ゆうさんの相談

カテゴリ:効果

矯正と無呼吸症候群との関係

高2の息子について相談させて下さい。
軽い無呼吸症候群があり、マウスピースを作ってもらい夜間はめて寝ています。矯正を希望しています。

顎が小さく、歯が数本内側に入って生えています。かかりつけの歯科では、矯正するなら親知らず2本と上の前歯の歯茎の中にある過剰歯2本と、左右上下各1本ずつ計10本抜くのが標準的な治療と言われました。かかりつけの歯科は矯正歯科ではなく一般的な歯科なので、矯正専門の歯科を探しています。

いろいろ探す中、矯正することで無呼吸症候群が良くなる(口腔内を広げていびき対策をする)という矯正歯科をみつけました。急速拡大装置を付けて上顎の骨から拡大する(アンカースクリュー装置)というものらしいのですが、一般的に可能な治療なのでしょうか?
そのような治療法を紹介している矯正歯科は他には探すことができませんでした。
もし、矯正治療と共に無呼吸症候群が良くなるのであればそのような治療も良いかと思っています。

どうか回答よろしくお願いします。

読ませていただきました。

睡眠時無呼吸症の確定診断を受けましたか?これが重要な事です。1泊入院で筋電図、呼吸、そして血中の酸素濃度などの計測をしましたか?現在はシーパップなどを使用して寝ていますか?マウスピースなんて簡単な物ではなく、鼻に装着して寝ている間に鼻に空気を送る装置です。まずはこれをしているか?が問題です。でないとそれは民間療法と同じ素人考えで危険です。まずはこれを確認させてください。

次に拡大してもそれが歯並びとして安定するのは難しいです。すでに成長発育はありません。急速拡大装置で拡大できるのは上顎骨だけです。下顎骨はできません。そしてほんの数ミリです。これで解決できるほどの症状でしょうか?上顎の急速拡大装置の適応は小臼歯、大臼歯が反対咬合の患者様です。正常なら上顎だけで拡大したら噛めなくなります。

睡眠時無呼吸の大きな原因は下顎骨が劣成長で小さく、舌が寝ている時に重力によって沈下して気道を閉塞させる事です。そして次は肥満です。上顎骨の拡大で治るとは思えません。耳鼻科に相談すべきです。睡眠時無呼吸は耳鼻科の治療です。

治療が成功する事を祈っています。
  • ゆう(53歳 女性 その他 )
  • 2020年10月05日21時57分
早速回答頂きありがとうございます。
呼吸器外科で1泊2日で検査を受け、軽度の無呼吸症候群と診断を受けています。軽度なのでシーパップではなくマウスピースで良いとの事だったので口腔歯科でマウスピースを作ってもらい寝る時に付けています。
呼吸器の先生には、これは骨格の問題だから(顎が小さい)どうしようもないと言われたので仕方ないのかと諦めていましたが、矯正で治るのかと期待してしまいました。

上顎骨の拡大では治らないのですね、信じてしまうところでした。ご相談させて頂き本当に良かったです。
耳鼻科で相談してみようと思います。

ありがとうございました。



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