はつこさんの相談

カテゴリ：効果

口が閉じにくい

10代前半に非抜歯で矯正しましたが、口呼吸が治らず口が閉じにくい(梅干しになる)ために抜歯ありの成人矯正を開始しました。1年半経ちますが梅干しが治りません。上下にアンカースクリューもしています。裏側の歯茎を焼いて器具をつけること、ネジを付け替えることも検討されています。梅干しは抜歯をしても治らないケースがあるのでしょうか。

読ませていただきました。

あります。上下顎骨の差が大きいのではないでしょうか？骨格性上顎前突症です。歯の移動では解決できないほど、上下顎骨に差があると考えられます。特に下顎骨の後退です。

治療が成功する事を祈っています。
  • はつこ(30歳 女性 自営業 ）
  • 2020年08月16日09時20分
福井先生、ご回答ありがとうございました。
ご返信ありがとうございました。補足させて頂きます。アンカースクリュウに過大な期待を寄せているように感じる質問が多くなっています。アンカースクリュウを使用しても骨格には何ら作用はありません。歯を牽引するための装置に過ぎません。必ず必要という事もありません。

下顎のオトガイ部に梅干し状の筋肉の緊張ができるのは上下口唇を閉鎖する時に上口唇はほとんど動かずに下唇を押し上げる事によって閉鎖します。上下口唇が出あう場所は上顎前歯の切縁から1�个阿蕕ぞ緤�です。下唇は上顎前歯の切縁をおおっています。

記載させて頂いたように日本人は下顎の劣成長による上顎前突が非常に多いです。実際には下顎後退といった症状です。上下顎骨の前後方向での差が大きいと上顎前歯を内側に移動しても改善できない事があります。

さらに上口唇が短い時も同じようになります。鼻の下が短い場合も梅干し状の緊張ができやすいです。

追加、補足させて頂きました。
  • はつこ(30歳 女性 自営業 ）
  • 2020年08月16日20時59分
追加でもご丁寧に教えていただきありがとうございます。アンカースクリュウでガミースマイルが改善されたことは嬉しいことですが、あくまで歯の牽引と捉えておくことが大事なのですね。確かに、上口唇が短いと担当医に言われました。口呼吸を改善しにくいのは残念ですが、見た目はかなり変わってきたので前向きに捉えようと思います。

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