みいさんの相談
カテゴリ:治療後、アフターケア
外科矯正の術後矯正について
- 投稿者 みい さん [23才 女性 会社員] 2020/03/02/ 20:42
- カテゴリー 外科矯正 治療後、アフターケア 治療中
1年前に受け口を治すために外科手術を受けました。
外科矯正を受ける前に術前矯正をすると思うのですが、その時に上の前の方の歯が出ているのが気になり2本抜いて下げてもらうことにしました。しかし手術のための時間を取るタイミングが無くその抜いた部分を埋める前に先に下の顎を下げる手術をすることになりました。先生からは先に手術をして次は上が出っ歯になるかもしれないけど術後矯正で下がるからという説明をされていました。そのまま手術をし今1年ほど経っているのですがまだその抜いた部分は埋まっていない上に後ろの歯を前に持ってきて埋めると説明されました。下の歯は上の前歯のすぐそこにあるので素人目に見ても上がこれ以上下がるわけがありません。噛み合わせも悪く中心も揃っておらず口元が出ているような気がするのでこれはどうなりますか?と聞くと下の歯を2本抜くしか無いと言われました。せっかく下顎を手術して下げたのに2本抜歯をするなんてと思いますし最初の説明と違います。このような場合どうすればいいのでしょうか?抜歯を勧められているのですが抜いてしまうとどうにもならないのでどうすればいいのか悩んでいます。また「噛み合わせの改善」「中心を揃える」「口元が右寄りなのを治す」「上の前歯を下げる」ということをしたいです。
- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- ( 神奈川県 横浜市鶴見区 )
- 2020-03-03 12:41:00
読ませていただきました。
“手術のための時間を取るタイミングがなく”という部分が原因でしょうか?上顎の隙間を残した位置、すなわち上顎前歯が後方に移動しきっていない位置に下顎骨が手術によって移動させたという事のようですね。その手術のタイミングというのが残念な気がします。
そこで現在の状況ですが下顎前歯は後方に傾斜させる事ができるのでしょうか?できるのなら可能です。担当医はその前歯の角度を見て言われているはずです。
実は骨格性下顎前突症(骨格が原因の受け口)の場合は下顎前歯は後方に傾斜している事が多いです。従って下顎の小臼歯などは抜歯しません。後方に傾斜している下顎前歯は前方に傾斜させます。これに対して上顎前歯は前方に傾斜しています。上顎は小臼歯などを抜歯して後方に移動させる事をします。骨格性下顎前突の患者様の上顎前歯は前方に傾斜していて、下顎前歯は後方に傾斜している。それでも受け口になっているので手術が必要になるというわけです。
みい様の場合、その下顎前歯を小臼歯などを抜歯して内側に移動させる。そして上顎前歯も後方に移動させるという事をすると言う事です。下顎前歯の歯軸角度がまだ後方に傾斜、移動できる角度であれば大丈夫です可能です。これ以上は拝見しないとなんとも言えません。
治療が成功する事を祈っています。
“手術のための時間を取るタイミングがなく”という部分が原因でしょうか?上顎の隙間を残した位置、すなわち上顎前歯が後方に移動しきっていない位置に下顎骨が手術によって移動させたという事のようですね。その手術のタイミングというのが残念な気がします。
そこで現在の状況ですが下顎前歯は後方に傾斜させる事ができるのでしょうか?できるのなら可能です。担当医はその前歯の角度を見て言われているはずです。
実は骨格性下顎前突症(骨格が原因の受け口)の場合は下顎前歯は後方に傾斜している事が多いです。従って下顎の小臼歯などは抜歯しません。後方に傾斜している下顎前歯は前方に傾斜させます。これに対して上顎前歯は前方に傾斜しています。上顎は小臼歯などを抜歯して後方に移動させる事をします。骨格性下顎前突の患者様の上顎前歯は前方に傾斜していて、下顎前歯は後方に傾斜している。それでも受け口になっているので手術が必要になるというわけです。
みい様の場合、その下顎前歯を小臼歯などを抜歯して内側に移動させる。そして上顎前歯も後方に移動させるという事をすると言う事です。下顎前歯の歯軸角度がまだ後方に傾斜、移動できる角度であれば大丈夫です可能です。これ以上は拝見しないとなんとも言えません。
治療が成功する事を祈っています。