sanctuary03さんの相談

カテゴリ:抜歯について

矯正に伴う7番抜歯について

上顎前突と開咬の為、上2本を抜歯しての矯正を提案されています。
抜歯には抵抗があるのですが、どうしてもという場合は4番は治療痕なしの為、座右それぞれ銀のインレーとクラウンになっている5番が良いと伝えました。
すると神経を抜いてある銀のクラウンの7番を抜歯する方法もあると言われました。
親知らずが将来的に奥歯の位置に生えてくるかもしれないとのことですが、生えてこなかったらどうするのでしょう?
右はまだ少しも生えておらず、斜めに埋まっている状態で、左は過去に抜歯しています。
そもそも7番抜歯というのは現実的な方法なのでしょうか?
もう一度カウンセリングに行く予定ですが、少し先になるので、こちらでご意見を聞かせていただければと思います。
よろしくお願い致します。

読ませていただきました。

開咬なら考えられます。前歯部開咬ですね。噛んでいる奥歯を抜くという方法はあります。噛んでいる歯がなくなれば前歯が噛んでくるという事です。当たっている物がなくなれば、その分は当たっていない部分が当たるようになります。

開咬は不正咬合の種類の中で出現率が少なく、一般的には治療が難しいとされます。開咬の大臼歯部抜歯はありますが、記載されているように必ず第三大臼歯(親知らず)がはえてくるという保証はありません。

第二小臼歯(5番目)を抜いては前歯から遠すぎる。そこえ健全歯でも第一小臼歯を抜歯すると言ったのだと思います。

治療が成功する事を祈っています。
  • sanctuary03(29歳 女性 OL )
  • 2020年06月16日19時27分
ご回答ありがとうございます。
何院も周って初めて言われたので驚いたのですが、あり得る話なのですね。
親知らずが生えてこなかった場合、奥歯を1本失ったままで大丈夫なのでしょうか。
また5番抜歯では上顎前突と開咬に大きな改善は見込みにくいのでしょうか。
ちなみに左は0.5本分、右は1本分の噛み合わせのズレがあるそうです。
お手数ですが、ご回答頂けますと幸いです。
よろしくお願い致します。
ご返信ありがとうございます。

矯正歯科医は抜歯する歯を選択する時に第一優先する事は歯の健康から考えて将来長持ちしない歯を選択します。次に矯正治療の効果が高い歯です。

成人の矯正治療の場合は矯正治療にとって理想的な歯の抜歯ができない事があります。これが成人矯正の難しさです。そこで第二大臼歯を抜歯するという事を言われたのだと思います。1980年代に開咬治療ではDr.Kimのマルチループというテクニックと彼の考え方が出てきました。この考え方は今でもあります。今流行りのいかがわしい治療法ではなくてきちっとした国際的なジャーナルに掲載されました。このテクニックでは第二大臼歯や第三大臼歯(親知らず)抜歯して治療します。その先生はこの事をご存知だったのかもしれません。この考え方に当てはまる症例でしたら私も行います。

第三大臼歯が生えてくるか?というのは断言はできません。しかし、経験としてレントゲン写真などの情報から生えてくる可能性が高いという判断をしたのだと思います。確実にはえて来るとは言えません。

治療が成功する事を祈っています。
  • sanctuary03(29歳 女性 OL )
  • 2020年06月19日12時15分
ご回答ありがとうございます。
先生の回答を拝見して理解が出来たので、再度カウンセリングでよく話を聞いてみることにします。
度々の質問で恐縮なのですが、一般的に4番と5番と7番、それぞれを抜歯した場合の仕上がり(口元の下がり具合など)には違いがあるのでしょうか?
カウンセリングを受けた医師には、いずれも口元は同じ位置まで下がるが、治療期間に違いがあると言われました。
しかし、ネットでは4番手抜歯が一番口元が下がるとあり、疑問です。
先生のお考えをお聞かせいただけたら幸いです。
よろしくお願い致しますの
その通りです。4番なもっとも前歯に近い歯です。4番を抜歯すれば抜歯した歯の前方に6前歯、後方に5.6.7の大きな歯が左右で6本あります。単純に6対6です。5番を抜けば先に4番を5番の位置まで移動しなければ6対6になりません。そこで治療期間がかかるという事です。7番目は前歯からかなり遠いですね。歯は大きいので場所は大きく作れます。

実際にはこんな単純には行きません。また成人の矯正治療の場合は理想的な歯を抜いて治療できるわけではありません。

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