ともさんの相談
外科矯正をすべきかという判断につきまして
初めてご質問させていただきます。お手数おかけしますが、アドバイス等いただけましたら幸いに存じます。
歯の状況:
・前歯の横(2番)が両方ともに叢生?(後ろに引っ込んでいる、特に片方が大きく引っ込んでいる)、下の前歯1本(1番)が少し引っ込んでいる
歯医者様の診断:
・3医院巡り、2医院(認定医)からは抜歯(3-4本)をしたうえでの外科矯正もしくは表側矯正を、1医院からはインビザラインでの矯正を進められている状態
私の要望:
・歯並びはきれいに治したい
・もちろん合わせて顔の形、見た目などもよくなるのならこしたことはない
・なるべく早いかつ、目立たない方法が本当は良い(ただ裏側はそもそも状況的に厳しそう+かなり辛いようなのであきらめ気味)
・お金は気にしていない
以上が状況となります。
今は、外科矯正もしくは表側矯正をするしかないかなと考えております。
ただ2医院どちらも、現状はどちらも可能な状態(保険適用は認められる、一方で顔が酷く非対称などの問題はなく、無理にという感じでもない)であり、選んでほしいと言われております。
お金に関しては、あまり気にしていないこともあり、外科矯正と表側矯正の違いは見た目の改善+手術の辛さをどう考えるかだと理解しております。
そこでご相談なのですが
・外科矯正をした場合、と抜歯を行った上での表側矯正の場合はそこまで見た目に差がでるものなのでしょうか。またそれはどういう顔?の場合に良くでるものなのでしょうか(上記の1医院は出ない、1医院は出ると仰っており判断がつかず)
・外科矯正を場合術前矯正で受け口?のようにすると伺ったのですが、それは見た目的にもかなり違和感のある形なのでしょうか。
・外科矯正と表側矯正の比較にあたってほかに考慮すべきものはありますでしょうか
・上記の要望を満たしたそれ以外の手段は何かあるのでしょうか。
以上、長文となり恐縮でございますが、何卒宜しくお願い致します。
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- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- （ 神奈川県 横浜市鶴見区 ）
- 2020-05-08 16:00:00
読ませていただきました。
外科矯正と一般的な矯正治療のボーダーライン症例との事ですね。少し下顎前突の傾向があると推察しました。そこでとも様ご自身が何を気にするか？と言う事になります。下顎骨を後方に移動したい。あるいは上顎骨を前にだしたい。大きく横顔を変化させたいという事なら外科矯正です。
外科矯正になった場合は手術前の矯正治療中に受け口（反対咬合）になります。骨の移動量に合わせて前歯を反対にします。その時期は少し辛いかもしれません。
費用を気にされないなら裏側からの矯正治療＋外科手術という方法はあります。これだと審美的です。しかし、保険の適応になりません。高額な治療になります。私ども歯科医院ですと年に数例はあります。
繰り返しになりますが、顎まで変化させたいと希望されるのなら外科です。口もと、歯並びをというのでしたら矯正治療だけです。それでもアライナー型（マウスピース様の装置）はお勧めしません。リンガルブラケットを含むブラケットとワイヤーでの治療をお勧めします。
治療が成功する事を祈っています。
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- Silver Lace矯正歯科
- （ 埼玉県 さいたま市浦和区 ）
- 2020-05-08 17:06:00
一般的には、表側矯正を含む歯だけの矯正では治し切れないような咬み合わせや歯並びに対して、顎骨の手術とセットにして行なわれる歯科矯正のことを外科矯正と言いますが、相談者さんの場合は、どちらでも適用できそうなボーダーライン上の症例なのだろうと思われます。
外科矯正した場合と、表側矯正の場合とで見た目に差がでるかどうかですが、どういう治療的ゴールを目指すかによって違います。要するに、差を出そうと思えば出せるし、出したくなければ出さないようにもできるということです。
もともと受け口傾向にある患者さんは、外科矯正の術前矯正で受け口がひどくなりますが、下顎が小さくて外科矯正をするような場合には、逆に出っ歯がひどくなったりします。見た目の違和感に関しては、上下の顎の骨が前後にどれだけズレているかによりますので、個人差が大きく、何とも言えません。
どこの医院でもできるというものではありませんが、表側矯正でできることは裏側矯正でも可能だと思います。ただし、裏側矯正と外科矯正を併用すると保険が効かなくなったりします。またこれも保険外になりますが、顎の手術を先にして術前矯正をしないサージェリーファーストという外科矯正のやり方もありますので、調べてみてはいかがでしょうか？ご検討下さい。
