ひかはるさんの相談
カテゴリ:装置・治療法
6歳骨格性反対咬合の矯正について
4月から小学校へ入学するこどもの反対咬合の矯正についてご相談です。
近所の歯科医院にて3歳からムーシールドを試して効果が得られず、専門医を紹介されました。骨格性反対咬合とのことで、今は何もできることはないと言われました。レントゲンの結果、上顎が未発達のため、大人の歯が出てくるすき間が無いことも指摘されました。
すべて生え揃ってから外科手術をするしか方法が無いと言われたため、他に4院へ相談に行きました。
そのうちの1つの先生には手術回避の可能性を示されましたが、予防矯正で44万円と、毎月5500円の調整料を提示され、15歳までの9年近くの調整料を考えると100万円を超えることになります。それが第1期の金額で、第2期はさらに同額の提示でした。
必ず治るとは言えないことは承知の上だとなおさら高額なため、迷っております。
よく噛めないことで慢性便秘もあり、見た目の問題はもちろん、生活の質をどうにかして上げてあげられないか、と思っております。
この歯科医院の金額は妥当なのでしょうか?
骨格性反対咬合であっても、今の時期にしてあげられることがあるというのは本当でしょうか?
手術を回避するためにできることはありますか?
完璧でなくとも、噛めるようになることができれば良いと思っています。
アドバイスをよろしくお願いします。
- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- ( 神奈川県 横浜市鶴見区 )
- 2020-03-31 12:42:00
読ませていただきました。
金額的には妥当だと思います。もっと高い歯科医院もあると思います。
この年齢から手術の時期、18歳まで待つというのは辛いですね。まず上顎骨ですが前方牽引したり側方に骨を広げる事が可能です。上顎骨前方牽引というのは効果があります。もちろん患者様の努力も必要です。
上顎骨は10歳頃まで前方に成長します。骨格性の下顎前突を治療するにはよい時期です。それ以後13歳から15歳頃までは下顎骨が成長します。小学校卒業時にまだ反対咬合(受け口)であればそれ以後の改善は難しいかもしれません。ここで再診断となると思います。
できればその時に外科矯正だという判断をしたいですね。6歳ですと私はまだ可能性があると思います。
治療が成功する事を祈っています。
金額的には妥当だと思います。もっと高い歯科医院もあると思います。
この年齢から手術の時期、18歳まで待つというのは辛いですね。まず上顎骨ですが前方牽引したり側方に骨を広げる事が可能です。上顎骨前方牽引というのは効果があります。もちろん患者様の努力も必要です。
上顎骨は10歳頃まで前方に成長します。骨格性の下顎前突を治療するにはよい時期です。それ以後13歳から15歳頃までは下顎骨が成長します。小学校卒業時にまだ反対咬合(受け口)であればそれ以後の改善は難しいかもしれません。ここで再診断となると思います。
できればその時に外科矯正だという判断をしたいですね。6歳ですと私はまだ可能性があると思います。
治療が成功する事を祈っています。