんが、出っ歯の程度が厳しいと下顎第一小臼歯を抜歯してしまうと出っ歯が残ってしまいます。
残念ですが今からMFTをおこなっても改善しないと思います。またマウスピースでというのはありません。
- まぶち歯科医院
- ( 京都府 京都市伏見区 )
- 2020-10-06 13:57:00
はじめまして。基本的には“骨は筋肉の形態に準じて変化して行くもの”と言われ、治療中はともかく、治療後からでも口元つまり口腔周囲筋はその歯並びに順応しようと変化させて行きます。ただし、普段の生活習慣の悪習癖は、矯正中や矯正後も気づかないまま過ごされてしまい、典型的なものとして、“後戻り”現象が起こるわけです。お話しのMFTは積極的に指導されている矯正医は少ない現状です。開咬症状の場合の舌癖を改善するためには、普段の舌位、食生活、嚥下等々を観察して、記録を残し、どの程度良くなっているかを測定していくやり方が多いです。お話しの“再矯正”よりもむしろ、筋肉の使い方を改め、“再発”“後戻り”が起こらないよう保定期間中は、MFTに取り組まれて下さい。まだ間に合いますよ。