なべさんの相談

カテゴリ:治療後、アフターケア

矯正後の違和感

はじめまして。

私は4年ほど前に東京で矯正を初めて、その1年後石川に引越ししたため地元の歯科医院で矯正を行いました。

最初のカウンセラーなどで少し出っ歯であるけど非抜歯でできないことも無いという事で、歯を抜きたくなく、あまり出っ歯を気にしていなかったので非抜歯にて矯正を行ったのですが、最近下あごに違和感があり何と言うか疲れます。

奥歯で噛んだ場合、上の歯の1-3と下の歯の間に若干の隙間があり奥歯を強く噛みすぎてるような感じがします。前歯で噛むには下顎を少し前に出さないと噛めません。

これは矯正失敗なのでしょうか?
見た目はこちらも非抜歯ならこんなものかと了承はしていたのですが、正直抜歯してやるべきだったかなと後悔の気持ちもあります。
最悪、抜歯してもう一度矯正しても仕方ないかなと思っているのですが、保定時期の途中からそこの歯医者には行かなくなってしまい行きづらいのですが行くべきですかね?

正直初めに行っていた矯正歯科と比べて、予約して行ったのに長い時間待たされたり、ワイヤーの交換だけでブラケットのクリーニングをしてくれないなど、もう一度やるなら別の矯正専門の所でやりたいのですがその場合は自分の前の資料などを貰えばいいのでしょうか?

それと2度目の矯正をすると歯根吸収のリスクもあると聞いたので、見た目に関して少し気になる程度ならばやめた方がいいのでしょうか?

どうすればいいのか分からないので、どうか回答を頂ければ助かります。よろしくお願い致します。

読ませていただきました。

下顎がもっとも後方に下げて噛んでみてください。その時に上顎前歯と下顎前歯に前後的な差がありますか?少し後方に下顎は下がり出っ歯になりますか?

おそらく噛んでいるのが前方位で噛む癖があったのではないでしょうか?これはよくあります。日本人は下顎骨の成長が白人などに比べて劣ります。そこで下顎を前にずらしてかんでいる患者様は多くいます。下顎が後退しているのをカモフラージュできます。長年その行為をしていると前で噛んだり、後ろで噛んだりします。これを二態咬合と言います。真の位置は後方です。下顎が正常な位置ならほとんど後ろには下がりません。

もしその症状が大きい場合は上顎の第一小臼歯などを抜歯する可能性はあります。

歯根吸収のリスクですが、2度目の矯正治療前に精密検査をします。その時のレントゲン写真で明らかになります。もし歯根吸収があれば担当医が治療しない方がよいと説明してくれます。前回が非抜歯でそれほど移動距離もないと思うので心配いらないと思います。

治療が成功する事を祈っています。
なべさん
ご質問ありがとうございます。回答させていただきます。
再矯正についてですが、2度目の矯正(再矯正)によって歯根吸収が起こりやすいということはないと思います。
ですので、それを理由に再矯正を踏みとどまる必要はありません。

また、再治療をする上で、1度目の治療前の状況は参考にさせていただくと診断の参考になる場合がありますので、
差し支えなければご用意いただけるといいかと思います。ただ、再矯正するために再度検査もしますので、行きづらくなっている
歯科医院とコンタクトを取って無理してまで資料をお取りいただく必要はありません。
無事に満足いく結果になることをお祈りしています。

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